Ryoさんの映画レビュー・感想・評価 - 11ページ目

ダンサー・イン・ザ・ダーク(2000年製作の映画)

3.5

鬱すぎて最後まで見れない人が続出する映画。

本作とは真反対な明るい未来を待つ子供が登場するサウンドオブミュージックの歌がたくさん出てきます。

パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.1

ブラックスワンに影響を与えた作品

現実・夢・劇が入り乱れて進む為複雑な構造になっている。

本当はアイドルのミマが本物で今の女優の自分は偽物なんじゃないかと考えでてくる幻覚とルミによるアイドル未麻と
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激突!(1971年製作の映画)

3.8

スピルバーグ長編作品一作目

ジョーズの原型である相手が見えない恐怖。スピルバーグは今作で監督の腕を認められ対策を任せられるようになりました。

ートラックが執拗に追って来た理由ー
わざとゆっくり走っ
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西部戦線異状なし(1930年製作の映画)

3.7

1930年にドイツ兵をアメリカが描きアカデミー賞も獲得した異色の作品。「マイ・ブラザー」に似た戦争で生き残った者の苦悩を描いています。

戦争で勝とうが負けようが生き残ろうが戦争に出た瞬間から自分が壊
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アニー・ホール(1977年製作の映画)

4.0

ウディアレンがどんな人かわかる作品

コメディアンやダイアンキートンが恋人など実話が紛れている。コメディー作品を作り続けて来た彼がヒューマンドラマも撮れると世に知らしめた作品。

たった1時間半の中に
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ライフ・オブ・パイ トラと漂流した227日(2012年製作の映画)

4.1

「なぜ人は物語を必要とするのか」


宗教、芸術的要素の含んだ深いエンターテイメント作品。CGの使いすぎやツッコミどころ、ありえないシーンなど多用されてるが全てに意味がある。

そしてビッグフィッシュ
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.7

特撮技術、サスペンス性、人間の心理を試したサスペンスSF。


ーラストー
あの黒人はエイリアンなのか人間なのか?
監督は「どっちにも取れるように作ってるためラストの解釈は観客に任せっきり」と言ってい
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ブレードランナー ファイナル・カット(2007年製作の映画)

4.3

「雨の中の涙」

テーマ:人間の定義

「彼ら(レプリカント)は知りたがっていた。自分がどこから来て、いつまで生きられるのか。だが、それは人間も同じだ」


ーなぜレプリカントは地球に来るのかー
奴隷
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暴力脱獄(1967年製作の映画)

4.0

What we've got here is failure to communicate.

非常に普遍的で大事なテーマ「人生楽しみ笑顔で過ごす」が語られています

ータイトルの意味ー
邦題の暴力脱
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デッドマン(1995年製作の映画)

3.7

「死なんてちょっと立ちあがって別の部屋にいくようなものかもしれない」
このウィリアム・ブレイクの詩の一篇と、
「肉体は死んでも魂は生き続けるんじゃないか」
という監督自身の考えがこの映画の主題となって
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es [エス](2001年製作の映画)

3.0

人間の怖さや心理などの前に言いたいのは看守役の人たちは頭悪いの?
あんなことしたら後に捕まるし報酬も出ないってとこまでは頭回らなかったの?

哀愁(1940年製作の映画)

3.8

別れのワルツ。美しくロマンティックなダンスシーン。


戦争と権力と貧困を風刺した作品となっている

ショーシャンクの空に(1994年製作の映画)

4.1

希望がなければ人間廃人。この映画から学んだことです。
音楽や読書など主人公だけでなく周りにも影響をあたえた。人生においても同じです、色々な縛りがある中考え方を変えるだけでなんでも楽しめる。

牢獄は一
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

3.9

大人になっても人生は辛い?辛いさ。

まず注目したいのは演技。デビュー作であるナタリーポートマン、狂気を演じたゲイリーオールドマン、沈黙の殺し屋ジャンレノ。三者ともまじで演技後すごいです。ナタリーポー
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永遠の0(2013年製作の映画)

3.8

死ぬ覚悟はしたらダメだ。生きる努力をしろ。

これを戦争賛美と批判する人がいるけどそうとは思わない。戦争賛美ではなく戦争を忘れさせないための映画だと思う。

一つ一つの命には物語がある。この物語のプロ
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ベニスに死す(1971年製作の映画)

4.0

冒頭から厳やかに流れるマーラー 交響曲第5番第4楽章。


■テーマ
「究極の美」に恋した主人公。目の前にある完璧な美と迫り来る老いに対する切なさ。ただその美を前に浸るしかない。

■タージオとビョル
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パルプ・フィクション(1994年製作の映画)

4.3

音楽、映像、セリフとか全てがカッコいい、オシャレ。それぞれのキャラが個性があって愛されるキャラクターになってる。1つのパートで主役を演じれば次のパートは脇役になるという斬新なアイデアが面白い。

ジョ
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不滅の恋/ベートーヴェン(1994年製作の映画)

3.5

「私の楽譜、財産のすべてをわが天使、わがすべてである不滅の恋人に捧げる」


生涯独身を貫いたベートーヴェン。恋人がいようとも孤独感が伝わってくる。

敬愛なるベートーヴェン(2006年製作の映画)

3.3

半分実話の第九に隠された物語

写譜師として登場する23歳の女性、アンナ・ホルツ(ダイアン・クルーガー)。これは架空の人物だが、これには3人の実在のモデルがいるとのこと。

ラストシーンはアマデウスへ
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バリー・リンドン(1975年製作の映画)

4.1

「美しい者も醜い者も、今は等しく皆あの世」


自由を求める為に嘘をつき続ける。


アメリカからイギリスに渡ってきたキューブリックはイギリスの階級社会に直面しそれに対する皮肉もあからさま。地位や権力
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

4.0

テーマ:新しい時代を新しい世代が作る


ーAKIRAとは何かー
人類誰もが持ってる潜在能力、絶対的エネルギー。橋や家やロケットや核を生み出すエネルギー。国は戦争などかつての暴走を恐れAKIRAを封印
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ゲット・アウト(2017年製作の映画)

3.3

トランプ大統領になってから増加する人種差別。そのせいで人種差別の問題に対する映画が売れるようになりました。

アイスティーを飲ませたシーンは南部独特の飲み物のため南部、人種差別を表してます。

ネタバ
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バードマン あるいは(無知がもたらす予期せぬ奇跡)(2014年製作の映画)

4.2

「そして君は人生で求めてきたものを手に入れれたのかい?ー得られたー何が欲しかったの?ー誰かに愛されたと言われたかった。愛されたと感じたかったことだ」


ジャンルは8 1/2やオールザットジャズ、仮面
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怪物はささやく(2016年製作の映画)

4.0

不都合な真実を認める覚悟
不可能な状況を良くしようと努力しようとするより、現実を受け止める強さを身につける。


今作の三つの物語含め物語とはほとんどが創造された嘘の物語だ。しかしその嘘が真実を語った
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バケモノの子(2015年製作の映画)

3.7

細田守版「そして父になる」
父子の定義や自分はなんなのか、人間の闇とテーマとした哲学的な映画でもある。

ー白鯨との関係ー
白鯨あらすじ
船乗りのイシュメールは捕鯨船ピークォード号に乗り込みました。そ
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ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

4.1

人間に生まれたからには愛することを忘れてはいけない


神(ダイアナ)は人間を愛することで人間を守り愛が生む凄まじいパワーに気づく。
女性解放運動、女性差別、第一次世界大戦、ギリシャ神話を含んだ深い話
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