Ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

劇場版 フランダースの犬(1997年製作の映画)

3.7

人生とはこういう事。思い通りには進まないし、孤独だと思っても周りには絶対誰かがいる。

きっと、星のせいじゃない。(2014年製作の映画)

3.4

虹が見たいなら雨を我慢しろ。

ベタベタの設定のラブストーリーはやはり好きになれない。

主人公がメタファー好きの様にメタファーがいろいろ散らばっていた。

或る夜の出来事(1934年製作の映画)

3.7

ローマの休日とかなり似た構成。

現代映画と変わらないほどのテンポの良さとメッセージ性、ストーリーの面白さ。

ショート・ターム(2013年製作の映画)

3.9

施設で働いてる人もいる子供も何かに苦しんでる。どんな人にとっても親子の関係は一生忘れられない宝物で、だからこそ大切にしたい。
親と上手くいかなかった子が親になったら愛情たっぷりに子供を育てるんだろうな
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ブレードランナー 2049(2017年製作の映画)

4.2

今作のために作られた短編三部作を見てからの鑑賞(内一作は渡辺監督によるアニメーション)。

「正しいことのために死ぬのは私たちができる最も人間的なことよ」

Kの永遠の孤独。必死に、そして誰かの為に生
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ダンケルク(2017年製作の映画)

3.8

今作は人を殺す戦争ではなく、人を救う戦争。

陸での1週間。海での1日。空での1時間を106分でまんべんなく見せる技量。

ハンスジマーの音楽。様々な映画から良いところを取り時間との戦いとヒーロー映画
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美女と野獣(2017年製作の映画)

3.7

原作に忠実に再現されており美女と野獣ファンにはたまらない。

ユアンマクレガーの出演にも驚きました。

ダーク・ブラッド(2012年製作の映画)

3.5

リヴァーフェニックスの遺作。
ラストは何かを予知していたかのよう

シェーン(1953年製作の映画)

3.4

Shane come back!!

ヘイズコードがありながらも迫力のあるアクションとアメリカの現状を表した映画。それと同時に少年の成長も描いている

イングロリアス・バスターズ(2009年製作の映画)

3.7

タランティーノの一貫したテーマ「復讐」

ジャンゴでは黒人が白人に、今作ではユダヤ人がナチに逆襲を。
今作はまさに映画でナチを殺します。

ジャージー・ボーイズ(2014年製作の映画)

4.1

「Can’t take my eyes off you」で有名なThe four seasons の伝記ミュージカル。

8 1/2を思い出すような味方も敵もみんなで歌い踊る豪華なラスト
映画の中には
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映画に愛をこめて アメリカの夜(1973年製作の映画)

4.1

トリュフォーの果てしなく続く映画愛

映画製作の舞台裏を描いた作品。そこには男女の関係、嘘、お金問題などかなりストレスが溜まる様子。しかし全てを通して監督の映画に対する思いと愛をストレートに表現した映
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コンタクト(1997年製作の映画)

3.7

ノーラン監督がインターステラーを作る際影響された映画の一つ。

宇宙人の存在の人間の存在意義について。

「君ら人間は興味深い複雑な種だ。夢を追う美しいものを持ち、悪魔を描く破滅的な力があるが君らは孤
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ギャラクシー・クエスト(1999年製作の映画)

3.9

スタートレックをにオマージュを捧げ、コメディかつ感動のシーンやメッセージ性も含めたエンタメ映画

20年前に人気を博したギャラクシークエストというドラマの主人公達がお金を稼げなくなり営業の毎日。そんな
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汚名(1946年製作の映画)

4.0

脚本がとにかく巧い。
スリルの味わえる単純なスパイ映画ではなく敵とこちらの秘密事の重なりと攻め合い

ヒロインを救出するときの長回しのシーンは印象的。

ファーゴ(1996年製作の映画)

3.8

コーエン兄弟の段々と悪く闇の中に入っていくテーマの一つ

食い違いなどコメディ要素もあるクライムサスペンス実話。脚本が非常によくできていて伏線が張られている

フランシス・ハ(2012年製作の映画)

3.6

金、恋人、パリライフ、ダンサーなど夢はたくさんあるけど実行できない主人公。結果が出てしまうのが怖く正面から向き合えずにダンスの練習もおろそかです。

自分は成功してると強がる、可哀想だと思われ世話をさ
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アンダルシアの犬(1928年製作の映画)

3.7

画家のダリが脚本、美術を担当した今作。

様々なものが抽象的に描かれて音楽とともに不安定な精神を表している

惑星ソラリス(1972年製作の映画)

3.8

科学的に幽霊を人間にしようとし、人類愛を再確認させる映画

意識を持った惑星ソラリスの海。人間の潜在意識の中からトラウマを引っ張り出し物質に変える能力がある。

ー内容ー
走り回る子供、主人公の奥さん
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複製された男(2013年製作の映画)

4.0

ファイトクラブ、アイズワイドシャット、イレイザーヘッドを混ぜたような寓話(例え話)映画。

テーマは「ループ」です。
ー母親からの留守電ーからこの映画自体、主人公自体ループしてることがわかる

ー内容
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イミテーション・ゲーム/エニグマと天才数学者の秘密(2014年製作の映画)

3.7

コンピュータが生まれる前人工知能とは何かを考え、コンピュータを生み出した大学教授の物語。
15歳で相対性理論を完全解読した天才である。


戦争は良くない。っていうのは分かるけどどこか偽善らしい部分も
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ミスト(2007年製作の映画)

-

人は見えないものを恐れ、見えないもの(神)を信じる。

衝撃のラストと宣伝されてるだけあって流石に胸糞悪い終わり方。
ショップの中で起こる人間同士の結束できない頼りなさやドラマも凝っている。

ーラス
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勝手にしやがれ(1960年製作の映画)

3.7

それまでには無かった映画の中で現実にある映画の話をしたりオマージュをしたパイオニア作品。映画界では革新的だと言われている。

ピカソやルノワールの絵、ジャンプカットなど印象的なシーンもある。

ー唇を
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宇宙人ポール(2011年製作の映画)

3.7

「未知との遭遇」「E.T.」へオマージュを捧げた映画。

宇宙人とすらコミュニケーション取れたんだから我々人類もお互い仲良く取れるはず。というメッセージが伝わってくる

ただの映画ではなくアメリカ文化
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七年目の浮気(1955年製作の映画)

3.4

セックスシンボルマリリンモンローの美しさを最大限生かした今作。
ヘイズコードがありながらも浮気という不貞を楽しげに描けたのは特例である。

また、劇中ではマリリンモンローの事を「あれはマリリンモンロー
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菊次郎の夏(1999年製作の映画)

3.8

バイオレンス映画に定評のある北野武監督のロードムービー。

似た者同士のおっさんと子供が一夏の旅に出る。お互いの関係や目的を通して互いに学び合う。

キング・オブ・コメディ(1983年製作の映画)

4.0

「どん底の人生で終わるより、一夜のスターになりたい」

愛と暴力は表裏一体。それを表現した映画

ージョーカーとの共通点ー
主人公は自分の良いように妄想をし、でも誰にもわかってもらえない。虫けらのよう
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真珠の耳飾りの少女(2003年製作の映画)

3.9

画家フェルメールの傑作で北のモナリザと称される「真珠の耳飾りの少女」

フェルメールの絵でお馴染みの窓際の絵画や光の画家で知られている通り今作も1シーン1シーンがフェルメール絵画を見ているようでした。
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死刑台のメロディ(1971年製作の映画)

3.5

世界最大の冤罪実話。

1920年に起こったサッコヴァンゼッティ事件。2人は冤罪であるが死刑になった。

その裏には社会主義、無政府主義者であるがために差別された個人の自由の無さが表されている。

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男と女(1966年製作の映画)

3.6

フランス恋愛映画の金字塔。
伴侶をなくした子供持ちの男女が惹かれ合う様を淡々と描いた作品