kenさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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ピッチ・パーフェクト ラストステージ(2017年製作の映画)

3.8

ベラーズ同窓会は再結成の機会となる。社会人となり、揉まれて悩む者、辞めた者、やりたい事が見つからない者達…。誰もが通り悩む時期だろう。学生時代のノリの延長で再結成とはいえ、家族的な絆がなければそうはい>>続きを読む

運び屋(2018年製作の映画)

4.1

麻薬カルテルのコカインを運ぶのはその道のプロだとこれまで思っていた。しかし、運び屋のアール・ストーン(クリント・イーストウッド)は90歳の高齢で孤独な退役軍人。社交的でジョークを飛ばし周囲を支援する人>>続きを読む

湯を沸かすほどの熱い愛(2016年製作の映画)

4.2

香港から成田へ向かうフライトで本作を鑑賞した。余命を宣告された母、双葉(宮沢りえ)が家族と自分の為に絶対にやらねばならないことを実行していく。出奔した夫、一浩(オダギリジョー)を父に戻し、娘の安澄(杉>>続きを読む

アクアマン(2018年製作の映画)

4.2

海底国アトランティスの女王アトランナを演じる二コール・キッドマンの活躍が一番嬉しかった。DCコミック映画に出演するとは夢にも思っていなかったので、その役柄にすごく期待していた。

アトランナ女王を岩場
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.9

ストーリー全体の面白さは、前作の方がよりファンタジー感と笑いがあり、個人的には良かったと思う。しかし、若き日のダンブルドアにジュード・ロウが起用されていて、大いに楽しませてくれた。圧巻はグリンデルバル>>続きを読む

ペンタゴン・ペーパーズ/最高機密文書(2017年製作の映画)

4.0

トム・ハンクス、メリル・ストリープの共演で史実を映画化した作品にて自ずと期待が高まった。しかも、歴代大統領が勝てないことを分かっていながらベトナム戦争に若者を派遣していたという事実をスクープした話にて>>続きを読む

ファースト・マン(2018年製作の映画)

4.2

人類で初めて月面着陸に成功した宇宙飛行士、ニール・アームストロングの苦難の訓練活動と歴史的偉業を達成するまでの歩み、心の葛藤を描いた映画である。

最も心に響き感動したのは偉業達成のシーンではなく、妻
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カサブランカ(1942年製作の映画)

4.3

ハンフリー・ボガート、イングリット・バーグマン主演の不朽の名作をあえてDVD購入して初鑑賞した。

ボガード演じるリックのダンディーさとイルザを演じるバーグマンの気品に溢れた美しさは、今観ても全く色褪
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メリー・ポピンズ リターンズ(2018年製作の映画)

4.0

エミリー・ブラントのメリー・ポピンズはとても綺麗な教育係の魔法使いかと思いきや、大人も含めて人生を楽しく生きることの喜びを教えてくれる。そして、必要な場面ではサラッと助けてくれるのだ。

メリー・ポピ
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クリード 炎の宿敵(2018年製作の映画)

4.1

一番感動した瞬間は再試合中にアドニスが奮起する場面でロッキーのテーマ曲が流れた時である。新シリーズだがやはりこの曲は不可欠だと思う。この曲を聴くとロッキーがフィラデルフィアの下町から苦労して街の人達に>>続きを読む

ミッキーの移動住宅(1938年製作の映画)

4.0

ミッキーの移動住宅があまりに素敵な造りで驚かされる。80年も前に現代的センスのある家を考えたミッキー(ディズニー)は、夢の世界を創造することにかけてはピカイチだと思う。

ボタン一つで洗面所は出るわ、
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ローマの休日(1953年製作の映画)

5.0

永遠の名作「ローマの休日」を久しぶりに再鑑賞した。いつ観てもオードリー・ヘップバーン演じるアン王女の可憐で愛くるしい美しさに惹き込まれる。そして、オードリーならではの気品と知性が王女役に相応しい。グレ>>続きを読む

アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

4.3

アリー演じるレディー・ガガの歌声を初めて聴いたが、圧倒的な歌唱力と声量には本当に驚いた。有名シンガーだからとの思い込みは完全に崩された。初主演の女優としても、素顔をさらけ出してまるでレディー・ガガ誕生>>続きを読む

ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

5.0

この映画でフレディ・マーキュリーという偉大なミュージシャンの残した足跡を知り、そしてライブ・エイド映像の熱い思いによる感動は暫く冷め止まなかった。全ての観客にクィーンの曲を改めて聴こうと思わせた実に秀>>続きを読む

モリーズ・ゲーム(2017年製作の映画)

4.2

実在するモリー・ブルームを演じるジェシカ・チャステインの演技がやはり素晴らしかった。彼女が出演している映画は実話に基づくストーリーが多く関心を持っている。台詞も比較的多くて彼女に向いていると思う。>>続きを読む

女は二度決断する(2017年製作の映画)

4.0

ダイアン・クルーガーの圧巻の演技に惹き込まれた。夫と最愛の息子との幸せな日々が、突然のテロリストによる爆破事件で2人を同時に失うという悲劇に変わる。

法廷では遺族にもかかわらず、被告人の弁護士による
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ウィンストン・チャーチル /ヒトラーから世界を救った男(2017年製作の映画)

4.5

「成功も失敗も終わりではない。肝心なのは続ける勇気だ。」ウィンストン・チャーチル の言葉である。劇中何度となく出てきた「勇気」という言葉にチャーチルの人間性が現れている。

この映画はチャーチルが首相
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イコライザー2(2018年製作の映画)

4.0

元CIAの凄腕エージェント、マッコールをデンゼル・ワシントンが今回も好演している。世の悪人を僅か19秒で抹消する必殺仕事人である。しかも、瞬殺に近いその技の切れ味に驚かされる。相手の動きを予測し19秒>>続きを読む

ルイスと不思議の時計(2018年製作の映画)

3.7

近くの劇場は吹替版しか上映しておらず止むを得ず鑑賞したが、やはり字幕版で観るべきだった。ケイト・ブランシェットのボイスに合っていない声優だが聞いたことのある声、エンドロールで宮沢りえと気づいた。

1
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.3

最初から手話で始まる展開に少し驚いたが、冒頭のシーンで起きた悲しい出来事に端を発し、最後まで緊張感が途切れることは無かった。

エミリー・ブラントが母親イブリン役を熱演している。後半、母としてサバイバ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

4.2

見失ってはいけない大切なモノを彼らは教えてくれた。「100エーカーの森」に住むくまのプーさんと仲間達。幼少期のクリストファー・ロビンと彼らとの楽しい田舎生活は決して忘れることのない宝物だったはず…。>>続きを読む

デトロイト(2017年製作の映画)

4.0

1967年7月23日〜27日にかけてデトロイト暴動は起きた。その最中に発生したアルジェ・モーテル事件を題材にした映画である。ミシガン州はこの暴動を鎮圧するため、陸軍州兵を投入したが43人も死亡し118>>続きを読む

きつねとクジラ(2016年製作の映画)

4.0

朝から心穏やかになる素敵な作品であった。これを自分が子供の時に観たらどう思うだろう?想像がつかない…(笑)でも、くじらの死骸を発見した時の気持ちを知りたい。

自然界はこんなにも美しくて、生き物に恵み
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

4.3

いや〜凄く面白くて本当に楽しかった!劇場で久しぶりに何度も笑った。前作よりも更にパワーアップしていて、ユーモアたっぷりでエンジョイさせてくれた。ストーリーが展開する中で頻繁にコメディートークがあり、観>>続きを読む

エル ELLE(2016年製作の映画)

3.9

フランスを代表する女優イザベル・ユペール主演の映画を初鑑賞した。これまでに観たこともない衝撃的なサスペンス映画の世界にグイグイと引き込まれた。

被害者ミシェル(イザベル・ユペール)は警察には全く頼ら
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

4.2

気づいたら思わず足と指でリズムをとっていた。体を揺すって心も熱くなりながら、キャスト達と共に歌い、座りながらも踊っていた場面がある。そう、言わずと知れたABBAのダンシング・クィーン!この曲が流れて全>>続きを読む

ミッション:インポッシブル/フォールアウト(2018年製作の映画)

4.6

MIシリーズで一番手に汗を握りながら観たかもしれない。ラストシーンでは不覚にもグッときて、思わず目頭が熱くなってしまった。このシリーズは毎回楽しみにしているが、期待を全く裏切らずいつも熱い気持ちでエン>>続きを読む

ザ・サークル(2017年製作の映画)

3.3

トム・ハンクス、エマ・ワトソンの共演にて期待したのだが、想定範囲内のストーリー展開で少しガッカリした。

SNSは便利なツールだが、超巨大企業が牛耳るシステムになるとプライバシーの侵害や政治的利用に対
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ジオストーム(2017年製作の映画)

3.7

近未来はこの映画同様に気象宇宙ステーションにより世界の気象がコントロールされているかもしれない…。しかし、人類が開発しコンピュター制御がされている以上、いつの時代にも悪用することを考えるやつがいる。>>続きを読む

ありがとう、トニ・エルドマン(2016年製作の映画)

3.9

父親とは娘が心配で仕方のない存在である。音楽教師の父ヴィンフリートは一人娘のイネスが幸せにしているか気になり、ドイツから赴任先のブカレストに突然会いに行く。

多忙なコンサルタント業をやりながら父親の
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.8

ハン・ソロの名前の由来、相棒チューバッカとの奇想天外な出会い等、ミレニアム・ファルコンを駆る密輸屋になるまでにこんなストーリーがあったのかと意外と楽しめた。

銀河一の宇宙船パイロットを目指すハン・ソ
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The Keeper キーパー(2014年製作の映画)

3.2

高級マンション入り口のガードの横柄な態度に始まり、恋人ではない美しい女性を自宅に招いた金持ちの男の目的とは?ラストまであっという間のショートムービーだが、サスペンス感が強く思わず引き込まれてしまう。

ワンダー 君は太陽(2017年製作の映画)

4.5

オギー(ジェイコブ・トレンブレイ)の外見は変えようがない。本人はそのことを十分に分かっている。人としての中身が悪くないのに外見から避けられてしまう辛さは本人でなければ計り知れない。子供の世界では虐め、>>続きを読む

アデライン、100年目の恋(2015年製作の映画)

4.2

ジェニー(ブレイク・ライヴリー)の美しく愛らしい笑顔がとても素敵でずっと観ていたい気分になった。そして、恋人エリスの父親ウィリアム役を名優ハリソン・フォードが好演していてストーリーとしても楽しめた。>>続きを読む

デッドプール2(2018年製作の映画)

3.9

デッドプールを劇場で観たので、それだけの理由でパート2も観に行った。プレゼントをもらえることは知らなかったので得した気分になり少し嬉しかった。

実はグロテスクな殺しやホラー映画は苦手なジャンルだが、
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スーパーマン、スパイダーマン、バットマン(2011年製作の映画)

3.8

これ程短い作品の中に大切な家族の愛と思いやりが詰まっていて本当に感動作である。

Aronの母を思う優しい気持ちとその対応にグッときて泣かされる。バスの中での父親との会話が面白い。小さな子供にとっては
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