デヴィット・ボウイとジェニファー・コネリーが共演したSFファンタジー映画。
子守でストレスMAX限界お姉ちゃんが、冗談半分でおとぎ話に出てくる呪文を唱えてしまったことで、ゴブリン王に弟が本当に連れ去>>続きを読む
『不思議の国のアリス』を原作にした話ではあるものの、ヤン・シュヴァンクマイエルが監督脚本を勤めていることもあり、メルヘンというよりかはダークな世界観で、演出はかなりシュルレアリスム的だった。
だから>>続きを読む
同性の親友を好きになってしまった女性の複雑な想いを描いた、16分ほどのショートフィルム。
閉店間際の銭湯が舞台で、女性とその親友の2人だけの空間の中でストーリーは進んでいく。
最初は現代風の淡々と>>続きを読む
武士道精神を説いた書物「葉隠」を愛読するニューヨークの殺し屋が主人公のマフィア映画。
監督はジム・ジャームッシュで、正直見る前はらしくない設定だなと思った。でも見た後はちゃんとジム・ジャームッシュの>>続きを読む
コーヒーとタバコを題材にした11の短編からなるオムニバス映画。映像は全編モノクロで、コメディ寄りの映画ではあるけど、お洒落な雰囲気が漂っており、実際かなりハイセンスな内容。
基本たわいもない会話劇で>>続きを読む
なんかめっちゃ不思議な設定のショートフィルムだったけど、あんまり見たことないような空気感で思いのほか面白かった。
ジャンルとしては怪獣映画というよりかは、中学生の女の子が主人公の青春映画という感じ。>>続きを読む
鬼太郎の誕生までを描いたエピソード0。自分は鬼太郎の漫画もアニメもロクに見たことない世代ではあるんだけど、それでも置いていかれることなく、最後まできちんと見れました。
最初はなんかホラーというよりも>>続きを読む
ナポレオンの伝記映画ではあるんだけど、英雄っぽい描かれ方は全くしていなかった。どちらかというと愛憎や名声が絡んだ人間臭さのほうが全面に出ている映画でした。
なかなか壮絶な戦争のシーンは多いものの、お>>続きを読む
『メアリと魔女の花』以来6年ぶりとなるスタジオポノックの新作アニメーション映画。原作はA・F・ハロルドの児童文学の傑作である『ぼくが消えないうちに』。
少女の想像によって生まれたイマジナリーフレンド>>続きを読む
老人ホームのおじいさんが、庭にいたおばあさんに一目惚れするというストーリーのショートフィルム。
最初の想像よりもずっと素敵なお話だった。ショートフィルムならではのワンアイデアを上手く活かした内容で、>>続きを読む
ファンタジックでありながら柔らかいタッチが特徴的な台詞のない12分ほどのアニメーション作品。
片目のマスコット的造形のキャラクターが主人公なんだけど、この子がなんか可愛いから、世界観の割には少しキャ>>続きを読む
配信がU-NEXTで本日までだったから、何となく見てみた。エンドロールで分かったけど、京都の大学の卒業制作なのね。
予算のかかってない作りでありながら、なかなか考えられたお話だった。あまり見たことな>>続きを読む
高校生活を勉強に捧げてきた女子2人組が卒業式前日に思い立ってハメを外そうとするお話。
設定含め、シンプルに面白かった。まず呼ばれてもいないパーティーに行こうとするのが良い。アメリカの学園ものだから下>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
4人の学生が“穴”で体験した悪夢と恐怖を描いたサイコスリラー映画。
いわゆるどんでん返し系の作品で、「なるほどなー」とはなったけど、途中から何となく予測できたこともあり、さほど衝撃を受けなかった。>>続きを読む
北野武による『TAKESHIS'』『監督・ばんざい!』に続く、芸術家としての自己を投影した三部作の最後の作品とのこと。この作品から見てしまったけど、とくに繋がりはなさそうだから問題ないはず。
まずこ>>続きを読む
あらゆる意味で最低な作品。もはや狙ってゴールデンラズベリー賞を取りにいってるまである。
見どころとしては、オール下ネタのオムニバス映画なのにも関わらず、豪華すぎる出演者の数々。リチャード・ギア、ヒュ>>続きを読む
いやもう信じられないぐらい泣いた。めちゃくちゃいい映画じゃないか。
戦時中の話だから、ポスターのような明るいだけの映画ではないと分かっていたけど、完全に期待と想像を超えてきた。自分の中では間違いなく>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
そもそも評価が低かったので、だいぶハードルを下げて見たけど、映像とかは思ったほど酷くはなかった。でもあくまで思ったほどというだけなので、評価は低くしちゃいました。
というのも、デスノートの所有権を放>>続きを読む
両親を失った5人の若い姉妹が、トルコの小さな田舎町に閉じ込められて、性的虐待や結婚を強いられながらも抵抗する様を描いた作品。
なかなかしんどい内容で、殺意に近い感情が湧いてくるぐらいにストレスがえぐ>>続きを読む
とある家族が豪華な別荘を借りて、週末をのんびり過ごそうとするものの…、なーんか徐々に雲行きが怪しくなってくるお話。
とにかくずーっと不穏な空気が流れてる。自分はこの雰囲気がまず好きで、これから何が起>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
Lが主人公の『デスノート』のスピンオフで、Lの最後の23日間を描いた作品。
正直、見る前から蛇足っぽいなと感じつつ、結果やっぱ蛇足だよねえ…と思ってしまった。
あと、見たことないと思ってたんだけど>>続きを読む
前作の続きから始まる、デスノートの後編。
色々とツッコミどころはありまくるけど、漫画とは大きく違う展開で、上手くまとめたなーという印象。
藤原竜也らしさも爆発してたし、藤原竜也のあの演技でしか得ら>>続きを読む
公開当時映画館で見た時も思ったけど、藤原竜也は夜神月役がよく似合っとる。
原作漫画は一応全巻読んでて、決して月と似てるわけではないのに、このハマり様は藤原竜也の天性の才能としか言いようがない。
た>>続きを読む
「博愛(赤)」をテーマにした「トリコロール」3部作の最終作。主に女子大生のモデルと、少し偏屈っぽい元判事の老人の交流を描いている。
内容的には、3部作の中で最も複雑な話ではある。ただ、ラストに相応し>>続きを読む
「平等(白)」をテーマにした「トリコロール」3部作の2作目。今作だけは男性が主人公で、作品の持つ雰囲気は他2作と比べると若干喜劇チックなのが特徴的。
展開的に最もエンタメ性に優れているのは、もしかし>>続きを読む
「自由(青)」をテーマにした「トリコロール」3部作の1作目。自動車事故によって、高名な夫と幼い娘を亡くした女性が主人公。
内容的には、結構複雑な愛を描いており、展開はいかにもフランス映画っぽい。でも>>続きを読む
言わずと知れた、北野武の監督デビュー作。
淡々と進み、全体的に静かな印象があるのにも関わらず、何故か見入ってしまう面白さ。
ただ荒々しいだけではなく、いちいちセンスを感じる見せ方で、公開当時はあの>>続きを読む
リアルな高校生の雰囲気が詰まった映画ではあると思うんだけど、自分としては少し共感性の低い映画ではあったから、基本最後まで誰にも感情移入をすることなく見終わってしまった。
ただ、もれなくみんな青く、複>>続きを読む
タワマンに住む芝犬を飼っている独身中年男性3人の交流や、ちょっとした恋愛模様を描いた、ゆるいユーモアが楽しめる柴犬映画。
そんなに期待せずに見たものの、意外と面白かったです。ドラマからの映画化とのこ>>続きを読む
分かりやすい狂気と静かな狂気が混在してて、唯一無二の世界観を醸し出している、90年代のアメリカ映画。
タイトルのガンモは、喜劇俳優のガンモ・マルクスに由来しているとのこと。
なんと形容すべきか分か>>続きを読む
勝新太郎主演の最後の座頭市作品。とはいえ、過去の座頭市作品との繋がりは薄いので、いきなりこれを見ても問題ない作り。
ストーリーは分かりやすいし、大立ち回り含め、勝新の見せ場も多くて今見ても普通に面白>>続きを読む
マンホールに落ちた男が、SNSのネット住民や元カノの助けを借りて脱出を試みる、ソリッド・シチュエーションスリラー。
マンホールの中のワンシチュエーションものなので、主演の中島くんは基本ずっと出ずっぱ>>続きを読む
ブラピ主演だけど、伊坂幸太郎の小説が原作ということもあり、舞台は日本。
展開はまさに伊坂幸太郎という感じだけど、エンターテイメント色の強いアクションコメディ映画に仕上がってて、最初から最後まで普通に>>続きを読む
スタジオジブリ制作の3分ほどのショートアニメ。スターウォーズとジブリの垣根を超えた、メモリアル的な作品でもある。
ジブリらしい温かみのある手書きの絵が、ストーリーと音楽に非常にマッチしていて、最終的>>続きを読む
原作は三島由紀夫の代表作の1つである「潮騒」。これまで5度も映画化されていて、もっと過去には吉永小百合や山口百恵がヒロインを務めているらしい。
今作は5度目の映画化で、堀ちえみ、鶴見辰吾、高橋ひとみ>>続きを読む
ライアンと彼の想像上の友達が織りなすファンタジーアドベンチャー。
ショートフィルムだけど、世界観含め、かなり好きな作品だった。
イマジナリーフレンドを扱った作品って結構あるけど、その中でもイマジナ>>続きを読む