このレビューはネタバレを含みます
企業連続爆破事件を起こした東アジア反日武装戦線のメンバーを扱ったドキュメンタリー。別に探してなかったです。韓題なり英題は「東アジア反日武装戦線」とシンプルなようですが。
インサート映像の風景がやたらに美しかったです。場所はすぐには分からない作りになっていますが、印象的。
内容はほぼ事件のおさらいに終始し、犯人らの思想面や人間性が掘り下げられることはありませんでした。真新しい情報もありませんでした。
おそらくは日本人をターゲットにしておらず、事件を知らない韓国の人々に対して、過去日本に反日かつ反資本主義を標榜した集団がいたという事実をもって訴求力を持たせようとしたのかと想像。
終わってみれば非常に皮相的で、特に得られるものはなく、画の美しさが勿体ないなあ、というだけの映画でした。