このレビューはネタバレを含みます
PTA作品を劇場で観るのは「パンチドランク・ラブ」以来かも。
期待値が高過ぎたのか、今の自分にはしっくり来なかったのか、世の絶賛されてる状況とは若干距離を感じる。確かに映画的快楽という意味では素晴らしいし、1970年代のLAを様々な角度からキャプチャしてる描写はよかったし、音楽使いは最高だったけど、どこか遠い世界の話というか、瑞々しい青春に心が弾まなかった、残念ながら。
ショーン・ペン、トム・ウェイツ、それにブラッドリー・クーパーが出てるシーンはくだらなくて楽しかっただけに、なんかもっとふわっとした雰囲気だったらよかったのに。
これはきっとノット・フォー・ミーな作品なんだろうな、と思うことにした。
ただ、鑑賞した環境に影響されたりもするから、観直したら捉え方が変わるかも。