shimakanさんの映画レビュー・感想・評価 - 4ページ目

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コカイン・ベア(2023年製作の映画)

4.1

結構好きなB級もの。
題材はコカインを熊がキメて人を襲うだけの話なのに、登場人物とかの掛け合いが楽しかったり、ゴア描写にやたら気合い入ってたり、クマ可愛かったり、予想の10倍は面白かった。いきなり挟ま
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マッドマックス2(1981年製作の映画)

4.2

人生初マッドマックス。
『Madmax:furiosa』の予習も兼ねて。

まずなんといっても画面からの覇気が凄まじい!!実写で行われるド迫力カーチェイスと爆発!主人公マックスを演じたメル・ギプソンが
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スタンド・バイ・ミー(1986年製作の映画)

4.0

これぞ青春映画の金字塔!

若き日のリヴァー・フェニックス、相変わらず演技凄い。特に泣く場面の迫力が。子役の演技がみんなかなり上手い。全編通して9割は子供達の死体青春ロードムービーとなっており、音楽が
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

4.1

大ヒットサバイバルアクションの続編。

物語はあの怪物が地球に到来したDAY1から描かれる。街がどんどん混乱に陥れられ今に至るOPの掴みとしてバッチリすぎる。作品に完全に没入させてくれる監督・ジョンさ
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⻤太郎誕生 ゲゲゲの謎(2023年製作の映画)

4.0

保育園の頃から大好きだったあの超名作漫画のアニメ化。

ちなみに漫画は初期と『墓場鬼太郎』を読んでいて、アニメ版は第5期を少し観てたぐらいで最近の鬼太郎は本当に知らない状態だった。6期の鬼太郎はちょっ
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女王陛下のお気に入り(2018年製作の映画)

4.0

『哀れなるものたち』予習のため、監督の前作を観賞。

序盤からかなり独特な世界観で個人的に凄く好み。エマ・ストーン演じる侍女のアビゲイルがどんどん身分を上げようと這い上がっていく描写はゾッとしながらも
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ゴーン・ガール(2014年製作の映画)

3.7

フィンチャー監督のサスペンス大作。
作品自体通して地味感は拝めないが、中盤からの失踪した妻・エイミーの衝撃の真実が明かされるくだりはゾッとした。ベン・アフレックの演技は初めて観たけど、こういった少し裏
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ウォンカとチョコレート工場のはじまり(2023年製作の映画)

3.9

『チャーリーとチョコレート工場のはじまり』の工場長・ウォンカの前日譚。

本編の8割が上質なミュージカル仕様でびっくり。普通なら飽きるけどウォンカ役のティモ氏が歌上手すぎだし、ダンスカッコ良すぎるしで
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

4.0

スパイダーマンシリーズ最高傑作と言われるトムホシリーズ最終章。


※ネタバレ勿論アリ


歴代スパイディが出てきたりするサプライズはもう知ってしまっている上で観たけど、良くも悪くもファンムービーと言
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ブラック・レイン(1989年製作の映画)

4.3

午前十時の映画祭13で観賞。

OPの渋さから一気に痺れる。
リドスコが大阪ロケに本格挑戦した一風変わったクライムアクション。グラサン付けてバイクで街を走るマイケル・ダグラスがカッコ良すぎる。そして松
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ハッピー・デス・デイ 2U(2019年製作の映画)

3.9

前作よりジャンルミックス要素が増えており、今作はホラーとして楽しむより一風変わったSF作として観ることを勧めます。
まず、ホラー要素と言っても基本的にはジャンプスケアでこれと言った恐怖はない。しかも今
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マイ・プライベート・アイダホ(1991年製作の映画)

3.9

なかなか難解な青春もの。

明らかに純粋な恋愛映画ではない。
男性同士の愛を描いた作品でもない。
その狭間を狙った感じの映画。
若き日のキアヌとリヴァー・フェニックスの演技が映えており、とても画になる
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エクソシスト 信じる者(2023年製作の映画)

3.5

何を選択し、何を信じるか。

ホラー映画史上最も神作『ハロウィン』(2018)の監督を務めたデヴィッド・ゴードン・グリーン。この監督の作品はかなり方向性が分かりにくい。『ハロウィン』3部作も『〜KIL
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.0

遅れた青春を送る二人の男女の成長譚。

カメラワークがドキュメンタリーのようなアングルがあったり、不思議で新鮮な魅せ方が沢山。スカーレット・ヨハンソンとビル・マーレイの演技がリアルで引き込まれる。日本
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

3.8

なかなかの面白さ。
MCU要素が個人的には合わない部分もある。が、トムホスパイダーマンがそれを気にさせないぐらい暴れてくれる。ベネチアの場面ではスタントまでこなしてるらしい。ジェイク・ギレンホール演じ
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ディパーテッド(2006年製作の映画)

4.0

大巨匠スコセッシ様によるサスペンス映画。が、いつものスコセッシ映画に少し劇薬を入れて刺激強くなっていたイメージ。主要人物(ディカプリオ、マット・デイモン、ニコルソン)の運命が交錯していく物語構造が観て>>続きを読む

アメイジング・スパイダーマン2(2014年製作の映画)

4.0

ガーフィールド版スパイダーマン第二作。
前作よりアクションとストーリーがより濃くなってる。アクション面ではよりスピーディーで迫力満載、そしてかっこいい仕上がりに。スローを活用したシーンが非常に良い。エ
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プーと大人になった僕(2018年製作の映画)

3.8

安定の家族向けディズニー映画。
プーのビジュアルが結構可愛かった。
声が少し老けているのがまた愛嬌が湧く。昔は自由に遊んで楽しんでいた子供と違って今は仕事に全てを捧げ家族との触れ合いも少ない社会人とな
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007/ノー・タイム・トゥ・ダイ(2019年製作の映画)

4.4

リバイバルで再観賞。
OPの能面男の襲撃場面から独特の世界観に没入させてくれる。冒頭で展開される爆発、逃亡劇、からのカーチェイスという完璧なくだりに圧倒される。それに続くOPの出来も素晴らしい。bil
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007 スペクター(2015年製作の映画)

4.0

『ノー・タイム・トゥ・ダイ』リバイバル復習

序盤のパーティーシーンから没入感が凄い。相変わらずOPクレジットの選曲と映像センス抜群。アクションもかなりスタイリッシュで特に中盤の電車内での格闘劇はリア
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アメイジング・スパイダーマン(2012年製作の映画)

3.9

アンドリュー・ガーフィールド版スパイダーマン初鑑賞。
人間ドラマの描写がしっかりしていて、特に叔父と叔母との関係の描写は素晴らしい。ピーター・パーカーと新ヒロイン・グウェンの恋愛模様も丁度いい。スーツ
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テイラー・スウィフト:THE ERAS TOUR(2023年製作の映画)

4.5

史上最強最高のライブ映画。
OPから始まる『cruel summer』で一気に引き込まれた。鳥肌が凄まじく、とにかく感情が熱くなった。その後も停滞する事なく展開する魂の籠った曲の数々。テイラーさんが休
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ゴジラ-1.0(2023年製作の映画)

4.0

ゴジラ70周年記念作品。
歴代ゴジラの中でも屈指の強さ、恐ろしさ、デカさ、可愛さ、ヤバさを司るマイナスワンゴジラ。冒頭の登場シーンは『ジュラシック・パーク』風味を感じる。人を噛み砕くのではなく、噛んで
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クワイエット・プレイス(2018年製作の映画)

4.1

ホラー映画五本の指に入る名作。
序盤から音出すなという緊迫感が物凄く、終盤まで決して途切れる事なかった。エミリー・ブラント演じる妻が釘で足を怪我した挙句、赤ん坊を出産してしまうという展開がアドレナリン
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暗殺の森(1970年製作の映画)

3.9

ファシズム問題をベースにしたサスペンス作品。4Kリマスター仕様で画質が素晴らしく、鮮やかな映像。女性二人が優雅に踊るシーン、盲目の男性のハイヒール、など印象的な場面が多く、頭に染み付く。メッセージ性が>>続きを読む

Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.9

ナメてた相手が実は殺人マシンでした!!

『ブレット・トレイン』『バイオレント・ナイト』などのアクション大作を手掛けた87ノースプロダクションがアクション監修。主役のボブさんはコメディアンでアクション
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

4.0

スピルバーグ×トムのAIを軸にしたSF大作。『宇宙戦争』はハマらなかったけど今作はハマった。殺人事件を予知するという新鮮な設定に合わせ、トムの最高の演技、犯人を巡るサスペンス要素など、これまで誰も観た>>続きを読む

チャーリーとチョコレート工場(2005年製作の映画)

3.6

ティム・バートン監督のファンタジー映画。OPクレジットの凝り具合に驚く。ジョニー・デップ演じるウォンカの慣れてない感が良いし、子役の演技も秀逸。ウザくて強欲な子供が吸い込まれたり、伸ばされたりするのは>>続きを読む

マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

3.8

OPの音楽のかっこよさに引き込まれる。
アクションシーンの見応えが凄く、ホラーというよりはサスペンス要素の方が強い。ジェームズ・ワンはやはり返し技が上手いと再度実感したのは終盤で圧巻の一言。背景が変化
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唄う六人の女(2023年製作の映画)

4.0

冒頭から音楽と映像の不思議さに引き込まれる。全編にわたって世界観がすごく好きで、6人の女たちから逃げられるのかという緊迫感もあり、全然飽きない。中盤以降も素晴らしい。特に山田孝之がどんどん狂気化してい>>続きを読む

ザ・クリエイター/創造者(2023年製作の映画)

3.9

SFヒューマンドラマ大作!!!
ジョンデヴィさんはやはり『TENET』に続き、SF物が似合う。序盤からハラハラしたけど基本的には主人公とAIのドラマ。大きな盛り上がりは特に無いけど、エモーショナルでド
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キラーズ・オブ・ザ・フラワームーン(2023年製作の映画)

4.3

巨匠スコセッシ様、待望の最新作。

上映時間206分と聞いた時は流石に身構えたが、OPの音楽からまんまと一気に引き込まれてしまった。話の題材はオセージ族の石油を狙う白人の脅威であり、実話なので予習は少
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FALL/フォール(2022年製作の映画)

4.0

『海底47m』のスタッフが贈るスリラー映画!!冒頭からショッキングで主人公の絶望を体感。開始10分でサラッと前置きが終わり、早速600mのTV塔の地獄のシチュエーションで展開される物語が始まる。はしご>>続きを読む

フルートベール駅で(2013年製作の映画)

3.9

billie eilishお勧め映画ということで観賞。
実際起きた黒人殺人事件を描いた衝撃作。冒頭から一気に引き込まれる。尺は85分と短めだが、心に問いかけてくる要素が強い。黒人差別の提起など現代につ
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.8

まず、キャスティングが素晴らしい。
ジェイミー・リー・カーティス、ジェイデン・マーテル、マイケル・シャノン、アナ・デ・アルマス、そして今回の事件の紐を解く探偵役ダニエル・クレイグ。主軸となるのはアナ・
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