クレストーンのJayaのネタバレレビュー・内容・結末

コロラド州クレストーンの砂漠で自給自足する人たちに密着したドキュメンタリーという体のお話。本当にここで暮らしているのかは分かりませんでした。

風景の美しさはあるものの、絵葉書的な美しさ。画面のエフェクトも色々趣向を凝らしてますが、紹介クリップ的な面白みはあっても映画としては今一つ。

モノローグで話を保たせてますが、監督の声と住人の声が入り混じってとっ散らかってる印象。そもそも監督が何で撮ってるのか分からないので、「お前誰やねん」感がありました。

ラストの盗みに入るときのネタばらし的なカメラの位置、それはやっちゃいけないんじゃ。真偽定かならぬままにしないと、そもそものリアリティが無ければ全て消し飛ぶような映画なのに。

生の倦怠感だとかを表すには上滑りしていて、意図される形では全く伝わってこなかった映画でした。青臭いとまではいいませんが、何だかなあ。