kenさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

ken

ken

映画(275)
ドラマ(25)
アニメ(0)

DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.9

邦画の実写版ファンタジー映画を初めて観たと思う。古都鎌倉を舞台に人と幽霊や妖怪が共に暮らしている不思議な世界を描いている。恥ずかしいことにベストセラーコミックであることは知らなかった。(笑)

事前情
>>続きを読む

ノクターナル・アニマルズ(2016年製作の映画)

4.3

久しぶりに極上のミステリー映画を堪能できた。エイミー・アダムスとジェイク・ギレンホールの共演にて、自然と期待も高まった。オープニングの豊満な裸婦による異様な踊りに圧倒されると共に、これから始まる物語の>>続きを読む

ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.9

ストーリーは知らなかったが、ピーターラビットがイギリスの児童向け絵本であることは認識していた。1902年に初版が発売され、シリーズ累計発行部数は何と世界で2億5千万部を越えるという。

イギリスの長閑
>>続きを読む

アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー(2018年製作の映画)

3.8

MCU作品を全て観た訳ではないが、娯楽超大作を劇場でエンジョイしようと思い鑑賞した。実はガーディアンズ・オブ・ギャラクシーのシリーズ、ブラックパンサー等も未見である。

ストーリーはともかく、何とも豪
>>続きを読む

パターソン(2016年製作の映画)

3.8

ニュージャージー州パターソン市のバス運転手で詩人のパターソン(アダム・ドライバー)と美しくてキュートな妻ローラ、(ゴルシフテ・ファラハニ)そして愛犬マーヴィンの何気ない1週間の生活を描いたストーリーで>>続きを読む

レッド・スパロー(2017年製作の映画)

4.1

本作を予告編で知った時、アトミック・ブロンドを直ぐに思い出した。しかし、全く異なるタイプの女スパイ ドミニカをジェニファー・ローレンスが体当たりで熱演していた。大胆な脱ぎっぷりには正直驚きを隠せなかっ>>続きを読む

アナと雪の女王/家族の思い出(2017年製作の映画)

3.4

上映時間22分は少し長めに感じたけれど、短編なりに楽しめた。

オラフがクリスマスの伝統を探しにいくのだが、道中色々あって面白い。
アナとエルサの2人を喜ばせるために随分と頑張るのだが結果は上手くいか
>>続きを読む

シェイプ・オブ・ウォーター(2017年製作の映画)

4.0

主人公のイライザを演じるサリー・ホーキンスの感動的な演技に終始圧倒された。言語発生障害の孤独な女性と半魚人との純愛を見事に演じ切っており、ホーキンスの女優としての力量と魅力を存分に見せつけられた感じが>>続きを読む

リメンバー・ミー(2017年製作の映画)

5.0

劇場の予告編で既に引き込まれていた。心温まる素敵な家族愛のファンタジー映画である。邦題のリメンバー・ミーは主題歌だが、大きく胸を打つ感動のラストシーンは涙なしでは観られない。

愛する大切な家族に会い
>>続きを読む

プラダを着た悪魔(2006年製作の映画)

4.5

人気ファッション誌「ランウェイ」のカリスマ編集長ミランダをメリル・ストリープ、その新人アシスタントのアンディをアン・ハサウェイ、この2人の好演が実に素晴らしい。

ミランダから公私に渡り無理難題を指示
>>続きを読む

グレイテスト・ショーマン(2017年製作の映画)

5.0

楽曲の素晴らしさとキャスト達の圧倒的なダンス、歌唱力に大いに感動した。いずれの音楽もその歌詞に心を奪われる。夢と希望、友情、愛、諦めない気持ちの大切さを映画全体から感じずにいられない。

オープニング
>>続きを読む

ラストレシピ 麒麟の舌の記憶(2017年製作の映画)

4.2

ラストレシピ、この作品のタイトルに自然と惹かれた。天皇の料理番 山形直太朗(西島秀俊)は1930年代の満州国で「大日本帝国食彩全席」のメニューを作りあげる。プロの料理人として全身全霊を注ぎ込んだ闘いと>>続きを読む

アウトレイジ 最終章(2017年製作の映画)

3.5

北野武監督作品を久しぶりに鑑賞した。
ヤクザの抗争にて当然殺しも多く、あまり内容的には好きになれない。しかし、ストーリーは分かり易いので観ながら展開が予想できた。

改めて驚いたのは、テレビや映画で見
>>続きを読む

アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

4.2

東西冷戦末期1989年のベルリンが舞台である。壁崩壊直前におけるMI6凄腕女スパイと各国スパイとの壮絶な闘いを描いている。ジョン・ウイックのプロデューサーによる初監督作品にてアクションシーンは半端ない>>続きを読む

僕のワンダフル・ライフ(2017年製作の映画)

4.3

いや〜この作品には何度もウルウルさせられた。フライトの小さな画面で観たにもかかわらず、最初からゴールデンレトリバーのベイリーにやられた。

犬と人間の素晴らしい関係と愛を犬目線で描いた作品である。ベイ
>>続きを読む

レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

「料理とは素晴らしき魔法なり!」

この作品を久し振りに観たくなりレンタルした。原題の「Ratatouille:ラタトゥイユ」は、フランス南部プロヴァンス地方の野菜煮込み料理だが、最後まで鑑賞するとそ
>>続きを読む

紙ひこうき(2012年製作の映画)

4.2

モノクロの世界で唯一リップの跡だけが紅い…。何とも微笑ましい2人の出会い、そして恋の芽生え…。

沢山の紙飛行機に込めた熱き思いは届かず…。でも、紙飛行機達によって導かれた再会は嬉しい。

台詞はない
>>続きを読む

ハードコア(2015年製作の映画)

3.2

テレビゲームで自らが戦闘するシーンそのものを実写化したような映像である。主人公とカメラの視線がシンクロした撮影方式の為、特定の視界しか映らない。レンタルで観た為かあまり臨場感を感じられず。また、限られ>>続きを読む

わたしは、ダニエル・ブレイク(2016年製作の映画)

4.2

ダニエルは心臓発作を患い大工の仕事をドクターに止められた。国から援助を受けるべく福祉事務所や職安に出向き色々と手続きをしようとするが、複雑な制度により進展しない。

職員とその上司も貧しい人々を冷遇
>>続きを読む

ワンダーウーマン(2017年製作の映画)

5.0

実に素晴らしいストーリー展開の映画でとても驚いた。観終わった後の満足感もすごく高く、文句なしの出来映えだ。心が洗われてスカッとしたという感じである。ガル・ガドットは美しいだけでなく、心の優しい最強女戦>>続きを読む

アース・トゥ・エコー(2014年製作の映画)

3.7

4人の子供達の一夜の冒険により、発見された宇宙船乗組員エコーを謎の集団から助け、宇宙に返してやるというストーリーだがとてもエンジョイできて面白かった。

自らが子供時代に悪さをしたあの日を思い出すと同
>>続きを読む

ジーサンズ はじめての強盗(2016年製作の映画)

4.0

40年以上勤務していた会社の合併により、突然年金を打ち切られたウィリー(モーガン・フリーマン)、ジョー(マイケル・ケイン)、ルー(アラン・アーキン)の3人はとんでもない行動に出た。
年金を取り戻して、
>>続きを読む

不屈の男 アンブロークン(2014年製作の映画)

4.0

1936年ベルリンオリンピックに出場した米国の陸上競技選手ルイス・ザンペリーニが、第二次世界大戦中に日本海軍の捕虜となり東京大森と直江津の収容所で終戦まで過ごした時の実話である。

耐え難い執拗な虐待
>>続きを読む

神様メール(2015年製作の映画)

4.0

神様はいい加減な親父で、ブリュッセルのアパートに家族と住んでいる。毎日、書斎で適当な法則を作りパソコンから人間に送ったり、気まぐれに災難を起こしたりといたずら的に世界を支配している。しかし、現実の世界>>続きを読む

ヴィンセントが教えてくれたこと(2014年製作の映画)

4.1

ヴィンセント(ビル・マーレイ)は隣に引っ越して来たシングルマザー マギー(メリッサ・マッカシー)の12歳の息子、オリヴァー(ジェイデン・リーベラー)の放課後の面倒を時給12ドルで見ることを引き受ける>>続きを読む

ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

4.2

オープニングのカーアクションとカーフーで一気に惹き込まれた。愛車マスタングをロシアンマフィアから取り戻したのも束の間、殺しの依頼を断ったイタリアン・マフィアに思い出の詰まった自宅を爆破される。

何と
>>続きを読む

ザ・ブリザード(2016年製作の映画)

4.0

1952年 米国沿岸警備隊の4名が史上最大級のブリザードにより、真っ二つに裂けて遭難したタンカーの生存者32人を命懸けで救助した実話である。

自殺行為であることは誰の目にも明白だが、小型救助艇のバー
>>続きを読む

ミケランジェロ・プロジェクト(2013年製作の映画)

3.8

第二次世界大戦中にナチス・ドイツがヒトラー命で歴史的に貴重な美術館の絵画、銅像、教会の壁画等を強奪。ルーズベルト大統領命により召集された専門家チームの兵士達がそれらを探しあて、奪還に挑む実話である。>>続きを読む

スティーブ・ジョブズ(2015年製作の映画)

4.1

スティーブ・ジョブズの半生を映画化したものである。アップル共同設立者のコンピュータエンジニアのスティーブ・ウォズニアック、CEOジョン・スカリーとの激論、娘リサとの関わり、そして有能な女性の仕事上のパ>>続きを読む

パパが遺した物語(2015年製作の映画)

4.2

小説家ジェイク(ラッセル・クロー)は事故で妻を亡くし、後遺症の治療で7ヶ月間も1人娘ケイティ(カイリー・ロジャーズ)と別れて暮らす。

幼い娘との生活が再開するも後遺症の発作による影響でいい小説が書け
>>続きを読む

しあわせはどこにある(2014年製作の映画)

4.1

精神科医ヘクターをMIシリーズのサイモン・ペッグ、恋人はゴーンガールのロザムンド・パイクが演じている。いずれも好きな映画俳優だ。

満ち足りた生活に見えるが、患者の話を傾聴できないヘクター。ある日突然
>>続きを読む

ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.9

何でも思い通りのことができるパワーを宇宙人から授かった教師ニール(サイモン・ペッグ)は、自分勝手な思いにばかりその力を使う。しかし、そこはコメディにて笑いが常に伴い、観ているものを喜ばせる。

アパー
>>続きを読む

ピッチ・パーフェクト(2012年製作の映画)

4.1

ピッチ・パーフェクト2を出張フライトで以前見て、この映画のファンになった。ピッチパーフェクトも笑いあり、涙ありと楽しませてくれ、元気をもらえた。

チーム作りの難しさを感じながら、ベクトルを合わせて
>>続きを読む

ギヴァー 記憶を注ぐ者(2014年製作の映画)

3.7

奇想天外のストーリー設定である。過去の人類の記憶を持たず、平等に管理されたコミュニティで生きる人々。一見、平和に見えるが、実は薬で感情を抑制され愛情や苦痛を感じない。

若き主人公は職業として、記憶を
>>続きを読む

SPY/スパイ(2015年製作の映画)

4.1

007の女性版と言いたいが、残念ながらおばさんスパイのスーザン(メリッサ・マッカーシー)が主人公である。しかし、諜報活動は一流で凄腕なところが驚きの連続で応援してしまう。アクションコメディだが、スパイ>>続きを読む

イーグル・ジャンプ(2016年製作の映画)

4.0

1986年冬季カルガリーオリンピックにイギリス史上初のスキージャンプ選手として出場したマイケル・エドワーズの半生を綴る実話である。

幼い頃は運動が苦手だったが、オリンピック出場の夢を決して諦めないエ
>>続きを読む