このレビューはネタバレを含みます
2024/02/03鑑賞。58点。
・既視感あると思ったら小山力也×エクソシストは【コンスタンティン】だからか
・【トレーニングデイ】×【エクソシスト】
〈あらすじ・ネタバレあり〉
1995年10月。
ローマ教皇がアメリカに来訪する。
同じ日のメリーランド州では、ルイス神父と新人のピーター神父が少年・ニコラスに憑依した悪魔を祓おうとしていた。
しかし、悪魔はニコラスの母親が持つ十字架のアクセサリーを念力で引きちぎると、ルイスの首に突き刺す。
ピーターは何とか悪魔を祓おうとするが、結局失敗してニコラスの全身が燃える。
現在のメリーランド州。
12歳の少年・チャーリーが悪魔に憑依され、両親と姉を殺害する。
その後、チャーリーは逮捕される。
2日後。
成長したピーター神父(演. ガイ・ピアース)は、エクソシストとして名高い、そして常識にはとらわれない型破りな人物として知られていた。
神学校を卒業したばかりのダニエル神父は、大司教の命令でピーターに師事することに。
バチカンは、悪魔祓いによって死亡事件が起きていることからエクソシストの育成に消極的なため、司教区で育成している現状。
ピーターとダニエルは、2日前に起きたチャーリー事件の現場である彼の自宅に向かう。
ピーターの指示で、1人で部屋の中に入ったダニエルは、部屋の状況から事件当日のヴィジョンを観て、悪魔がチャーリーに憑依して事件を起こしたと察する。
ピーターとダニエルは、悪魔の仕業である証拠を掴むため留置所に向かう。
ここでもダニエルは、1人でチャーリーと面会をするよう指示される。
チャーリーと話したところ「ある夜眠っていると、男が胸を押さえつけてきた。その男とは【スケート・シティ】で出会った」とのこと。
悪魔はチャーリーの体を乗っ取ってダニエルに襲いかかり、「受け入れろ」と言う。
警官によってチャーリーは取り押さえられ、ダニエルは悪魔の憑依を確信する。
次にピーターとダニエルは、【スケート・シティ】に向かう。
スケート・シティでチャーリーの友人たちを見つけたピーターとダニエルは、彼らから"チャーリーがウィジャ盤をプレイした"と聞き出し、それがきっかけで悪魔を召喚してしまったと知る。
ピーターとダニエルは拘置所に向かい、チャーリーとの面会のチャンスを得る。
チャーリーは、スケート・シティで出会った男の特徴を話し始めるが、途中でやめる。そして、精神分析医や警官たちを次々と殺害し、ピーターの顔を見て「あの男だ」と言う。
ピーターは、精神安定剤をチャーリーに飲ませて落ち着かせ、自宅に連れ帰る。
ダニエルが悪魔祓いを行うことになるが、祓うことが出来ずチャーリーの皮膚が焼け爛れていく・・・。
ダニエルは、ピーターから最初に教えられた"悪魔は予想もしない人間に憑依するものだ"という言葉を思い出す。
悪魔はピーターに憑依していたのだ・・・。
1995年の一件で悪魔に憑依されていたのはニコラスではなく彼の母親だった・・・しかし、悪魔に騙されてニコラスを殺してしまったピーターは、心の弱さを見抜かれ、罠を仕組んだ悪魔に憑依された。
以来ピーターは、神父のフリをしつつエクソシストを堕落させて、"教会を内側から崩壊させられる悪魔の軍団"を築いてきた。
ダニエルは、持っていた十字架でピーターの喉を突き刺して殺す。ピーターは死に際に、「感謝する・・・」と言って絶命。
ピーターに憑依していた悪魔はダニエルを狙うが、彼の強い信仰心に敗れて死滅する。
ピーターが多くのエクソシストたちを騙して"悪魔に憑依されていない人間"に悪魔祓いを行い、その結果今度はエクソシストたちが悪魔に支配されていると判明した今・・・ダニエルは、"悪魔の軍団"に堕落したエクソシストたちを倒すことに決める。
