horahuki

Porno(原題)のhorahukiのレビュー・感想・評価

Porno(原題)(2019年製作の映画)
3.5
自分の“闇”を受け入れよう!

舞台は92年。終業後の映画館。スタッフたちが「何見る?」と悩んでたら、秘密の部屋から謎のフィルムを発見。「コレなに…?」と早速かけてみると、エロいアートフィルムだった。そしたら映画の中のサキュバスが現実に召喚されちゃって、映画館が阿鼻叫喚地獄絵図になるティーンコメディホラー。

ポルノとかいうそのものズバリな潔いタイトルだけど、ポルノ的なものは期待しちゃダメなやつ。でも多分日本に入ってきたらモザイクだらけで魅力の半分も伝わらないんじゃない?って思うくらいには攻めたお下品映像の数々!

以下、自分で書いてて引くくらいにお下品な内容なのでスルー推奨です!




サキュバスさんがどエロで、男の姿にも女の姿にも変身して男女問わずにあの手この手でスタッフたちを誘惑しまくってエロ行為突入!

ポルノ的なことはしないのだけど、チ◯コのドアップなんて朝飯前で、もちろんチョンパあり。切断後のナニまでしっかり見せてくるという、どこに気合い入れてんだって内容!🤣コレほんとにティーン向けなの?

サキュバスさんはだいたい全裸で登場なのは勿論のこと、人間のキン◯マを遠隔で爆発させるとかいうアホすぎる能力持ち!しっかりと爆発したあとのソレを無修正ドアップで写しつつ、爆発して袋からポロリと出ちゃったタマ本体を破けちゃった袋に戻そうとするとこまでしっかりドアップ🤣🤣こんな映像初めて見たわ!😂ここもし日本版出たら全画面曇るんじゃないかな笑

そんな悪ふざけ全開なゲテモノ映画でありながら、テーマは至極真っ当!

スタッフたちは人には言えないような秘密をそれぞれ抱えていて、キリスト教的・旧来的な価値観によって本当の自分を心の奥に押し込めて生活している。それを反対概念であるサキュバス・悪魔サイドによって解放させ、あるがままの自分を認めて受け入れよう!っていう超ポジティブな映画。不浄だと蓋をされるポルノ(闇)も賞賛されるアート(光)も結局は同じもの・自分次第。自分の中の“闇”だと思ってるモノは全然闇なんかじゃなく、自分自身が受け入れれば“光”だよって感じ。中にはガチ犯罪くんもいたから何か良くわかんないけどね🤣
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