MiYAさんの映画レビュー・感想・評価 - 137ページ目

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木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

2.7

自然豊かな場所に文化会館を作ろうとする市長の話。およそ映画にはふさわしくないテーマですが、別に劇的な出来事が起こるわけではなく、政治家、芸術家、環境活動家たちがそれぞれの言い分を主張し合うという対話劇>>続きを読む

フールズ・ゴールド/カリブ海に沈んだ恋の宝石(2008年製作の映画)

2.5

全然面白くなかったなぁ。沈んだ財宝探しというストーリー自体が手垢がつきすぎて新鮮味がないし、登場人物が多すぎて、全然整理できてないのもよろしくない。

マシュー・マコノヒー&ケイト・ハドソンの2人
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死霊館 エンフィールド事件(2016年製作の映画)

4.0

やはりこのシリーズは面白い。なんといっても主人公である夫婦(パトリック・ウィルソン&ヴェラ・ファーミガ)がすごく有能で、危機に陥りながらも、最後はちゃんと悪霊(?)を追っ払ってくれるのが素晴らしい。ホ>>続きを読む

バリー・シール/アメリカをはめた男(2016年製作の映画)

3.0

本作で一番興味深かったのは、1980年代のアメリカの中南米へのあざとい介入の仕方だったりします。ニカラグアの反政府組織にひそかに武器を供与したりするとはねぇ。そんな風にCIAの手先として働きなりながら>>続きを読む

この世界の片隅に(2016年製作の映画)

3.8

原爆が落とされる前から広島が空襲にさられれていることは知らなかったし、その空襲のシーンも、アニメという表現だから描くことができたリアリティがあったと思います。

戦争中の庶民(とりわけ女性)の生活
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インフェルノ(2016年製作の映画)

3.0

「ダヴィンチ・コード」と「天使と悪魔」は原作を夢中になって読み、映画もそれなりに期待をもって見たものですが、さすがに飽きがきて、本作は原作も未読。

さすがに原作を読んでないので、ストーリー展開の
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男はつらいよ 寅次郎あじさいの恋(1982年製作の映画)

3.0

29作目。マドンナはいしだあゆみ。

ストーリーを要約すると、旅先で別れた女が訪ねてきて鎌倉デートをする。それだけなのです。ストーリーの起伏のなさにはちょっと拍子抜けをします。

確かにいしだ
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欲望(1966年製作の映画)

3.0

オースティン・パワーズが憧れた世界がここにあります。女の子のファッションが可愛いなぁ。

ジェフ・ベック&ジミー・ページが在籍するヤードバーズの演奏シーンもあるなど、ブリティッシュカルチャーの文脈
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プロジェクト・アルマナック(2014年製作の映画)

4.0

「クローバーフィールド」や「クロニクル」なんかを見てもPOVとSFとの相性が良いのがわかっていたし、しかもタイムトラベルSF。当然のように面白い。

身も蓋もない言い方をすれば、「クロニクル」ミー
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オリエント急行殺人事件(2017年製作の映画)

3.5

ストーリーや登場人物の設定はほぼオリジナル通りで、あまり新鮮味のないリメイクといえます。まぁ結末を知っていても、キャストは豪華だし、飽きずに見れたとは思います。

ひとつ美点を挙げるとしたら、ポア
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大いなる男たち(1969年製作の映画)

2.7

南北戦争の終戦後、南軍、北軍の兵たちが協力してメキシコの革命軍と戦う話。厳格でクールなロック・ハドソンと人情味のあるジョン・ウェインという対照的な2人が友情を育み、一緒に戦うというストーリーも美しい。>>続きを読む

白いドレスの女(1981年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

キャスリン・ターナーは本作がデビュー作とのことですが、27歳ですでに熟女の色気が漂う。そうか、モーガン・フリーマンが出てきた頃に既に老人だったのと同じで、キャスリン・ターナーは出てきた頃に既に熟女だっ>>続きを読む

太陽がいっぱい(1960年製作の映画)

3.5

リメイクの「リプリー」を先に見ていたのですが、やはりこちらの方が面白い。

金持ちの友人を殺して、彼になりすまそうとする男。ついに金と愛する女も手にして完全犯罪が成立したかと思いきや、ひょんなこと
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インシディアス(2010年製作の映画)

2.0

前評判ほどの怖さがなかったなぁ。幽体離脱した子どもの体を狙って悪霊が襲ってくるという設定はユニークだけど、父親も幽体離脱して助けに行くところまでいくと、ファンタジーというか、リアリティのかけらもないよ>>続きを読む

冒険者たち(1967年製作の映画)

3.0

男2人と女1人のジャケットイメージがとてもいい感じ(ドリカムか!)。でも映画としてはなんとも破滅的なストーリーで、ちょっと呆然としてしまう。

パイロット、レーサー、芸術家。それぞれが夢が挫折した3人
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海賊とよばれた男(2016年製作の映画)

3.0

普通のビジネスドラマのような感じで、タイトルの勇ましさとのギャップがあって拍子抜けの感あり。専門用語も多くストーリーのがわかりづらいのが難ですね。

「昔、すごい日本人がいた」というアピールは、ある種
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暗黒街のふたり(1973年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

マフィア映画ような邦題ですが、内容は「ダンサー・イン・ザ・ダーク」のような鬱映画だったのでびっくり。

保護司が主人公という映画は珍しい。ジャン・ギャバン演ずる保護司は、アラン・ドロン演じる元強盗犯の
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勝利への脱出(1980年製作の映画)

4.0

「スポーツ映画」と「脱走映画」という、2つの要素を奇跡的なバランスで両立させた傑作。

やはり最大の見せ場は、サッカーの途中で脱走する手はずが、負けられない試合に熱くなった選手たちがフィールドに戻って
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パラノーマル・アクティビティ(2007年製作の映画)

1.5

時間をムダした~。家の中だけの出来事で動きがないし、大したことも起こらないまま、延々夫婦が言い争いばかりをしている。最後のオチも大して怖くないし、真相もよくわからないしで、もう勘弁してほしい。

別に
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アナベル 死霊館の人形(2014年製作の映画)

3.5

数あるホラーのシリーズ映画のなかで、死霊館シリーズが一番好きかも。3作目にあたる本作は、前日譚だし、監督も違うしで、テイストが変わっても不思議でないところ、変わらず面白いのは頼もしい。

人形に悪魔が
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