ゆうさんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

鉄道員(ぽっぽや)(1999年製作の映画)

3.9

久しぶりの日本映画。この時期の日本映画地味に全然見てないので色々開拓したい。まずは有名なこれ。

還暦を間近に迎えた鉄道員の話。

高倉健のシブかっこいい存在感に浸れる。融通が効かなそうな仕事人間だけ
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リリーのすべて(2015年製作の映画)

4.1

すげー映画。静かに繊細にドラマを紡いで行く作品。

ふとしたことがきっかけで女装に興味を持ち、女として生まれ変わりたいと願い始める夫とその妻の物語。

エディ・レッドメインの演技が素晴らしい、女装への
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ムーラン・ルージュ(2001年製作の映画)

3.7

ロミオとジュリエットに引き続き、バズ・ラーマン監督作品のミュージカル映画。

ポスター雰囲気のまま2時間歌って踊ってるような作品。豪華絢爛でビビッドな色彩が印象深い。冒頭のロゴムービーとエンディングで
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ロミオ&ジュリエット(1996年製作の映画)

3.6

現代版ロミオとジュリエット。舞台は現代でギャング同士の争いに変わってるけどセリフはそのままなのでロマンチックな発言を連発するギャングが大量発生し、シュール。

そもそもロミオとジュリエットあんま知らな
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127時間(2010年製作の映画)

3.8

痛そうすぎる。オールドボーイ見た時にも感じたけど。こちらにまで痛みが伝わってくる作品。

岩に腕が挟まった男の脱出劇。挟まっているので動けない。だからワンシチュエーションの1人芝居がメイン。退屈さも出
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ズートピア(2016年製作の映画)

4.5

これはかなり面白かった。なおかつ深い。吹き替え版。

人種差別とか偏見とか取り扱いづらいテーマを見事に子供にも見やすいエンターテインメントとして仕上がっていることがすごい。見事な手腕。

偏見に抗って
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

エマ・ワトソンは美人。オープニングの始まり方好き。

アニメ版に続いてこっちも。字幕版。正統派な実写リメイク。余計な改変はせずひたすらにアニメの世界観をリアルに持っていってる所に好感が持てる。

アニ
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美女と野獣(1991年製作の映画)

3.6

ディズニー映画久しぶりに見た。美女と野獣は意外に全然見たこと無かった。吹き替え版。

短いので展開も早くて分かりやすい。

ガストンの性格が悪すぎて笑っちゃった。さすがにこんな性格じゃモテないやろ
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バーニング 劇場版(2018年製作の映画)

3.7

村上春樹の短編を原作とした韓国のサスペンス映画。

村上春樹らしくメタファーが出まくるのでこの映画の内容もなかなか難解。普通に見てたら訳分からんと思う。ただ作品内で起こる事件も犯人はハッキリとは明かさ
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僕と世界の方程式(2014年製作の映画)

3.8

自閉症の天才数学少年が数学オリンピックを目指し様々な人と出会い成長する。

色彩が豊かで鮮やかで見てて綺麗。周りの人達の演技も自然で暖かく、根から悪い人間は出てこないので優しい気持ちになれる。

母親
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グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

4.1

王道ミュージカル映画。見やすさやのめり込み度で言うと今まで見たミュージカル映画の中で1番かも。

とにかくストーリーは王道中の王道。展開もめちゃくちゃ早いので、普段映画見ないような人も安心しておすすめ
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フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

3.8

カラフルで色彩豊かなポスターとは裏腹にディズニーランドの近くにある治安悪めのモーテルにて巻き起こる騒動を描いた社会派映画。

悪人ではないけどいい人とも言えない母親や、無邪気ながらも善悪の判断がつかな
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僕はラジオ(2003年製作の映画)

4.0

こういう系の映画は大体いいよね。

知的障害を持つ青年とアメフトのコーチを務めるハロルドの交流を描いた映画。フォレストガンプのような主人公目線ではなく保護者であるハロルド目線からなのがポイント。

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異端の鳥(2019年製作の映画)

4.0

すごいって感じ。3時間近くあるモノクロ戦争映画。アクションと言うよりもドラマかな。短い胸糞エピソードの数々を見せてくれる。

身寄りを失った少年が生きるため、そして両親に会うため、各地を転々とする話。
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セッション(2014年製作の映画)

4.2

有名なやつ。デイミアン・チャゼル監督すごいわ。

ジャズドラマーになりたい青年と、それを扱く鬼教師との特訓映画。

とにかくフレッチャーが狂気じみてて怖い。反抗しては行けない雰囲気を身にまとっている。
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黒猫・白猫(1998年製作の映画)

3.9

たまにはこういうやつも。

話の大筋としてはお金が絡むマーティンスコセッシが撮ってそうな、マフィア映画なんだけど、ドナウ川の美しいロケーションや何故か大量にいる動物によって、カオスなホームコメディにな
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戦場のメリークリスマス(1983年製作の映画)

3.8

戦闘シーンが一切ない戦争映画。色々とクセが強くて、僕が今まで見た中じゃこれに似たような映画は思いつかない。強いて言えば回想シーンと音楽の雰囲気がジブリっぽいなと少し思った。

まずキャストが意味不明な
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

ワケあり家族を描いた映画。やっと見れた。

家族の在り方は色々あるなぁと。中盤までは家族の温かさを感じる素敵なシーンの応酬で見てて和やかな気持ちになる分終盤の展開は見てて辛かった。

出ている人もみん
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カサブランカ(1942年製作の映画)

3.7

テネット繋がりで見た。

君の瞳に乾杯、の名ゼリフで知られるラブロマンス映画、40年代に作られたのでモノクロ、戦時中にこういうのつくっちゃうのすごいなぁ、、この時代ならではの背景もあって興味深い。
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ミッドナイト・イン・パリ(2011年製作の映画)

3.8

パリ観光気分になるおしゃれ映画。

20年代に憧れを抱いてる脚本家が実際にタイムスリップして、その時代の芸術家と交流していく話。

登場人物のキャラや物語のテーマが分かりやすくて見やすい。懐古主義への
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七人の侍(1954年製作の映画)

4.0

すげーのを見たって感じ。聞いたことはあったけど見たこと無かった。そして、意外な点がいっぱいあってびっくりした。

まず、見るのを躊躇させる驚異的な物語の長さ。3時間半くらい。その分スケールがめちゃめち
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THE GUILTY/ギルティ(2018年製作の映画)

3.8

「サーチ」のように限られた空間で織り成すサスペンス。これは全編警察のオペレーター目線で、電話が唯一の事件解決のカギ。

場面もほとんど変わらないからビジュアル的に退屈になりそうなんだけど、電話越しの微
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TENET テネット(2020年製作の映画)

4.3

ついに!みた!!ずっと楽しみにしてやつ、初めてIMAXで鑑賞。

ただただ凄いとしか言いようがない映像、脚本、音響、すべてが圧倒的にこだわっていてスケールがでかすぎる。

謎の組織テネットに雇われた男
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キングスマン:ゴールデン・サークル(2017年製作の映画)

3.9

面白かったーキングスマンの続編。

紳士的でありながら、明るい雰囲気に突然のグロを入れてきたり、前作の主要キャラをバンバン殺していく潔さにびっくり。

今作もコリン・ファース出てくるということで、どう
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インセプション(2010年製作の映画)

4.2

2回目、字幕版を鑑賞。

久しぶりに見たけどやはり凄かった。他の追随を許さない圧倒的な映像と複雑怪奇な設定が上手く融合させて映画を作り出すノーラン監督の技量は凄すぎる。

2回目でも普通に混乱する。何
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ゾンビーワールドへようこそ(2015年製作の映画)

3.8

王道ゾンビ映画。ボーイスカウトの3人組が知識を活かして戦う感じ。

テンポがめちゃくちゃ早くて場面がコロコロ変わってとても見やすい。コメディだけどグロも結構豊富。

ゾンビの設定は王道ながら、分かりや
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ドライビング Miss デイジー(1989年製作の映画)

3.7

モーガン・フリーマンとジェシカタンディの名演が光る1作。黒人ドライバーと裕福なおばあちゃんとの交流を描く。

こういう展開なのでおばあちゃんがものすごい差別主義者なのかなと思ったが、意外とそんなでもな
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

交通事故によって重症を負った人気作家の主人公を助けてくれたのは作品の熱狂的ファンであるサイコパスおばさんだった…

キャシーベイツの怪演ぶりが凄まじいサイコスリラー。オープニングの平和的なロードシーン
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デューデート 〜出産まであと5日!史上最悪のアメリカ横断〜(2010年製作の映画)

3.8

結構すき、おバカ系アメリカ映画。

妻の出産に立ち会うためにひょんなことから搭乗拒否リストに加わってしまった主人公とその相棒の珍道中。

意味わかんないことばっか起こるし、この二人の関係性が仲良くなっ
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マッチスティック・メン(2003年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

キレイな詐欺師映画。色々見て慣れてきたから、主人公が騙されるんだろうなって展開は予想出来たけど面白かった。そんなのあり?って感じではなく無理なく進むので良き。

アンジェラのキャラが良い、当時はほんと
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恋はデジャ・ブ(1993年製作の映画)

4.5

胡散臭いジャケットとタイトルではあるけど、個人的に恋愛映画の中でトップクラスに良かった。

田舎にて同じ日を永遠ループすることになったある気象予報士の恋の話。コメディだけどわりとシリアスだったりする。
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リアリティ・バイツ(1994年製作の映画)

3.7

ベン・スティラーが監督、ウィノナ・ライダーが主演した、90年代アメリカの雰囲気がプンプンの青春映画。

やっぱり90年代映画の独特の雰囲気が好きなんだよね、全然生まれてないんだけど、郷愁的な感覚とは違
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バッファロー’66(1998年製作の映画)

4.3

これも良かった。こういうの好き。カルト的な人気が出るのもうなずける、色彩やキャラや映像が独特な映画。

内容は大雑把に言えば、刑務所から出所後、両親についた妻がいるという嘘から後にひけなくなったビリー
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ハロルドとモード/少年は虹を渡る(1971年製作の映画)

4.0

メリーに首ったけ繋がりで見た。

狂言自殺を繰り返し、死に惹かれている青年と破天荒に人生を謳歌するおばあさんとの恋愛映画。なかなかトリッキーな内容であるがカルト的な人気もあるらしく、スッキリした終わり
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メリーに首ったけ(1998年製作の映画)

3.7

おもろい。おバカ系ラブコメ。下ネタ多め。

メリーに首ったけな男たちが送るドタバタ劇。想像以上にその男達の人数が多くて笑った。

ベン・スティラーのロン毛全然似合ってなくてウケる。ちょっと無理がある感
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チャイナタウン(1974年製作の映画)

4.0

ジャック・ニコルソン主演のサスペンス映画。

ニコルソン演じる私立探偵がある婦人に依頼された浮気調査を発端としてある陰謀に巻き込まれるという話。

なかなか展開が二転三転するので、見ててハラハラする。
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