Vigocultureさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

3.6

ハリウッド版「そして父になる」はこれですか?

パラサイトを見て、同じ貧困の描き方でも是枝さんは本当に優しいんだなぁ(作品としては生ぬるい思う人もいるかな) と感じたけど、そんな優しさを感じる映画でし
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パラサイト 半地下の家族(2019年製作の映画)

5.0

面白かった。
痛烈なコメディ。切れ味抜群。

真っすぐ終わってくれたのがよかったなぁ。

北朝鮮ネタのとこ、当事者がやってるからめちゃくちゃ笑っていいはずが、日本(劇場)やと笑いにくい感じがあって損し
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ゴジラ キング・オブ・モンスターズ(2019年製作の映画)

3.9

前作観てなかったけどかなり面白かった。

情報量多く(ゴジラシリーズの世界観がしっかり作り込まれていることがわかる)

怪獣大戦争の理由付けに説得力がある。

コング対決も観たい。

チャンツィーも安
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スター・ウォーズ/スカイウォーカーの夜明け(2019年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

そもそもJJがつくりたかったのはただのファンムービーだったわけで、
(7がそうだし)
それを8でライアンにわけわからんことされたのを取り返した物語。

1〜6の既視感あるシーンを継ぎ接ぎして、必死で8
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愛がなんだ(2018年製作の映画)

3.3

艶やかさのないバチェラー
10年代最後の「モテキ」

この東京リアリティに抜群の説得力を与えてるのは、この女の子のビジュアル。

演技はどうでもいいけど、
この顔をキャスティングしたのが吉。
服装はイ
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キングダム(2019年製作の映画)

3.6

そもそも原作の5巻までが面白くないことは置いておいて、
(そのあとが面白すぎて)

実写化としても、それに時代物としても良くできてる。
いい具合にスケールの大きさも出てる。

馬のアクションがすごくよ
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楽園(2019年製作の映画)

3.0

杉咲花がかわいいから見てられたけど…


この作家は人の憎しみしか描けないのか、
人とはつまり憎しみの塊としか思ってないのか。

嫌いです。

JOKERに続いて不幸が羅列される様には個人的に辟易した
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レプリカズ(2018年製作の映画)

3.2

すごい変な終わり方する!!


科学者が追われる、みたいな宣伝をしてるこの手のSFに期待することはない。
けど、期待してないわりには銃撃シーンよりもSF的な議論シーンが多いのが良かった。

脳と心、身
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.2「First Guardian」(2019年製作の映画)

3.7

とっつぁんが奥さんに向けた「後の人生はノブチカのためにあるようなもんだ」的なセリフで泣いた。

正直2期で須郷に感情移入した人はいないと思うので、途中まで須郷メインで進むのは退屈。
逆にいうと2期でそ
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PSYCHO-PASS サイコパス Sinners of the System Case.3「恩讐の彼方に__」(2019年製作の映画)

3.4

そもそもの前映画版があまり面白くなかったので、その続きのこの作品もそこまでは…。

前作と同じく、舞台が外国になった時点で、
「シビラシステム下の犯罪とそれを追う組織のドラマ」がテーマのサイコパスとは
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X-MEN:ダーク・フェニックス(2019年製作の映画)

3.3

シリーズは好きですが、ここまで内容がないと思わなかった。
エンドロールは長かったけど、内容はなかった。
結局ファイナルディシジョンと同じ…
ジーンが暴れて、いつのまにかおさまって話が終わってる。
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ジョーカー(2019年製作の映画)

4.9

えぐくてつらくて泣いた。

最近のTwitterの擬人化世界かと思うほどに醜悪。


個人的にはバットマンとの接続なんて一切不要と思っていて、なんなら「アメコミ発のジョーカー」てエッセンスのせいでこの
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ジョン・ウィック:パラベラム(2019年製作の映画)

4.9

「何が破門だバカヤロウ」
「おいウィンストン、お前俺が破門だって噂流しろ」


ニューヨークのアウトレイジスタート。

ボリュームアップしてサイコーの形で帰ってきたジョン・ウィック。
今回もブシドーを
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七つの会議(2018年製作の映画)

3.5

顔 VS 顔。

旧態依然とした日本企業の組織内群像劇と歌舞伎、能楽者の大仰な演技がマッチしてて、まさしく現代の伝統芸能であり、200年後に歌舞伎で演じられるのはこんな話なんじゃないかという感じ。
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羊の木(2018年製作の映画)

3.8

面白かった。

不穏な空気を漂わせるためのわざとらしい演出とさりげない演出のバランスが良く、くどくない。

めちゃくちゃ好きな市川実日子が空気でした。

スリービルボードになれなかった作品とはよく言っ
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攻殻機動隊 S.A.C. SOLID STATE SOCIETY 3D(2011年製作の映画)

4.5

solid state society= 膠着化した社会


にっちもさっちもいかなくなった社会、みたいな意味合いで捉えてました。
厳密な訳は知らない。


SAC 2ndと同じく、今の日本の社会問題
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.6

宇宙版『地獄の黙示録』

クライマックスはさすがに映画館で見ないとどうしようもなかった…

地味すぎるほど地味な映画。
呼んで字のごとく前人未踏の偉業を成し遂げた人とコトを題材にしてるけど、
その出来
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未来のミライ(2018年製作の映画)

-

小さな庭に小さな木の生えた小さな家

ではない。
圧倒的デザイナー建築。羨ましい。

アクアマン(2018年製作の映画)

3.1

ソー やん。

ていう。
キャラも展開も。
王道展開でいいけどブラックマンタが登場から一貫して不要すぎて。
コスチュームなんであんなにダサくしたの。倒され方も可愛そうやったし。

そこに割くなら国同士
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

信じられないようなことばかり起こる世界で 真実を悪用する っていうのはいいテーマ。


始めこそちょいスベりなギャグも多くてノりきれなかったものの、安定のジェイクギレンホールクオリティ、バトルシーンで
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NERVE ナーヴ 世界で一番危険なゲーム(2016年製作の映画)

2.5

ブラックミラーは本当にクオリティ高いんだなと思わせられた。

ブラックミラーの1話に出来そうな題材ながら、ティーン向けの音楽で味付けされたハンガーゲーム(見たことないけど)よろしくあくまでもティーン映
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長いお別れ(2019年製作の映画)

1.1

このレビューはネタバレを含みます

保険のCM?再現VTR?

これから見にいく人に言いたい。
「湯を沸かすの監督が送る絶賛ハートフルドラマ」と思って見にいくと痛い目見るかもよ。

前作で心に刺さる作品を作った反動か、「やりたいことがで
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SUNNY 強い気持ち・強い愛(2018年製作の映画)

-

20代男には刺さらない

大根仁は毎回 「確実に存在する、そこそこの数のターゲット」を手堅く取りに行く設定が、商売上手だなぁと感心させられるし、それが今の時代とマッチしてることと、
ターゲットのことを
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

3.5

トムホランドを除き主人公陣に美系がいないのは、いい傾向とは思えない。
人種の多様性はいいけど、フィクションな見た目は維持してもいいんだよと。
特にリズ…どうした…ロナウジーニョや…
ダークナイトで急に
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きみの鳥はうたえる(2018年製作の映画)

3.6

ぜひ20代前半の真夜中に観たい。

日常にあふれた情景に溢れてて、こんな日々を経験のある人にとっては非常にリアルで、かつ少し美化した雰囲気が上手い。
監督にとっても役者陣にとってもリアルだったんだろう
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マイティ・ソー バトルロイヤル(2017年製作の映画)

3.3

ケイトブランシェットの使い方が勿体なさすぎる。
世界一の美魔女に変な格好させて、あれだけ?
原作はどうあれ、他キャラと同じようにもっと素顔が活きるように改変したらよかったのに。
ハンマー壊したとこ以外
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キャプテン・アメリカ ザ・ファースト・アベンジャー(2011年製作の映画)

3.7

ストーリーが地味そうで、ちゃんと観てなかったけど、エンドゲーム観てから観るとジーンと来るシーンが多い。
エンドゲームがうまく過去作のセリフを流用していたんだなという気づきがまだまだある。

アベンジャーズ/エンドゲーム(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます



いやーヤバイなぁ。泣かせるところは全部泣いたなぁ。


2回目、結末知ってから観る前半のフリがヤバイ…

とにかくナターシャのセリフの全てがヤバイ。

2回目の方が粗がどうとか気にならなくなる。
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ボーダーライン:ソルジャーズ・デイ(2018年製作の映画)

3.3

うーん。前作のエッセンスはきちんと保ってるけど、それ故に語りたいことはなくなったのか?と思うような、ただのソルジャーズハードワークデイズを映してるだけに感じた。

1では、全てが不気味で、ただただ市街
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

-

コンサート映画なので通常上映どころか、タブレットで観たところで書くべきことはない。

アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.8

めちゃめちゃ面白かった。

新喜劇よ。

敵が全員小物臭強くて、アントマン&ワスプが負ける心配が一秒もない。
そこまでやりきった上でコメディに振り切ってていいですね。
テンポもいい。

そこにマイケル
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.6

いや長ぁぁーーーーー

もうええわ90年代〜〜しつこいねん〜〜

いいところも多々あるけど、どっちつかず感強いかなぁ。

敵が何者にも化けられるってギミックはサスペンス向きで最高、記憶喪失もいい。
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シャイニング(1980年製作の映画)

4.0

実は観てなかったシリーズ。

強烈なイメージの連続。

響 -HIBIKI-(2018年製作の映画)

3.0

成功とか挫折とかを別に深く掘り下げることなく飄々と話を進めるのは主人公のキャラクターそのものという感じでいいけど、その分特に最後まで何も起こらずという感じ。
ジョジョの主人公が常に頭も良くて最強すぎて
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劇場版 PSYCHO-PASS サイコパス(2014年製作の映画)

3.0

しょうもないですねぇ。

キャラがまた見れたっていう感慨しかないですねぇ。

でも単発映画なんで、ちょろっと海外世界も見せとこくらいの塩梅でもいいんかな。