邦画にも視聴者に深く考えさせるようなSFファンタジー映画があるんですね。とても嬉しいです😄。人類初の不老不死となった女性の人生を描く映画です。
出産直後の息子を置き去りにし、ダンサーをしていたリナ（芳根京子）は、遺体を生前の晴れ姿のまま保存できるボディワークスの仕事をします。不老不死の研究を完成させた天音は、リナと共に不老不死の処置を受け、2人は結婚します。そして、リナは、人類史上初の永遠の命を得た女性となります。
芳根京子さんが、17歳から100歳位まで、様々な年代を演じています（見た目は歳を取りませんが）。特にダンサー時代の動きや、年をとった時の雰囲気が上手いなあと思いました。
リナは、出産や再会や死別などを通じて、周囲の人々と様々な経験し、そして最後に大きな決断をします。自分が年齢を重ねるにつれて、身近な人々がだんだん亡くなっていくことで、きっと満足して、十分に得たものがあったんだろうなと思います。
近未来の世界だからかもしれませんが、SF的な描写はあまりなく、日常を感じる風景が広がっています。例えば、フィルムカメラで写真を撮ったりもしています。そんなところから、身近に感じられる世界の映画でした。
よくこの映画を作ったなと思います。こういうSF映画を見ると、個人的には、今後の邦画に期待出来てとても嬉しいですね😄。
新しいアプローチで、人生や死について考えさせられる見応えのある映画だと思います🤔。
