Mountain

クレヨンしんちゃん 嵐を呼ぶモーレツ!オトナ帝国の逆襲のMountainのレビュー・感想・評価

4.0
チャコちゃんケンちゃん
ごきげんテレビ!!

春日部に突如できたテーマパーク20世紀博。「20世紀博」でのノスタルジー体験にハマったオトナ達は、洗脳され家庭を放棄し始める…。
しんのすけ達は両親を救うべく、20世紀博の企む陰謀に立ち向かう!!



前々から、クレしん映画の中でも高く評価されてるのは知ってたのですが、ようやく観ましたw
クレヨンしんちゃんは好きだけど、なかなかアニメ映画観ないのよね。

凄く良い!
たまらなく良い。

大阪万博も全然リアルタイム世代では無いし、ノスタルジィを感じる年齢では無いんだけど、でもグッとくるものはあるよね。

これは、20世紀少年とか3丁目の夕日なんかにも通ずるテーマですね。

実際、親子連れで観に行ってたなら、親の方も楽しめる内容だったんかなぁ。
むしろ小さい子は楽しめたんだろうか??
とか思っちゃいました。


「テレビアニメの劇場版」といった感じでは無く、単体の作品として楽しめる作りになっていましたね。
アニメの登場人物を配置しつつも、監督のやりたいことをしっかりやる感じ。
「うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー」と近いものを感じました。

クレしんを知らなくても、物語の面白さに
ぐいぐい引き込んでいくチカラがありますよね。


「懐かしさ」の魔力。
なんなんでしょう。もう戻れないあの頃を思い返すと、無性に悲しくなったり。
懐古厨なんて言われ方もしますが、思い出ってのは美化されて人々の記憶に残るんですよね…。






序盤の洗脳されたオトナ達が育児放棄し、20世紀博に向かうまでの描写は、なかなか恐ろしくてトラウマになりそうです。


ひろしが今まで歩んできた人生を振り返る回想シーン。どんだけ泣くんだってくらい、涙ぼろぼろ出ちゃったww

そして、どんなにボロボロになっても走り続けるしんちゃんに感動しました。




観た後の清々しさ。
とても心地良い感じ。

たまにはアニメ映画も悪くないなー。
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