バナンザさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

千と千尋の神隠し(2001年製作の映画)

4.2

https://note.com/otaking/n/n1e4265aba064#DwKNQ


https://note.com/otaking/n/n46ce7bb65078

日本興行収入301
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ブルー・マインド(2017年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

精神的な死が一人の少女を通じて映し出されている感じ。ドラッグ・親への反抗・タバコ・酒・セックス・化粧・非行といった青年期の不良行動と少女の体の変化が中心に描かれていて、人生の終わりや始まりのようなもの>>続きを読む

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(2016年製作の映画)

3.1

マクドナルドのシステムをフランチャイズ化し、不動産を利用してマクドナルドをリースすることで全国規模での収益確保システムを築きあげたレイ・クロックの実話をもとにした物語。

成功者の苦労や幸運・大胆さ
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ナイトクローラー(2014年製作の映画)

2.8

ルイスの情熱的で巧みな話術とスクープ報道への行き過ぎた行動が映画の肝となっている。

テレビ業界な視聴率至上主義が助長し、ルイスもニーナへの働き掛けることで止めることの出来ない「スケールの拡大」が映画
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グレート・ビューティー/追憶のローマ(2013年製作の映画)

-

難しくて前後の映像との繋がりが見えづらかった。人生とはなにかを問うている感じが漂っていて旅であったり、無であったり、作り話の類であるという言葉が映画で見られた。終始、陰鬱な雰囲気が漂いながら黄金色に輝>>続きを読む

グエムル -漢江の怪物-(2006年製作の映画)

2.4

外国人の無責任な行動と国内の統率の取れない感染対策と医療体制、公務員と民間人の間で行われる賄賂のやり取りや怠慢な業務状況、火災瓶を作ることが出来る無職の次男など、日本人が共感しにくいながらも現実に起こ>>続きを読む

フロリダ・プロジェクト 真夏の魔法(2017年製作の映画)

1.5

子どもの日常は常に冒険的であり、自らがどのような状態で生活を送っているかを客観視することは難しい。いつも起こっていることが普通であり、いつも起こらないことが起こることに対して極端に喜ぶこともあれば、極>>続きを読む

怪物はささやく(2016年製作の映画)

2.8

このレビューはネタバレを含みます

子供と大人の狭間にいる少年の物語で、母の闘病という現実を受け入れることのできない少年を少年独自の世界観の中で映し出している。

【あらすじ】
孤独な少年コナーは学校ではいじめに遭って、家では寝たきり
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ビューティー・インサイド(2015年製作の映画)

3.5

化粧や整形が市民権を得ている韓国ならではの作品だと感じ、外見にとらわれない内面的美の存在に意識を向けることを喚起した作品だと感じた。

ちょくちょく日本語が出来てきた。上野樹里が登場した時、ハン・ヒ
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

1.9

ダウン症の子供のゲイカップルを扱った作品。

語尾で女性らしさを出しているが英語ではあまり言葉に性別の影響が感じさせない。

アメリカの作品は裁判と弁護士がよく出てくるイメージ

関係性は薄いが、19
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サーミの血(2016年製作の映画)

-

他者からの差別を免れるため家族を捨て生きた老女の話。

小数民族に対する無関心と偏見が痛々しく伝わってくる。1930年代から現代まで変わらない一貫した差別心は、主人公が老女になってもアイデンティティを
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ピザ!(2014年製作の映画)

1.1

スラムのリアルな生活を描いている。
袋いっぱいの石炭を集めても5ルピー(約10円)しか稼げず、学校に行けないから社会的地位を上げることもできない。映画の中のスラムの子供たちは靴を履いていないのに、ロケ
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アメリ(2001年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

オドレイ・トトゥ主演でジャーン=ピエール・ジュネ監督の代表的作品。ナレーションや映画の作り方・表現の仕方を含めアメリの生活や人間性を表現している印象で、終始映像化された夢物語のような雰囲気が漂っていた>>続きを読む

アンダー・ザ・ウォーター(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

一時間半ほどの長さだったが、無駄のない濃厚なストーリであったと感じた。
たいして取り上げられることはなかったが、コペンバーゲンを舞台としていて、過去と現在の対比がコペンハーゲンの過去の日常的自然を尊い
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ガリーボーイ(2018年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

スラム街出身のサクセスストーリーを描いた実話であったが、本当に起こったとは思えないほどの葛藤と偶然・幸運の連続が存在し感動的だった。社会的流動性の低い国家で、ラップと共に自らの地位を上げている感じ。 >>続きを読む

さよなら、人類(2014年製作の映画)

1.4

記憶上スウェーデン映画は3本目であったが、結婚してない人や家で一人で過ごしている人が比較的多いと感じ、調べてみるとフランスをはじめスウェーデン・イギリスでも未婚率が高く、婚外子率が54.7パーセント(>>続きを読む

ザ・スクエア 思いやりの聖域(2017年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

「現実に起こっていることに世間は目を当てない」ということを映画で示す。映画でも目を当てなかった。しかし存在している。

気が付いたこと
・日本ではあまりない兼用トイレが登場した
・舞台はスウェーデンで
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奇跡の教室 受け継ぐ者たちへ(2014年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

政教分離の歴史から社会と切り離させる教育を展開するフランスらしい、学校映画であった。
しかし、多民族他宗教の人ひどが混在する教室で歴史的対立を扱ってフランス的立場から(キリスト教的立場から)歴史の授業
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スポットライト 世紀のスクープ(2015年製作の映画)

-

ドキュメンタリー番組として記録されていたものを役者が再現し直したかのような作りだと感じた。
言葉が難しくて、人物が多く登場したため完全に内容を理解した状態でシーンを見ていることがなかった。

カトリッ
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.5

このレビューはネタバレを含みます

それぞれ違った自殺志願理由を抱えて集まった12人が身元の分からない「0番」を殺した人物を解明していくことでストーリが展開する。映画のメッセージ性が強く、有名な役者が多く登場していたことから魅力的であっ>>続きを読む

gifted/ギフテッド(2017年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

育ての親とより等親の近い親戚とがメアリーの養育権をめぐって対立する人間ドラマ。子供が成長するうえで何が重要なことなのかを考えさせられる映画だった。

知育重視の英才教育を主張する祖母のイブリンと哲学
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さよなら、僕のマンハッタン(2017年製作の映画)

1.7

このレビューはネタバレを含みます

浮気、嘘、経験の浅さを混ぜた映画だった。
ニューヨークの若者を表象しつつ、世代を対比させることで、若者のイメージを作り上げている感じがした。

映画全体に漂っていたシックな色調が物語の哀愁を大人の世界
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ペンギン・ハイウェイ(2018年製作の映画)

2.3

このレビューはネタバレを含みます

すべてに意味を感じられる作品だった。物語全体を通じて、世界の果てをテーマとしていて果てとは外側ではなく内側にあるという考えが提示されていて私にとって新しい観点だと思った。

名前が興味深かった。青山
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バクマン。(2015年製作の映画)

2.1

このレビューはネタバレを含みます

ストーリーよりキャストの存在感が強かった。小松菜奈が溺れるナイフでの笑顔と違う風に笑っていたのが印象的だった。

染谷将太がカネチエの漫画に書き足したことで、<漫画に気持ちが入った>感じや佐藤健が指摘
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