大泉洋主演の北海道企画の第三弾となる今作は、せたなを舞台としたチーズ工房を経営する酪農家を大泉洋が演じる。地方広告映画と揶揄されても、道産子の私はどこか癒されてしまうこの映画。
それはこのシリーズ>>続きを読む
初めてインド映画を映画館にて鑑賞した。
というのもインド映画は尺が長くて、これまで自宅にてDVD鑑賞ですませてきたのだが、前評判の高さと今作は159分ということで映画館にて鑑賞。
159分という尺を十>>続きを読む
暫く時間がとれなくて残しておけなかった忘備録的なレビューではありますが、再開することに。そんな再開一作目は2019年の映画始まりはこれでと決めていた「クリードⅡ」。
前作の監督ライアン・クーグラは、>>続きを読む
仕事上がりに映画館に駆けつけても軒並み満席でなかなか見ることがかなわなかった今作。こういう状況になると期待値のハードルが上がってしまい、やや残念な結果に終わることが多いのだが、そのハードルを軽々と乗り>>続きを読む
近所のTSUTAYAで返却されたDVDを置いておくのだろう場所に「コナンは返却されたらすぐに戻すこと」というメモが貼ってあった。
そんなに人気なのか?コナン。そういえば、長い間上映していたらしいし、4>>続きを読む
第70回カンヌ国際映画祭で最高賞パルムドールに輝き、本年度アカデミー賞外国語映画賞にノミネートされた今作品。
この映画のオストルンド監督の名を知ったのは、前作『フレンチアルプスで起きたこと』なのだが、>>続きを読む
村上春樹原作の実写化に対する印象は正直あまりよろしくない。
それなのに何かを期待して、ついつい足を運ぶ自分がいる。
今作は、「東京奇譚集」という短編集におさめられている短編のひとつで、映画のなかにも出>>続きを読む
若松プロダクションによる、白石和彌監督、そして故若松監督を井浦新が演じる今作。若松監督の遺作となった「千年の愉楽」は初日舞台挨拶付を見に行った。その時も登壇した出演者たちの監督への愛とその熱さを感じた>>続きを読む
恐らくこの映画を見に足を運ぶのは、原作を読んでいたりアニメを見ていて「夏目友人帳」が好きだという人だろう。かくいう私もそのひとりだ。
そんな人たちに対して、丁寧にいつも通り、決して背伸びすることなく作>>続きを読む
この映画を語るには、葉室麟について触れずにはいられない。「銀漢の賦」を初めて読み、遅咲きの新人時代小説作家を知った。彼は54歳でデビューを果たし、ものすごい勢いで作品を残し、そして、66歳で亡くなった>>続きを読む
ユアン・マクレガーが「Pooh?」という予告を見た時、「ええ?!」と思ったのだが、ちょうどこういった映画がみたい気持ちだったので、見に行ったところがっつりPoohにやられてしまった…
映画を見た後に>>続きを読む
マーベルは新作が出るたび映画館で見ているが、本音を言えば、アントマンはそれほど好きなわけではない。(すみません…)
アベンジャーズにも参加していることは認知しているものの、それほど印象に残っていない。>>続きを読む
実写化される度に賛否両論巻き起こる、漫画原作実写化のなかでも「銀魂」は評価されたもののひとつだろう。かくいう私もそのひとりだ。
どこを切り取っても面白い原作をベースに、切り取ったエピソードをうまくつ>>続きを読む
公開日夜の回を鑑賞。
満席のアナウンスが流れた時、この映画の人気の高さを感じるとともに、おのずと高まる期待感を抑えつつ鑑賞。
147分という長尺のこの映画なのだが、ほとんどのシーンがアクションシーン>>続きを読む
「Mr.インクレディブル」の続編が公開されると聞いて、「え?今更なんで?」と思ったのは私だけだろうか。私は少なからず驚いてしまったのだが、ピクサーの新作と聞いて足を運ぶ。
14年ぶりということで、すで>>続きを読む
3年に1本のペースで新作を発表しているらしい細田監督の最新作。
3年に一度にも関わらず、細田監督の新作と聞くと夏を思いだすのは何故だろうか。そして今作の「未来のミライ」も夏らしい爽やかな映画だった。>>続きを読む
思わぬ展開だった。
そして、何よりドキドキしまくりだった。
一応、書いておくとワクワクドキドキではなく、ハラハラドキドキのほうである。そういう映画だとわかっているのに、「くるくる来る、逃げて~!」と心>>続きを読む
評判の高さにつられて「ブリグズビー・ベア」を鑑賞。
この映画を作っているひとつひとつのパーツはとても好きなのに、いまいちのれなかったのは期待値を上げ過ぎたせいかもしれない。それでも、鑑賞後は心がほっこ>>続きを読む
ごめんなさい。どうしても、このハン・ソロが、あのハン・ソロと思えず…ということで、途中から全くの別物として鑑賞することに決めました。チューバッカと出会っても、ミレニアム・ファルコン号が出てきても、別物>>続きを読む
原作を読んだ時も涙が止まらなくて、映画化、それも「ルーム」での素晴らしい演技が記憶に新しいジェイコブくんが、主役のオーガスト(以下、オギー)役と聞いて、公開を楽しみにしていた映画。
原作では、オギーを>>続きを読む
原作がとても好きだったので鑑賞。
恐らく万人受けはしないと思うが、個人的にはとても心に沁みた一作だった。
原作を読んでいたものの、改めて映像をとおして「羊と鋼の森」を視覚聴覚をフルに使って見れたよう>>続きを読む
小ネタも積もれば笑いが生まれる。
オープニングでのローガンの登場から、飛ばす飛ばす。いろんなところに小ネタを挟んでくるので、落ち着く暇がない。というのもおかしな言い方か。
何かを語ればネタバレに繋が>>続きを読む
21年ぶりのパルムドール受賞で俄然注目が高まった「万引き家族」。
この受賞は確かに偉業であるのだが、カンヌのパルムドール賞といえば、歴代作品を見ても大衆向けの作品が受賞する賞ではない。現実社会のリアル>>続きを読む
ダニエル・デイ=ルイスの俳優業引退作となるらしい「ファントム・スレッド」。
監督がポール・トーマス・アンダーソン、音楽がジョニー・グリーンウッドと『ゼア・ウィル・ビー・ブラッド』を思い出さずにはいられ>>続きを読む
ウェス・アンダーソンが日本を舞台に映画を作ると聞いて見に行かないという選択肢はない。公開前から、アンダーソン監督自らコラボを熱望し実現したという大友克洋が描いた「犬ヶ島」のイラストが発表されたり、アン>>続きを読む
この映画を見に行くと知人に話した時「なぜ今やくざ映画なの?」と聞かれたのだが、見終わった時その知人に「やくざ映画ではなかったよ」と伝えなければいけないなと思った。私は見ていて「インファナル・アフェア」>>続きを読む
この映画の音楽も担当している坂本龍一がこの映画についてこうコメントしている。
「21世紀の「悲しみよこんにちは」かな。
誰しもこんな夏の思い出をもちたいと思わせる、切ない切ない映画。」
見終わった時、>>続きを読む
アベンジャーズ/インフィニティウォーをみながら、「ここでもパワーインフレが…」と思ったのは私だけであろうか。某少年漫画誌のバトル漫画に顕著にみられる「パワーインフレ」現象が、アベンジャーズにも確実に起>>続きを読む
Van Halen の「Jump」がオープニングで流れ、舞台となる荒廃した近未来都市が登場する。
1980年代に作られたこの曲が、2045年という近未来設定の映画のオープニングで流れてもワクワクするの>>続きを読む
いつもなら上映後明るくなってからのんびりと映画館を後にするのだが、エンドロールの途中で席を立った。
決して映画がつまらなかったとかそういうことではない。この映画をレディースディ満員御礼のなかでみて、明>>続きを読む
ゲーリー・オールドマンのアカデミー賞主演男優賞、辻一弘のアカデミー賞でメイクアップ&ヘアスタイリング賞受賞でにわかに注目が高まった今作。初のレディースディは満席。関心の高さがうかがえる。
さて、まずは>>続きを読む
第70回カンヌ国際映画祭のコンペティション部門でグランプリ獲得。第90回アカデミー賞外国語映画賞にはフランス代表作として出品されたこの映画。日本で公開される随分前からその評判は聞いていて、公開されたな>>続きを読む
年甲斐もなくいうと、この映画の原作が好きだ(笑)
予告でも使われていた、新が「千早、好きや」というところは、恥ずかしながら、これまた年甲斐もなく読んでいて悶絶したものだ(笑)
だからこそ、見に行くかど>>続きを読む