Anima48さんの映画レビュー・感想・評価

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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

“貴方の為を思って・・”,”あえて憎まれ役を・・”ときつい指摘をすることってすごく難しい。よっぽどの関係性がないと厳しい指摘は素直に受け入れられないし、変なノイズが混じると逆恨みってこともある。指摘す>>続きを読む

マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

4.0

“私がなんで怒っているか分かる?”と言われる事ってある。例えば自分にパートナーが居て相手を誰よりも一番よく知っていても、本当にその人が何を願って何を感じているかなんて知りようがない。そしてそんな言葉を>>続きを読む

ザ・ハント(2020年製作の映画)

3.3

豚の横顔、ちょっとアイリッシュパブの立看板のようなポスター。“The Hunt”、パブの名前にありそうだなって思う。Happy Hourって書いてあると思ったら、不穏な文言が並んでいた。

誤解と拡散
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A GHOST STORY ア・ゴースト・ストーリー(2017年製作の映画)

4.4

古い家にいると、たまに軋みやらドアが開いているような気がする、案外僕がやったのかもね。

幽霊屋敷の話ともいえるし、ハードSF・哲学的な映画でもあったと思う、特に後半はハードSF、2001年宇宙の旅
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レディ・バード(2017年製作の映画)

4.0

大人になって、自分の馬鹿な所、足りない部分を笑えるようになった。けれどそれにも飽きてしまうと自分のどうしようもない愚かさ、格好悪さに狼狽えていた頃がなぜか眩しく思えてしまう。

クリスティンの目下の
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ハウス・オブ・グッチ(2021年製作の映画)

3.8

ファミリービジネスは、経営者の人柄にもよるだろうけど、決断が早いし、長い目で見た投資もできるし、責任感も強いっていう長所もある。ただ今回はうまくいかなかったようだ。

活発で野心的なパトリツィアと控
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ライトハウス(2019年製作の映画)

4.2

新人の時に怖いボスに死ぬほど怒られた後、最悪な雰囲気で二人きりで海外出張に行ったことがある。飛行機の席が隣で逃げれない。出てきた酒をどんどん飲んでしまって尋常じゃない空気で空間が歪んで見えてた、飛行機>>続きを読む

ゴーストバスターズ/アフターライフ(2021年製作の映画)

4.0

地元に帰ったら、昔周囲に恐れられていた学年のアンチヒーローを街で遠目に見かけた。随分と小さく見えたし、柔和な物腰で隣に可愛い子を連れていた。年月を経るってそういうことで、話しかけてみたらよかったかもし>>続きを読む

トップガン マーヴェリック(2022年製作の映画)

4.7

“あのころは良かったね。”って友達が口にした、僕らの仲間内でリーダーだった男だ。“大丈夫だよ、まだやれるよ。”って声をかけてやればよかったのかもしれない。

あれから36年経った。パイロットが駆る戦
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ゴジラvsコング(2021年製作の映画)

3.7

男前として人気者のゴリラを眺めてると皆が熱心にスマホで写真を撮ってる。何も人間だけがスターになれるわけじゃない。

ゴジラの吐く炎から摩天楼をコングがマリオのように跳んで走って逃げたり船上で爆発から
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ウィッチ(2015年製作の映画)

3.8

「あんた、あの子好きなんでしょ?」何気ない一言が妙な力を持ち、瞬く間に集団ヒステリーのようになることがある。気まずくなってグループから離れることになる。今も昔もよくあることだろう。

開拓期の村から
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ドクター・ストレンジ/マルチバース・オブ・マッドネス(2022年製作の映画)

4.0

自分の短所って意外と見つめなおすのって難しくて、何か大きな失敗をしてしまった時とかそういう落ち込んだ時じゃない時くらいとかしか直視できないのかも。それでも判らない時はいろんな人に指摘してもらうしかない>>続きを読む

ファーザー(2020年製作の映画)

4.2

“私はこれから、人生の黄昏に至る旅路に出ようとしている。”認知症を公表した際のレーガン大統領の言葉だったと思う。この言葉に最初に触れたとき、認知症の言葉の意味も知らなかったし、黄昏の意味するところも知>>続きを読む

ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

4.2

“生まれてくる時代を間違えた”ってたまに口にする人いるんじゃないかな?そんな友人と幕末に京で暮らしてみたいけれど、多分新選組と勤王志士の争いに怯える毎日かもね。

夜のソーホーは赤や青のネオンに晒さ
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tick, tick...BOOM!:チック、チック…ブーン!(2021年製作の映画)

4.0

夢を追っているうちは、アーティスト志望の若者、名選手の卵であり続けることができるし、その夢を追っている身内は売れない歌手を応援している妻だったり、一緒に夢を追っているバンドのメンバーで居られる、でも周>>続きを読む

オールド(2021年製作の映画)

3.8

海が好きで、浜辺を歩くと枯れた流木や貝殻が流れ着いている。これはみんな何かの亡骸でよく考えると浜辺には、死が溢れているのかもしれない。浜で生まれて揺籠のように育つ生き物も多いので、死と再生が環になって>>続きを読む

ディア・エヴァン・ハンセン(2021年製作の映画)

3.3

アルバムの1曲目は僕にとってすごく大切で、まだ音楽を聴くのにCDを手に入れるしかなかった時は、曲が始まってからの15秒ほどというのは賭けに近かった。1曲目好きだとアルバム全部好きになってた気がする。大>>続きを読む

グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

4.2

学生のころ、アルバイトでベルボーイをしていたことがある。人形のような制服を着てフロントの指示でお客様を部屋まで案内したり、指名を受けて街の様子をお伝えしたり結構かわいがってもらえたりした。僕は真鍮のド>>続きを読む

パーム・スプリングス(2020年製作の映画)

3.8

最高のリゾート地でパーティを過ごす。ものすごく綺麗な光景が地平線まで広がっていて、晴れた日差しの下プールにぽっかり浮いてビールでも飲んで、綺麗な女の子たちとのパーティを愉しむ、するとどうだ!女の子から>>続きを読む

キャッシュトラック(2021年製作の映画)

3.7

飲み会の幹事を誰がやるかというだけで大抵その飲み会のカラーってわかる。“あいつが幹事をするなら、●●と○×が来て、2次会はどこそこに流れて・・とか。俳優もそんなところがあって、ジェイソンステイサムが出>>続きを読む

DUNE/デューン 砂の惑星(2020年製作の映画)

4.0

昨日飲んだビールは美味かった、この前の暑い日に呑んだ一杯目のビールは最高だったとか話す友人がいる。明日彼が飲むビールはどうなんだろう?”お酒といえばビール”というビール好きな人は必ず周りにいると思う。>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.8

ラザニアって最高で、今日はラザニアだよって言うと子供は皆大喜び、ひき肉入れてソース作って茹でたパスタとチーズを重ねてオーブンで焼くと家族が食べてくれる。日曜にお父さんがカレーを作るような具合かな?平和>>続きを読む

TENET テネット(2020年製作の映画)

4.7

英語の試験の時、解らない単語があると後回しにして、文章を読み進めていくんだけれど、その単語が文章の中で重要なキーになっていて試験終了時間になっても英文を読み終わらない。そんなことがよくあった。

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ルーム(2015年製作の映画)

3.9

僕が小さい頃に大切にしていたのは、犬の絵がプリントされたタオル。それが入園したての幼稚園で無くなった時には、友達を亡くしたかのように悲しかったし、見知らぬ土地で一人っきりになったかのように不安だった。>>続きを読む

フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

4.2

毎日のようにネットで動画を見たり文章を読むけれど、ものすごく記憶に残る物がたまにある。写真や文章とかは気軽に共有できるけれど、本当に記憶に残るものを作る人は職人というかそういった美意識・スタイルをもっ>>続きを読む

パワー・オブ・ザ・ドッグ(2021年製作の映画)

4.5

カウボーイの料理って、お爺さんがつくる豆料理で焚火の脇で煮だしたコーヒーを飲むイメージがある。でもって酒場でバーボンをグイってあおる。僕も外でチリコンカン作って食べるけれど、幸せになれるんだ。でもこの>>続きを読む

THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

4.4

すごく疲れた時や余裕がない時って、自分の関心がある事以外は世界は全く味気ないように見える。食事も味がしないようだし、ぐっすり眠りたいのにすぐ起きてしまう。そんな働き出して2年目の頃を思い出した。
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キャビン(2011年製作の映画)

3.8

高校の時、文化祭の余興用に、町を歩く人にいたずらを仕掛けて反応をビデオにとっていたことがある。なかなか引っかからなかったりしたけれど楽しかった。考えてみるとずいぶん不謹慎だったと思う。

さて、{ガ
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.3

過去を挽回できるチャンスって失敗や過ちの数に比べるとそれほど多くない。だから僕たちは過去を振り返って後悔したり、運命の重みに苦しんだりする。やり直せるチャンスを手に入れること自体が素晴らしくて、それに>>続きを読む

プロミシング・ヤング・ウーマン(2020年製作の映画)

4.5

お口で溶けて手で溶けない。小さいころよく食べたチョコはカラフルにコーティングされていた。黄・緑・青そして赤。今でもそれを食べると無邪気な頃を思い出す。けれどよく見るとその色は南米の猛毒カエルの色使いに>>続きを読む

ウォールフラワー(2012年製作の映画)

4.0

切なくて、新鮮で、でも懐かしい気もする。やっぱり10代は悩みが多い時期なんだろう。この映画の持つ苦みはいろんな貌を持ってた。(多分時期は90年代?アナログの黄昏とデジタルの夜明け前の雰囲気がある。)ス>>続きを読む

レインマン(1988年製作の映画)

4.3

まだ幼い時、日曜の朝食には必ず納豆が出ていた。早朝の弱い日差しの中、藁の中に包まれた納豆を小皿に分け、その上に鶉の卵とネギそしてたれをかけかき混ぜていく。それは日曜を迎えるには欠くことができない手順で>>続きを読む

ランボー(1982年製作の映画)

4.3

“かれの名前は、ランボー、ごく普通の若者でしかない。2日後にほとんどの郡警官が彼を追っているとは誰にも想像できなかっただろう。...”確か原作はこういう出だしだったと思う。
 
再会を楽しみにしていた
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グッドフェローズ(1990年製作の映画)

4.4

割と料理をする方で、木べらで玉ねぎをあめ色になるまで炒めると心が落ち着くのを感じる、試験前日で一夜漬けに賭けなくてはいけないのに。料理をしている時は時間の流れが変わる、現実逃避なのかな。

この映画
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パターソン(2016年製作の映画)

4.0

かなり前のこと、深夜のファミレスで過ごすことが多くて、ぼんやりと人の話を聞く事が習慣になっていたことがある。別れ話でもめている人、ホスト達?の反省会、学生さん達の噂話とか。昨日何してた?って友達に聞か>>続きを読む

ジョーカー(2019年製作の映画)

4.6

悪のカリスマというより、”普通の仕組み”からこぼれてしまった哀しみ、焦燥感、劣等感、疎外感かなそういったものが感じられて…。

愛を求めても、得られない。愛どころか、当たり前に思っていた世界が壊れてい
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