横浜流星好きの娘のリクエストで鑑賞🎦

映画館に行く予定の作品だったので映画館で観なくて良かったぁって思いました😅
私はギャンブルやったことないのでわからないんですがカイジとか賭ケグルイとか好きな人なら好きなのかも🤔

ラスボスにミスチル櫻井の息子はちょっと弱い気がした😅
続編あるのかな🤔

全然知らない俳優が
俺はだれなんだ！
って叫ぶシーンがあったんだけど、
知らんがな🤣って突っ込んでしまった😁　　

『嘘喰い』
製作年 2022年。上映時間 119分。
映倫区分 G.
『ヤングジャンプ』で2006～17年に連載された迫稔雄の人気ギャンブル漫画『嘘喰い』知らなんだが、イケメン格闘家俳優横浜流星主演で実写映画化。
監督は中田秀夫。
通称『嘘喰い』と呼ばれる主人公の天才ギャンブラー、斑目貘が、日本の政財界や裏社会を支配する闇ギャンブル倶楽部で命懸けの危険な勝負に挑む姿を描く。
隆臣役で佐野勇斗、鞍馬蘭子役で白石麻衣が共演。

絶大な支配力を誇る闇ギャンブル倶楽部『賭郎』。
一世一代の大勝負に敗れて会員権をはく奪されてしまった『嘘喰い』こと斑目貘だったが、新たな会員の佐田国一輝が倶楽部を荒らしていると聞き、再び姿を現す。
闇金から貘に救われた負け組の青年・梶隆臣、闇カジノのオーナーでヤクザ組長の鞍馬蘭子と協力した貘は、欲望にまみれた超一流のイカサマ師たちを相手に、敗者には残酷な死が待ち受ける危険なデスゲームに挑む。

※残念ながら漫画は読んでいません、ただ単に横浜流星主演でしたので見ただけの、にわか『嘘喰い』感想ですので、また、漫画及び今作品を愛されてる方は、辛辣な感想になってますのでどうか愚鈍な者の文章とお許し下さい。

もう、時効ですので書けますが、小生はチビッ子の頃にドンジャラ(ドラえもんキャラたちが描かれた麻雀)や人生ゲーム(ボードゲーム)から賭け(幾ばくかの銭を賭ける)を覚え、公営ギャンブルやパチンコ・パチスロに嵌まり、そこからは、サイコロを使ったチンチロリン賭博や、囲碁・将棋賭博、麻雀(知り合いには漫画のような不正積込をする人もいた)にプールバーでのビリヤードでの賭け、カードゲームでの賭け、挙げ句の二十代前半では、闇スロ(正規のパチスロ店で設置が認められていないハイリスク・ハイリターンの台を取りそろえた違法ギャンブル店)など違法な賭場に足繁に通い、ヘッポコギャンブラーを気取ってた。
確かに、小生よりうんと年上のギャンブラーには自分の勘を信じて勝ち一代を築いたり、生活費を稼げた人は多かった。
しかし、公営、非公営ギャンブルにもデジタルが主流になった頃から、マブの野郎ギャンブラーは少なくなり、街金だけではなく、闇金に走る人や、女子のヒモやええしのこ(良家のお金持ち)坊っちゃんがギャンブラーを騙るようになった。
マブもんのギャンブラーで才覚のある人の多くはギャンブルから足を洗い投資家(ギャンブルには変わりないが)になり、それなりに良き生活を送ってる人も今は少なくない。
小生も二十代半ばで、『呑む』(アルコール)『打つ』(ギャンブル)『買う』(、、、)はキッパリ止め、ヘッポコギャンブラー上がりながら正業をし投資で多少なりとも副収入を得てる。
ギャンブルの勘が働く人は本当にいる。
しかし、デジタルが主流のギャンブルにおいては、なんぼ勘が鋭くても胴元(賭博が行われる場合の主催者)が勝つシステムになっている。
一時期はパチンコ店を荒らしまくった、パチプロ集団梁山泊グループでさえ栄枯盛衰。
残党など乞食や泥棒のような輩が増えたと云う。
梁山泊が得意としていた止め打ち攻略がだんだんと使えなくなったのと、また店側も止め打ちを『攻略打ち』として禁止行為とするところが増えてきたこともあるが、やはりデジタル故に阻止できたのだと思う。
だから、そんなマブの勘のギラギラしてるモノもってる人が生きていけるのは、投資か若しくは、『賭博黙示録カイジ』や今作品のような世界。
そないな世界があるならばの話だけど、まさにうってつけの場所やと云える。
そんな地下をフィールドとした今作品はチョイ期待はしてたが、正直、多くの点で的を外していた。
地下賭博の世界は、物語として多くの可能性を秘めているし、横浜流星の瞳は小生が見てきたギャンブラーのようなギラツキぐ見え隠れしてる(実際にあったらそんなことないかもしれないが)故に化ける可能性があるが、今作品の演出はいい加減な説明文に頼っている。
冒頭で、斑目貘がお屋形様こと切間創一とギャンブル勝負を挑に挑戦し、最終的に彼は追放される様子。
この導入部は、斑目貘と闇ギャンブル倶楽部『賭郎』が何をするのかは見事に紹介されている。
そして、導入部の後に、闇ギャンブル倶楽部『賭郎』がやっていることのすべての説明があります。
今作品は、見せることよりも語ることに頼っているので、没入感のレベルを保証するのは難しい。
斑目貘が闇ギャンブル倶楽部『賭郎』に入り、メンバーの一人を高額なゲームで倒し、ロイヤルリーダーと対決するちゅう導入から始めると、すべてがうまくいったかもしれない。
また、今作品は他の分野では説明不足に陥っている。
唯一の例外は、終盤の対決に向けたババヌキの説明だろうが、それ以外の説明では、良いことよりも悪いことの方が多いと個人的には思った。
このようなドラマや映画作品てはプロット主導型ではなく、キャラ主導型であることが個人的に望ましいと思ってます。
なぜ、そのキャラにとって重要なのかが分かると、そのキャラの動向に夢中になり、物語をより良いものにすることができると思うからです。
しかし、残念ながら、今作品はストーリーが浅い。
斑目貘がなぜギャンブルを愛し、なぜボスキャラを倒そうとするのか、その動機が全く見えてこない。
梶隆臣は今の生活が嫌だから斑目貘のパートナーになりたかったと云うが、なぜそうなったのかが分からないので腑に落ちない。
また、佐田国一輝がフラッシュバックで登場するが、彼の動機がよくわからないまま。
そして、本当に残念なことに、横浜流星の演技はいつも好きなのですが、これは彼の最も弱い役の一つに感じました。
クランクインしたこの頃の横浜流星は運気が悪かったんかななんて邪推してしまう。
しかし、これは彼の最も弱い役の一つで、彼としても与えられた脚本でできることは限られているやろし、精一杯やってたと思う。
白石麻衣、本郷奏多、三浦翔平と実力派俳優も揃っているが、それでも平坦な映画になってしまった。
いい役者でもダメな脚本は救えないと云うことかな。
漫画ならもっと詳しくキャラたちさせてるのかもしれないし、そちらから入った方がいいかもしれません。
しかし、漫画の読者ではないので、この映画を見た後では、原作に目を向ける意欲も起きませんでした。。。

迫稔雄が上梓した同名漫画を、中田秀夫監督、横浜流星主演により映像化したドラマ。
闇ギャンブル倶楽部「賭郎」の会員権を剥奪された主人公のギャンブラー、通称「嘘喰い」こと斑目貘が、再びギャンブル勝負に挑む姿を描く。
原作は未読。
主人公斑目を横浜が演じているほか、佐野勇斗、白石麻衣、本郷奏多、森崎ウィン、櫻井海音、三浦翔平といった若手俳優陣が集結しているなか、鶴見辰吾、村上弘明、徳井優といったベテランが絵を引き締めてくれている。
原作を未読であるが故に、その世界観の再現度や物語の良し悪しは全くわからない状態であるが、冒頭から、その世界観を邦画でよくある台詞で全て説明してくれたため、初心者の私にはとっつきやすかった次第。
横浜演じた主人公は、なかなか魅力的であるとともに、村上演じた賭郎の立会人は、キングスマンに登場しそうなダンディさ。
その他、本郷や三浦が個性的なキャラクターを好演していたのに対し、残念だったのは、主人公のバディ役となった佐野のオーバーアクトと、闇カジノを仕切るヤクザの組長を演じた白石の棒読みであり、この二人が喋り出すと、どうにも学芸会か文化祭を観ているかのような気分になってしまいゲンナリ。
また、物語はギャンブルをテーマとしており、その設定やネーミング等は、いかにも漫画らしいものである反面、描かれる内容は、ギャンブルというよりも、体験型アトラクションやマジックといった印象で、お世辞にもスケール感があるとは言い難いが、これはこれで悪くない。
一部キャスティングに、かなり難があり、映画で観るには厳しいレベルであったが、原作を全く知らない私としては、良い意味でも悪い意味でも邦画らしい邦画であり、邦画エンタテインメント作として、それなりに楽しめた一作。

お兄さん、あんた嘘つきだね。