「上書きして手に入れる思い出」
カセットテープを再生している間だけ死んだミュージシャンと入れ替わり、解散した自身のバンドを再生させようとする青春SF音楽映画。
これは良かった。体を貸している颯太が>>続きを読む
「何故にミュージカル?」
オタク同士の恋を描く、アニメにもなった同名コミックを実写化。監督はお馴染みコミック実写化の雄、福田雄一。原作は5巻ぐらいまで読んだ。
福田雄一作品の中でも「斉木楠雄の災難>>続きを読む
「セクハラダメ!絶対!」
アメリカで視聴率ナンバーワンを誇るテレビ局FOXニュースの女キャスターが、セクハラでCEOを訴えるという実話に基づいた話。
展開が早くて、似たような女社員がいっぱい出てく>>続きを読む
「ワンカット”風”撮影で伝えるリアルな戦場」
サム・メンデス監督が、第1次世界大戦を舞台に描く戦争映画。主人公である2人の英国兵は若手俳優が演じ、その周囲をベネディクト・カンバーバッチ、コリン・ファ>>続きを読む
「説明不足なLGBT系映画」
第157回芥川賞を受賞した沼田真佑の小説を、大友啓史監督が映画化。突然消えた親友の裏の顔を探っていくミステリー。
ミステリーとは言うが、あまりそういうトコロに力を入れ>>続きを読む
「この映画の犬は愛せない」
清水崇監督が、福岡県に実在する心霊スポットを舞台に描くホラー。なんとなく興味があまり無くても聞いたことある人が多いと思う。
清水崇監督と言えば未だに呪怨なんだが、今回も>>続きを読む
「善と悪」
山田孝之がプロデューサーで名を連ねている人間ドラマ。「人間の善と悪」をテーマに、父の自殺を機に帰郷して父の裏の顔を知った主人公が、人間の二面性に振り回されつつやがて自らも裏稼業に堕ちて行>>続きを読む
「正統派名探偵ミステリー」
名探偵モノのオリジナルの密室殺人ミステリー。監督は「スター・ウォーズ 最後のジェダイ」のライアン・ジョンソン。主演はダニエル・グレイグ。
今時珍しい正統派なミステリー。>>続きを読む
「手紙で綴る喪失愛ストーリー」
岩井俊二監督最新作。パッとキャストを見ても豪華な顔ぶれだが、更に監督の作品「Love Letter」から25年振りに豊川悦司と中山美穂が脇役で岩井作品に復活している。>>続きを読む
「2人のワンフォーオール」
ヒロアカ劇場版第2弾。那歩島で一般人を手助けしていた生徒達が、個性を奪うヴィランと対峙する。
今回はファンには堪らないぐらい爆豪が出ずっぱり。殆どデク&爆豪コンビで敵ボ>>続きを読む
「シリーズ1荒唐無稽」
原作福本伸行の有名ギャンブル漫画実写化、実に9年振りのシリーズ3作目。
いやあ、久しぶりに実写カイジを見たがキツかった。ツッコミどころ満載で草も生えない。いきなりハンチョウ>>続きを読む
「巻き込まれラブバイオレンス」
当たり外れの激しさが突き抜けてる三池崇史最新作。余命宣告されたボクサーが1人のヤク漬け女を助けてしまったが故にヤクザや中華マフィアの抗争に巻き込まれる。
これは当た>>続きを読む
「家族愛溢れる台湾アニメ」
北郊外に実在する「幸福路」を舞台に、祖母の死をきっかけに帰郷した女性が幼少時の思い出とともに自分を見つめ直す姿を、台湾現代史を背景に描いたアニメ映画。
台湾のアニメを見>>続きを読む
「思ったより酷くはない、が」
見たコトない人も名前だけは聞いたことがあるであろうミュージカルの金字塔作品を意外にも初映画化。「レ・ミゼラブル」「英国王のスピーチ」のトム・フーパーが監督。今まで高評価>>続きを読む
「お金の切れ目が縁の切れ目」
リーマンショック後のニューヨークを舞台に、ストリップクラブで働く女性たちがウォール街の裕福なサラリーマンたちから大金を奪う計画を立てたという実話。
女同士の友情から裏>>続きを読む
「野性への目覚め」
アメリカの文豪ジャック・ロンドンが1903年に発表し、過去にも6度も映画化された冒険小説を新たに映画化。ハリソン・フォードが主演、監督は「ヒックとドラゴン」のクリス・サンダース。>>続きを読む
「地に足付いたサスペンス」
現役医師で作家の知念実希人による小説を、映画化。監督は「屍人荘の殺人」の木村ひさし。
「屍人荘の殺人」はまあ酷かったが、こっちはそこそこ良いデキだった。ピエロの立て籠り>>続きを読む
「周りくどさ爆発」
世界的ベストセラー「ダ・ヴィンチ・コード」をはじめとするダン・ブラウンの小説「ロバート・ラングドン」シリーズの4作目「インフェルノ」出版時、違法流出防止のため各国の翻訳家たち9人>>続きを読む
「明るいホラー(色んな意味で)」
「ヘレディタリー」に続くホラー界の新星、アリ・アスター監督の第2作。彼氏とその友人達と一緒に旅行に行く先で起こる巻き込まれ系ホラー。ホラーなのに殆ど明るい場面で展開>>続きを読む
「母さんは母さんだよ」
桑原裕子が主宰する「劇団KAKUTA」が2011年に初演した舞台を白石和彌監督が映画化。父を殺した母が15年振りに子供達の前に姿を表す。
テーマ的には重いんだが、見終わった>>続きを読む
「活動弁士コメディ」
サイレント映画時代を舞台に一流活動弁士になることを夢見る青年を主人公にしたコメディドラマ。周防正行監督最新作。
活動弁士とは、活動写真(無声/サイレント映画)の傍らでその内容>>続きを読む
「感動必死の法廷ドラマ」
黒人への差別が根強い1980年代の米アラバマ州で、冤罪の死刑囚たちのために奮闘する弁護士ブライアン・スティーブンソンの実話を描いた法廷ドラマ。監督は「ショート・ターム」のデ>>続きを読む
「予想を下回るハジケ度」
「スーサイド・スクワッド」でジョーカーの恋人だったDCキャラの1人、ハーレイ・クインが主役になった作品。ジョーカーと破局したトコから話は始まり、そこから恨み辛みを持ったヤツ>>続きを読む
「成功者家族に寄生する」
ポン・ジュノ×ソン・ガンホタッグの映画4作品目。2019年のカンヌで韓国映画初となるパルムドール受賞、第92回アカデミー賞でも外国語映画として史上初となる作品賞も受賞した作>>続きを読む
「少し不思議な四角関係」
「あの花」「ここさけ」の監督・長井龍雪&脚本・岡田麿里タッグの長編映画第3弾。今回も埼玉県秩父市を舞台にしている。過去と現在の1人の男とその男を好きな兄弟の不思議な四角関係>>続きを読む
「続編でも無茶苦茶です」
1988年に宮沢りえ主演で実写映画化された宗田理の同名小説がアニメ映画となって復活。リメイクかと思いきやなんと続編だった。1作目から30年経った北海道が舞台。宮沢りえが演じ>>続きを読む
「テイストが失われた実写化」
今村昌弘によるサスペンス小説を映画化。監督はテレビドラマ「99.9 刑事専門弁護士」シリーズの木村ひさし。小説は評判高かったのはなんとなく知っていたので期待値が上がって>>続きを読む
「国防長官をオカズにするのはNGです」
女性国務長官とフリージャーナリストとの格差恋愛コメディ。監督は「50/50 フィフティ・フィフティ」のジョナサン・レビン。
これ蓋を開けてみればかなりのリア>>続きを読む
「トラウマってレベルじゃねえぞ!」
本作はアルヴィン・シュワルツが1981年から1991年にかけて発表した児童書『誰かが墓地からやってくる』シリーズを原作としたホラー。監督は「ジェーン・ドウの解剖」>>続きを読む
「CGにする意味ある?」
お馴染みルパンを3DCGアニメ化した作品。監督は当然というかなんというかの山崎貴。
そもそもドラえもんやドラクエなどから言ってたように、このテのアニメやゲームをCGにする>>続きを読む
「手榴弾は遠くに飛ばせ」
第2次世界大戦時のドイツに生きる10歳のナチ派を主役に据えたストーリー。第44回トロント国際映画祭で最高賞の観客賞を受賞。監督は「マイティ・ソー バトルロイヤル」のタイカ・>>続きを読む
「しっとり系ラブロマンス」
芥川賞作家・平野啓一郎の同名小説の映画化。監督は「容疑者Xの献身」「昼顔」の西谷弘。
平たく言えばギタリストが婚約者がいるジャーナリストに恋をするが2人のすれ違いをきっ>>続きを読む
「NOT、AI社会」
AIが人間の生活の基盤となった2030年、突如として起きた暴走を食い止めるべく奔走する逃亡劇サスペンス。監督は入江悠。
近い将来あり得るかも知れないAI社会を描いているのは面>>続きを読む
「冤罪怖し」
クリント・イーストウッドのお馴染み実話シリーズ。1人の若者が弁護士の助けを経て冤罪と戦うお話。前作「運び屋」でオリジナル脚本、本人も出演と思ったが、またこの路線に戻ったか。
でも実話>>続きを読む
「イケメン無罪の空気は万国共通」
30人以上の女性を惨殺した実在の殺人鬼を演じた実録犯罪映画。最近のシリアルキラーモノだと「ハウス・ジャック・ビルト」を思い出すが、こっちは実話。実話のコチラの方がエ>>続きを読む
「大女優のプライドと寂しさ」
「万引き家族」でパルムドールを受賞した是枝裕和監督の最新作はフランスを代表する女優カトリーヌ・ドヌーブを迎え、初の国際共同製作で手がけた長編作品。嘘だらけの母の自伝の出>>続きを読む