トランスマスター

ブラフマーストラのトランスマスターのレビュー・感想・評価

ブラフマーストラ(2022年製作の映画)
4.0
♯106 愛こそ全て

舞台は現代のインドムンバイ
主人公は孤児院育ちのDJジヴァ
ヒロインは美人お嬢様イーシャ
ヴィランは美魔女ジュヌーン
古代の神々の武器「アストラ」を巡り繰り広げられる戦いを描いたダンス、純愛、ヒーローの要素を集めた壮大な叙事詩です。

三部作なので次作のために
アストラ備忘録

アグニヤストラ→主人公の属性。
炎を操るアストラ

ヴァーナラーストラ→ハヌマーンのスタンドが出る。猿系アストラ

ナンディアストラ→雄牛のスタンドが出る。怪力系アストラ

プラバーストラ→アル・パチーノに似たグル(師匠)が使う光の剣アストラ

ガジャーストラ→象のアストラ、堅牢な盾を張り巡らせるアストラ

ナーグダヌシュ→蛇の矢 ホークアイ系の能力

◆良い点/注目ポイント
・冒頭に20世紀FOXのようなロゴで
『Star Studios』という映像が流れたので調べたらなんとディズニーの子会社でした。
なのでMARVELレベルのCGや、
グルの本拠地”アシュラム”はそのまま
『X-MEN』の”恵まれし子らの学園”
シヴァとヴィランのボスデーヴとの関係性、
エンドロール曲の『ズートピア』感も納得です。
・前半のシヴァがDJをしているパーティーでシヴァ像が、巨大ラーヴァナ像を火の矢で射抜く演出はただカッコイイです。
・最近のインド映画はダンスシーンが少なくなって物語が中断されなくて快適です。

◆改善点
・シヴァとイーシャの音楽PVシーンが多過ぎて睡魔に襲われます。

◆総括
・私が初めて観たインド映画は、
『ムトゥ 踊るマハラジャ』です。
あれから『バーフバリ』や『RRR』に進化するまでのスピードが凄いと思います。
さすが映画大国インド!

本作は
①長時間視聴に耐えられるMな方
②MARVELが好きな方
③「女神転生」が好きな方
にオススメです。

-2023年106本目-