ガラムマサラさんの映画レビュー・感想・評価 - 12ページ目

ガラムマサラ

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サウンド・オブ・ノイズ(2010年製作の映画)

3.5

超過激派音楽テロ!

巷の音楽はありきたりでつまらんとばかりに、身近にあるもの、楽器に限らないものでリズムを奏でていくテロ集団。
いつの時代も芸術家は偏屈で我儘なきらいがありますが、よもやこうも音楽に
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.2

国境を越えても理解される無償の愛!

いやぁビバ!インド映画って感じですねこのボリューム感!
おじさんと少女のロードムービーってだけでもう当たりのにおいがプンプンですがほんとに良い!!

只管正直で真
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ロッキー2(1979年製作の映画)

3.8

一作目の焼き増し!!

だがあつぅい!!!!

一度燃え尽きたロッキーがもう一度這い上がる、その過程を思いのほかしっかりと描写していて、ロッキーの魂にもう一度炎が灯るところを丁寧に描いていました。
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スキャナーズ(1981年製作の映画)

3.7

事前情報無しに「なんじゃいこのパッケージは?」と思って観たらドパンと頭がキングスマン。
「あ、そういう映画!?」と度肝を抜かれましたがなるほど面白い。

スキャナーというテレパシーを扱える超能力者たち
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PARKER パーカー(2013年製作の映画)

3.5

ステイサムがステイサムしてるステイサム映画。

いやぁ、ほんとステイサムはいつ見てもステイサムですねぇ。
次代のスティーブン・セガール味すら感じるステイサムのブレなさ。

今回は殺し屋ステイサムです。
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マンマ・ミーア! ヒア・ウィー・ゴー(2018年製作の映画)

3.9

劇場で観に行ったのに書いてなかった迂闊!!

かつてホテルを切り盛りしていたドナが亡くなり、世代が移るカロカイリ島で描かれる、新たな愛の物語とかつての愛の物語。

過去と現在が交互に描かれていき娘と母
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博士の異常な愛情 または私は如何にして心配するのを止めて水爆を愛するようになったか(1964年製作の映画)

4.0

キューブリックでも特に好きな作品!

ブラックジョークをぶちまけたようなストーリーが愛おしくてたまらない!
本筋が笑っていられる状況じゃない緊迫した物であるのに社会風刺、皮肉に満ちた内容とそれこそ質の
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

3.8

一つの時代が終わる瞬間。
時代が移ろうとも、例え虚構だとしても、心に、記憶にヒーローはいる……………刺さりました。


元より特撮、ヒーロー物が大好きで仮面ライダーを始めウルトラマン、戦隊ヒーローはよ
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ハート・ロッカー(2008年製作の映画)

3.7

明けましておめでとうございます。
2019年も細々と映画のレビューを綴っていこうかと思います。


その第一弾がこれかぁ!
という、イラクで爆弾処理に従事するアメリカ軍兵士に焦点を当てたサスペンスドラ
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ドラゴンボール超 ブロリー(2018年製作の映画)

3.8

顧客の求めていた本当のドラゴンボール映画!

今までいまいちパッとしなかったドラゴンボール映画の悪いところを切り捨て、良いところを凝縮!
もう、「これよこれ!!!」ってなりましたね!!


なんて言っ
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チャッピー(2015年製作の映画)

3.8

いや可愛いなこのロボット!!


意思のあるロボット、心のあるロボット、感情のあるロボット。

ロボットやAIの目指す最終到達点であり、タブーともされるその場所にたどり着いた男が作り出したロボットのチ
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スター・トレック(2009年製作の映画)

3.7

JJエイブラムスによる新時代のスタートレック!

なんて言いつつスタートレックはこれが初めてです。
なるほど、こういうストーリーだったんですね。

破天荒なカークと理路整然したスポックの対照的な二人の
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来る(2018年製作の映画)

3.8

人の闇が深い!


まず冒頭で田舎の親族あるあるのような集い。
明るいようでその笑顔に隠す気持ちが見え隠れする居心地の悪さに微かに悲鳴を上げる胃。

この時点で観ていて気持ち悪いんですがその後も幸せそ
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ミラクル・ニール!(2015年製作の映画)

3.5

もしも万能の力を手に入れたら?


そんな誰しもが抱く願望を形にしてみたのがこの映画。
まあそういう系割と多い気もしますが。

どんな願いだろうと、口で唱えて右手をさっと降れば叶ってしまう。
そうなれ
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プレステージ(2006年製作の映画)

3.7

二人の奇術師がとあるきっかけによって憎みあい、命すら危うくなる足の引っ張り合い。

互いに有能ではありながら、マジックのネタを探るために人を利用し、相手のマジックの足を引っ張り、どんどんエスカレートし
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時をかける少女(2006年製作の映画)

3.8

細田守といえばこの作品でしょう!


日常の中にふとしたきっかで手に入れた異能の力。
高く飛べば飛ぶほどより過去へ飛べる力。

気軽に使って見たり、誰かのために使ってみたり。
そういったふとした日常の
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ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬(2011年製作の映画)

3.6

ミスター・ビーンでおなじみローワン・アトキンソンによるスパイアクション(コメディ)!!
シリーズ2作目!


実は一作目未見で観てしまいました。いやはやうっかり。

しかしそれでも程よく笑えて面白いの
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シング・ストリート 未来へのうた(2016年製作の映画)

3.9

青春の歌声。


まさに正しく反骨精神。
嘘から始まったバンド活動によって陰キャが陽キャに。ロックしてますよロック。

主人公は特別優れた環境にいるわけではなく、むしろ家庭環境は崩壊寸前。鬱屈した気持
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ヘレディタリー/継承(2018年製作の映画)

3.9

噂に違わぬこの恐怖……………。


宣伝文句が少々誇大広告気味では?なんて思ったのも今は昔。
いやはや、これは怖い。

大きな音でビビらせるタイプではなく、寧ろ小さな音が何より怖い。
しかし直接的なも
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デス・レース(2008年製作の映画)

3.5

これこそ本物の殺人マリオ・カート


ステイサムと魔改造武装マシンなんてだけで滾りますね。
攻撃、防御、妨害、トラップ、それらをうまく使ってライバルたちを蹴落とし優勝を目指す!

うん、これマリオカー
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ファンタスティック・ビーストと黒い魔法使いの誕生(2018年製作の映画)

3.7

オープニングからわかる。
これIMAXで観た方がいいやつだ!!!

前作に引き続き登場する最悪の魔法使いゲラート・グリンデルバルド。その脱獄シーンから始まりますが、これがもうジェットコースターのような
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オール・ユー・ニード・イズ・キル(2014年製作の映画)

3.6

肝の据わった死に戻り


トム・クルーズ主演の一種のタイムリープSFアクションです。

ヒロインや、主人公の設定、世界観など見慣れた人にはなんとなくわかるこの日本っぽさ。
それもそのはず原作は日本のラ
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ザ・レイド GOKUDO(2013年製作の映画)

3.7

暴力無法地帯の拡大


前作が限られた空間での無差別暴力だとするならば、今回はオープンワールドでのルールある暴力。
タイトルの通り、日本の極道をも巻き込んだ3つの勢力による縄張り争い。暴力だけでない、
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シザーハンズ(1990年製作の映画)

3.9

余りにも無垢で、純な人間が抱いた愛。


ティム・バートンが描く色彩豊かな世界で繰り広げられるちょっと不思議な愛の物語。
実は余り情報入れてなかったので、てっきり『美女と野獣』のような中世でのお話だと
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.4

鮮烈に生きた、男の魂。


誰もが知る、伝説のバンドQueen。そのボーカル、フレディ・マーキュリー。
彼の目線で描かれる、Queenと彼の一生。
一生に一度は聴くであろう名曲の数々と共に、フレディの
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.8

ヴェノムがスクリーンで観れるとはなぁ……。


サム・ライミ版で登場したのが2007年。
そっからはや11年ですか、早いものですね。

アメイジング・スパイダーマンでも確かスピンオフの企画があがってい
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ハードコア(2015年製作の映画)

3.7

全編に渡って一人称で繰り広げられるハードアクション!

一時期、「これHMDで観たら絶対楽しいやつだ!」などと阿保なこと考えておりましたよ。ええ。
でもこれは無理ですね!
FPSゲームとはわけが違いま
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ヒート(1995年製作の映画)

3.7

渋カッコいい大人たちのハードなクライムドラマ。


ロバート・デ・ニーロとアル・パチーノとかいうレジェンドのダブル主演ってだけで最高ですね。
どちらも相変わらずの演技力。
静かに鬼気迫る表情とでも言う
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.3

人の命を奪う男と、少女が織りなす不可思議な共同生活。


プロの暗殺者として、只管に任務をこなし人の命を奪って来た男が
ふとしたきっかけで出会った小さな命。

無垢なようで狂暴で、それでいて純粋なまで
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七人のおたく cult seven(1992年製作の映画)

3.3

趣味を突き詰めたオタクたちの戦い


ひと昔前の、オタクの意味がまた少しだけ違う時代。
そこまで変わりませんが、今に比べればかなり深い趣味人と言ったニュアンスが強めですかね?
それぞれ得意分野を突き詰
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バッド・ジーニアス 危険な天才たち(2017年製作の映画)

3.7

一つを突き詰め洗練させればそれはエンターテインメントになる……………。

そう、たとえそれがカンニングでも!

高校生たちによる一大カンニング作戦のあらまし。
高校生版オーシャンズと言われていたりする
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パージ(2013年製作の映画)

3.4

真に怖いのは人間の悪意。


1年間の鬱憤を一日だけの定められた合法的殺人によってぶっ飛ばすというなんともぶっ飛んだ内容。
そりゃ殺したくなるくらい憎い人もいるでしょうけど、まさか国がそれを認可するな
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

3.5

難解……………実に難しい……………!

主人公ドニー・ダーコが体験する、夢なのか現実なのか、はたまた幻なのか判然としない朧げな日常。

まるで現実を夢で割ったカクテルを飲まされたかのような気持ちです。
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

4.4

古き良き、無限の想像力によって形作られるラヂオドラマ。
しかし出来上がったのは我の強い登場人物たちが言いたい放題言った急ピッチで出来上がるその場しのぎのアドリブストーリー。

いやぁ良い作品に出会えま
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ユージュアル・サスペクツ(1995年製作の映画)

4.2

記録だけつけておいて書いていなかったので消化。

とある事件のあらましを、その場にいて唯一生き残った男の口から語られます。

不気味なほど詳細で、緻密。
その語り口は自然と人を惹きつけ、そのストーリー
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ブラック・ナイト(2001年製作の映画)

3.2

もしも異世界転生ラノベの主人公が陽気な面白黒人だったら。

観終わってから気づきました
これマーティン・ローレンスだったのか!

いやぁ、案外気づかないものですね。

そんな陽気な面白黒人ランキング上
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