ほおづきさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

3.5

キービジュ詐欺w!

『スノーマン』などで有名なイギリスの国民的絵本作家レイモンド・ブリッグズのご両親のおはなし。
絵がやさしい感じのタッチだから、ほのぼのハートフル癒されアニメかと思ったら、なんか思
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

ピーターラビットってこんな作風だっけ?ってなるくらいアメリカナイズされたハリウッド版ピーターラビットw
ピーターの悪だくみがいたずらうさぎの範疇を超えてて紅茶ふいた。


おとうさんをパイにした天敵マ
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

愛にまつわるいろんな人の物語が、クリスマスというキーワードで繋がってゆく群像劇。

タイトルの意味は
「愛って実はいろんなとこにあるんだよ」っていう感じで
その名の通り、親子愛、夫婦愛、自己愛、性愛、
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ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語(2019年製作の映画)

4.0

邦題を見て『若草物語』をめぐる別のお話かと思ったら『若草物語』だった。
よく見たら原題は若草物語のままだった。。。
というより、大人になった『若草物語』の主人公のジョーが『若草物語』を書き上げるに至っ
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つぐない(2007年製作の映画)

3.5

つ ぐ な っ て な い


びっくりした。
ぜんぜんつぐなえてなくって・・・

設定がすごくおもしろそうで、タイプライターをモチーフにした音楽、演出、映像の美しさで、序盤からかなり期待値高まってた
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プライドと偏見(2005年製作の映画)

4.0

なんだかお堅いタイトルとあらすじの内容からもっとシリアスなお話かと思ったら、びっくりするくらい王道な乙女ゲーor少女漫画ストーリーで笑ったw


▼乙女げーの女主人公  
知性を備えていて物怖じしない
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(500)日のサマー(2009年製作の映画)

3.5

ATフィールドがちがち女子と価値観押し付け草食男子の恋愛物語。
かわった演出があって面白かったけど、物語はそこまで刺さらなかった。

そういえば、恋が実った後に町中がフラッシュモブで祝福してくれるのっ
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そんな彼なら捨てちゃえば?(2009年製作の映画)

3.5

友達の友達がつきあってる相手はまた友達でっていう大学のサークル内の男女関係みたいなwラブコメディ群像劇。

・妄想がすごくて恋愛がうまくいかないがさつな女子。
・どんくさい男とイケメン既婚者にゆれる女
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明日への地図を探して(2020年製作の映画)

3.5

主人公が最初っからループした1日に閉じ込められていて、しかも主人公以外にも閉じ込められてる人が序盤から登場しちゃうおはなし。

主人公以外にもループしてる人がいたっていうおはなしなら韓国の『エンドレス
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キャロル(2015年製作の映画)

3.5

トレーラー見た時からおしゃれだなぁと思ってた映画だったけど・・・
出てくる男が全員クズでびっくりした・・・
というか、絵に描いたようにクズ過ぎて逆に創作感がすごい。。。
もしかするとそのことは大して重
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セイフ ヘイヴン(2013年製作の映画)

4.0

よくあるハリウッド的なただの恋愛映画で
よくあるゆがんだ愛情表現系のおはなし。

なんだけど
シングルファーザー、アル中、不祥事、DV夫、親の愛、いろんな要素を詰め込んで、さらに序盤に隠されてた真実が
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ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

3.5

ゆがんだ愛情表現物語。

元夫から自作の小説が送られてきた主人公。暴力的ではあるが才能を感じさせるその作品から彼の成長を感じ、自分と照らし合わせて実生活を顧みるおはなしで、劇中劇のほうが長いんじゃない
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彼女がその名を知らない鳥たち(2017年製作の映画)

3.5

ゆがんだ愛情表現物語。邦画。
情緒不安定で重度のクレーマー。周囲にあたりちらしていろんな男に依存しちゃう、たぶん境界性パーソナリティ障害だと思われる女性とその彼女を献身的に支え続ける男のおはなし。
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百万円と苦虫女(2008年製作の映画)

3.5

お や が わ る い

って思った。なんだか・・・
それにしても
「なにやってるんだろわたし(おれ)・・」
結局コレに尽きるなぁ・・・
ふたりともなにやってるの・・・w?


人との距離の取り方が苦
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

トランスジェンダーへの不理解を描いた物語。
その難しい役を生田斗真さんが演じていて、それが凄くよかったんだけど、せっかく俳優さんたちの演技が良かったのに正直もったいないと感じてしまった作品。


まず
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舟を編む(2013年製作の映画)

5.0

言語能力は高いが周りからちょっとおかしい人扱いされてる主人公が、出版社内でもお荷物扱いされてる辞書を作る部署に配属され、15年もかかる辞書制作に奮闘するおはなしで、普段あまり意識することのない辞書制作>>続きを読む

探偵はBARにいる(2011年製作の映画)

3.5

松田龍平さんのこういう
無害なサイコパスの役もっとやってほしいw

この作品の雰囲気がすき。
主人公が生活力がぜんぜん無くてぽんこつなのに、なぜかかっこよくて、仕事もできるかどうか分からないけど喧嘩だ
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鍵泥棒のメソッド(2012年製作の映画)

4.0

売れない役者と殺し屋が入れ替わるコメディ作品。

邦画の面白さを気づかせてくれた映画。
これ観た当時はほんとに邦画が苦手で、日本人の演技がどうしても好きになれなかったんだけど、友達に薦められてこの映画
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64 ロクヨン 前編(2016年製作の映画)

5.0

この映画は原作の小説がすごく好き過ぎて、この映画もすごく好きなんだけど、やっぱり雰囲気が地味だし暗いし、大衆受けする感じじゃないとは思う。。。
もともと情報量が多すぎるおはなしのクセに、上下巻あるうち
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Fukushima 50(2019年製作の映画)

5.0

正直観ることをすごく躊躇した。
日本を守るために、放射能を浴びて命を削りながら作業をする人たちのドラマなんて仮に創作とはいえ観ていられる自信がなかったから。
実際、開始5分くらいでこみ上げてくるものが
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空飛ぶタイヤ(2018年製作の映画)

4.0

走行中のトレーラーのタイヤがはずれて、歩道を歩いていた母子に直撃したっていう実在の事件「横浜母子3人死傷事故」「三菱リコール隠し事件」をもとに描いた物語で『七つの会議』と同じ原作者、同じようなモチーフ>>続きを読む

七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

展開がおもしろくて普通に楽しめたけど、メインビジュアルを見て社会派ドラマかと思ってたから、すごくコメディな作風でびっくりした。
でも学生のときにこれ見てたら、仕事ってこんなに過酷なのか・・・ってガクブ
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海月姫(2014年製作の映画)

3.5

この作品はとにかく原作がいい。

そのせいなのかどうかは知らないけど、読者層を考慮したとしてもアニメで終わらせておけばよかったのに、映画化、ドラマ化と展開していく背景には大人の事情もあるかもしれない。
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私をくいとめて(2020年製作の映画)

3.5

『勝手にふるえてろ』みたいな捻くれてるがゆえにモテない女の子が、現実逃避でイマジナリーフレンドに救いを求めてるおはなし
かと思ってたらちょっと違った。

『勝手に~』は憧れの人から逃れられなくて
現実
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勝手にふるえてろ(2017年製作の映画)

5.0

映画のチラシを配りまくって布教した映画。
松岡茉優PV。

恋愛経験ゼロの主人公が、同期の男から告られるが中学から片思いしてる脳内彼氏と再会したい思いを叶えるため、同窓会を計画するというおはなし。
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劇場(2020年製作の映画)

5.0

たぶんスタッフも意図的にやっているのかもしれないけど、主人公にちょこちょこ又吉さんぽさを感じた。
実際、彼にもこういう時期があったのかもしれないなと想像して、こういう女の子ってヒモ気質のある男性から逃
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リトル・フォレスト 冬・春(2015年製作の映画)

4.5

都会暮らしに疲れた主人公が故郷に戻り、自給自足しながら古民家で一人暮らしする様をナレーション交えて描くTHEスローライフな作品。
ストーリーみたいなのはほとんど無くて、主役の橋本愛さんがひたすら畑で採
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リトル・フォレスト 夏・秋(2014年製作の映画)

4.5

松岡茉優さん目当てで観た作品。松岡さんのシーンは少なかったけど、結果めちゃくちゃいい作品に出会えた。


内容は、都会暮らしに疲れた主人公が故郷に戻り、自給自足しながら古民家で一人暮らしする様をナレー
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ひとよ(2019年製作の映画)

5.0

子供を虐待する夫を殺した母と、その3人の子供(兄弟妹)たちの物語。

これすごく面白かった。
結局嫁に手をあげてしまう兄。
結局DVの彼氏を選んでしまう妹。
アンビバレントな感情に揺れる素直じゃない弟
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誰も知らない(2004年製作の映画)

4.5

スタッフロールの母親のキャスト名のYOU(あなた)という文字を見て、海外の人たちが感銘を受けたっていうエピソード好き。

「巣鴨子供置き去り事件」という実際の出来事を映画化した作品。実際の事件は映画以
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万引き家族(2018年製作の映画)

4.0

この映画観終わったあと、あれ・・?思ってたより刺さらなかったぞ・・・って思った。もしかしたら前評判にハードルを上げられ過ぎてしまっていたのかもしれないんだけど、なんか『スリービルボード』を見た時も同じ>>続きを読む

羊の木(2018年製作の映画)

3.5

人は本当に更生することが出来るのか?
隣人の過去を知っても、人は無条件で信じることができるのか? 
人が肌で感じることは大概正しい・・・

過疎化対策の国家プロジェクトとして、元殺人犯6人を住民に内緒
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パーマネント野ばら(2010年製作の映画)

4.0

男運の悪い3人の女子が田舎町でもがいている姿を描くドタバタブラックコメディで、西原理恵子さん原作漫画の映画化作品。
あんまり期待せずに見はじめたけどおもしろい映画だった。あと涙出るくらい笑った。
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紙の月(2014年製作の映画)

3.5

夫との関係に虚しさを抱く主婦が、大学生と不倫関係に陥って逢瀬を重ねていくうちに金銭感覚が麻痺してしまい、勤務先の銀行の顧客の預金を使い始め犯罪に手を染めていくっていうおはなし。 

鑑賞前は「年下の恋
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八日目の蝉(2011年製作の映画)

3.5

不倫相手の子どもを身ごもった女性が、人工中絶後子供が産めない身体になってしまう。同じ頃に生まれた不倫相手の妻の赤ん坊を一目見ようと留守宅に侵入。そのまま赤ん坊を誘拐して逃亡するが、二人の母娘としての幸>>続きを読む

メランコリック(2018年製作の映画)

5.0

twitterで話題になっていて、なんでだろうと思いながら予備知識も何も入れずに観はじめたんだけど、なんかとても面白かった映画。
何も知らずに観てすごく面白かったから
何も知らずに観たほうがいいかもし
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