この映画はイ・ソンミンさん主演のホラーサスペンス映画。
今から2500年前、人間界に魔物が現れた。人々を魔物から救うべくお釈迦様は魔物の黒い目と赤い目をくり抜き閉じ込める。赤い目の方はくり抜く際に逃げ7人の人間に憑依していく。そして8日目の夜に観念して自分から入り封印された。
黒い目は東の断崖にある場所、赤い目は西の砂漠の中に入れ、その際2つの目が交わらないよう2人の弟子に注意した。
時は経ち2005年、砂漠に埋められているという赤い目を発見した教授。伝説は本当であると証明するため調査するも失敗し、捏造、偽造なのではと世間から批判されたのであった。
その14年後の2019年。皆既月食のため月が赤くなった夜、教授はある儀式を行い赤い目を復活させようとする。
失敗に見えたがなんと赤い目を復活させることに成功。
同時刻に断崖の寺院にいる僧侶が嫌な予感を感じ弟子に元僧侶にあるよう促す。
僧侶の若い弟子と元僧侶が会い2500年の時を経て復活しようとする魔物を食い止めるべく奮闘する。
これは伝説と思われてきた魔物が現代に現れ、完全体となり復活しようとするのを元僧侶と青年が防ぐお話。
うーん。お話がとても複雑というか大まかには分かるんですけどとても難しい。
仏教観について詳しく理解している方ならついていけそうなお話ですが私は仏教についてあまり詳しくないので完璧に理解は出来ないです。
そりゃ警察側も魔物について知らないから変死体とか共通点あっても分からないよね.. 私が警察官側でも分からない笑
7人の体に魔物が入る際どうやって憑依するのかが直接的に描かれないから残念。そのため怖さも半減。
ホラーサスペンスというジャンルですがホラー的要素はほぼなくサスペンスといったところです。雰囲気とか憑依した人間など不気味な所がありますがホラー苦手な方でも止めないで見ることができると思います。
サスペンスものが好きな方や魔物など伝説に関するお話が好きな方にオススメな作品だと思います!