とりん

劇場版 おいしい給食 卒業のとりんのレビュー・感想・評価

劇場版 おいしい給食 卒業(2022年製作の映画)
4.0
2023年4本目

TVドラマの第2期を経て、映画化としては2年ぶり二度目となる給食を題材とした作品。
市原隼人の演技や魅せ方といいさすがのクオリティで楽しませてくれた。
今回は給食の味が変わってしまうというストーリーで、またしても教育委員会と先生が一悶着ある。
TVドラマシリーズでは1本30分のため、毎回給食をどう美味しく食べるかの先生と神野とのバトルを楽しむだけではあるものの、映画版はやはりストーリーも重視してくる。
さらに今回では神野が卒業するともあり、その辺りもポイントとなる。とはいえ肝はやはり給食であるので、相変わらずのハチャメチャな感じや市原隼人が魅せる最高の先生は観ていてたまらないし、給食食べたくなる。さらに今回も給食のためとはいえ、ちゃんと生徒を守ろうと動く男気ある姿に惚れ惚れする。
映画版だと神野との友情にも似た描写を見せてくれるのがまた良い。最後の放課後のシーンはグッとくる。
今回で先生は函館に転勤、神野は卒業という形で話的にも区切りがついてしまったのだけれど、個人的には大好きなシリーズなのでずっと続いてほしい。函館編でもいいし、神野が先生になってからの、ダブル先生編でもいいかな。市原隼人も望んでるみたいだし、ぜひ切望である。
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