20世紀博ができてオトナが大ハマり。
東京タワーと20世紀博以外田んぼなのこわ。
すでにディストピアなのこわ。
ヘンダーランドでもあったけど、両親が頭おかしくなるのは見てる子供にとっては相当な恐怖。。。
なんとなく昭和的なものって怖くて不気味だし。子供向けの文化でも。
前半30分はただただ怖かった。
テンポもなんとなく独特で怖い。
ボケも長めに使うの面白いな。
緊急時にひたすらボケる。
30分で20世紀博へ。
これは大人も楽しめる感じになってるな。
というかある程度大人向けだと思う。
特に昭和を生きたこの時期の親世代。
昭和との決別。
いまだによく言われることで「昔は良かった」的な。
平成生まれの人はまだあんまり言っている感じはしないけど、普遍的に子供時代を過ごした時代を懐かしむ感情はある。
それとは別に「時代の高さ」的な、「本当の生の充実」があった時代なのか。
自分的には、懐かしいというより怖いなんだよな、昭和。
大人向けというかひろしみさえ世代向けではある。
タイムスリップして見てみたいはあるかなー。
言ってしまえば、昭和は、最後の過去からの連続性を持った時代だったのだと思う。
現代は過去から切り離された、第二ステージのスタート地点。
伝統や過去の知見が役に立たず、一から塗り替えていかなければいけない。
「怖い」と思うのは、リアルに過去の時代全てが低レベルになってしまったから。
どの時代も現代に比べると圧倒的に下になってしまった。
『他の時代より以上のものであると信じてはいるが、同時に自分が始まりであるとも感じている。しかもそれが断末魔ではないとの確信のないままにだ。』
これからはずっとそうなのだと思う。
もう連続的な変化ではない。
第二ステージもどうして良いか分からず試行錯誤しているうちに、ふとしたことで扉が開かれて、そこからは次の第三ステージ、的な変化の仕方になってしまったのだと思う。
そういった不安が、地続きの時代を魅力的に思わせる。