佐方和仁

デューン 砂の惑星PART2の佐方和仁のネタバレレビュー・内容・結末

デューン 砂の惑星PART2(2024年製作の映画)
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このレビューはネタバレを含みます

映画の終盤は鏡写しのようだった。チャニだけは予言を信じてなかった。ポールが予言者になることも皇帝になることも反対していた。ニ項対立ではなく第三項的な動きをしそうなチャニ。やっぱりチャニがポールのことを殺してしまうのだろうか?それも予言の内なのだろうか。あの教母の目的はなんなのだろうか?敵も味方もなく、どこに向かってるのだろうか?色々気になる。

part2で1番気になった、魅きつけられたのはフレメンの住処にあるあの聖なる水、水が魂であるというところ。

あとは断片的に、ハルコネンの頭が殺されて砂漠に投げ出されそいつの死体の耳の穴に蟻が這っていたこと。耳の穴、砂虫の穴、虚無や空虚さ、近代や資本主義の行き着く先、砂漠と海、鏡写し、鏡のような穴、穴のような鏡、チャニはたぶんその鏡を叩き割りたいのだろう、ワーム、ワームホール、未来を見通す力、やっぱ水のシーンがよかったな。
佐方和仁

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