Yukiさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

こわれゆく女(1974年製作の映画)

5.0

何の保証もないのに行動を起こすこと
相手の心にも生まれる希望に
全身を委ねよう

苦痛も失望も受け入れれたなら

僕たちから。

言葉より先にする事がある

カモン カモン(2021年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングからエンドロールまでBlahBlahBlah
歯ブラシでさえBlahBlah
どっかで拾った言葉を自分の言葉にしてBlahBlah言ってくる人と同じ違和感がずっと拭えなかった
この映画自体
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ノッキン・オン・ヘブンズ・ドア(1997年製作の映画)

3.4

ドラマ性強いどころか、塊だったけど
ガンズがイイ💀💘
それでもボブディランがやっぱりイイ
アヴリルラヴィーンはカワイイ

死ぬ時は横にいるやつを眺めていたい
いうてますけど

トム・アット・ザ・ファーム(2013年製作の映画)

5.0


言葉も出ない
秀逸…
言葉出すために書いてんだけど

監督、主演、演出
そこに脚本で固められたら
(原案:ミシェル・マルク・ブシャールの戯曲)
素晴らし過ぎた


トムと兄との共棲的結合から抜け出せ
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I Am Easy To Find(原題)(2019年製作の映画)

4.4


サムサッカーでもスクリーンいっぱいの単色が印象的だったから
今回もいろんな表現をその単色に含めたと勝手に解釈してみたらもうブワッときた
マイクミルズ監督。素敵でした。

子供に還帰る
それよりもっと
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サムサッカー(2005年製作の映画)

5.0

コレだよ
映画はやっぱりコレ
見落としているものを拾い集めさせてくれる
I think

常に懐疑に対して扉を開くことが
「答えなしに生きる力」
I think

夜涼にマッチして気持ち良い映画体験🌔
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パーマネント・バケーション(1980年製作の映画)

4.8

穏やかで惰性的な反骨映画
2,3年前くらいに観てたら内面的な境遇が似すぎて最高にのめり込んじゃってたかも。


住む場所を移動しているだけで
なにも自分のアイデンティティと社会との繋がりを推し進める事
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マリグナント 狂暴な悪夢(2021年製作の映画)

4.0

ジャケが良くて
聞いてみたら
思ってたものと違くて
なんなら変だけどめちゃくちゃ格好いいやん?ってことはあんまりないか

お洒落だけど
思ってたのと違う性格してたけどめちゃくちゃイケてるやん?ってこと
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ザ・スーサイド・スクワッド "極"悪党、集結(2021年製作の映画)

4.8

超大作
泣ける話なのよ
燃えながらブワーってきた。
今日のメンタル的に大傑作

去年の夏、車で2時間くらいかけて山の中掻き分けてたどり着いた長野の名も知らぬ映画館で観たけど

ヴォネガットの「チャンピ
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ホドロフスキーのDUNE(2013年製作の映画)

5.0


死生観、親子関係、差別問題、人間の悪も光も描かれて、もう映画の可能性を一気に広げてくれて、気づかせてくれて
気づいたら大好きになって
魂の一部になった
「エルトポ」の
アレハンドロホドロフスキー。
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ヒート(1995年製作の映画)

2.7

皆まで言うないうて。
芸術性ゼロ。?

登場人物の描写を台詞回しとか
周りの環境とか身振りや癖で
どういう人間かを見たいのに
わかりやす過ぎたー
全部言うじゃん
久々にガチガチの”あそび(ゆとり)”が
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

4.2

めっちゃ良かった。。

観終わってからあらすじに”帰還兵”と見たし、劇中でも言っていたけど
それすら嘘なんじゃないかと思うくらい
説得力がある矛盾まみれの、存在の連続性を感じないひたすら殻に閉じこもっ
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

5.0

PUNK
三島由紀夫の情報なんて最期の自決のことに関してしか知らなかったけど、まさかこんなにカリスマある魅力的な人間だと思わなかった

いやあもう脳みそのマッサージというか
整理整頓がすごい。見応え満
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狂乱の日々 デス・ロードの戦い(2017年製作の映画)

5.0

まさに狂乱の日々
プロの監督全て心得ていることだろうけど、このデッドラインでこれだけの規模の人数を動かし、9.11や豪ドル暴落の影響、外の影響どころか演者やスタッフの渦巻く不安や不満、そして自分の創る
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プレステージ(2006年製作の映画)

4.4

脚本が元々小説らしく
ノーラン映画のあの特有の”枠ぶっ飛ばしますみ”たいなイカれた(イカした)アイデアよりかなり落ち着いてて

それでもノーランの白眉は至る所に感じられた🔥✨

ミスリードが意外とミス
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GHOST IN THE SHELL 攻殻機動隊(1995年製作の映画)

5.0

大傑作。
素晴らし過ぎた。

アニメーションのクオリティをいうのは野暮だけど、
アクション、デザイン、一挙手一投足
全て格好良くて個人的にも全部が全部ガツンとツボに入った

こういうSF作品で成りがち
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エレファント(2003年製作の映画)

3.8

結末を知っているから
何気ない、自然にあるような
登場する人物の台詞一つ一つ
挙動一つ一つに問題を見出そうとしてしまうし、関係性を深く考察してしまう

未熟なあの頃の俺たちが
学校っていう閉鎖された答
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キル・ビル Vol.2(2004年製作の映画)

5.0

  「SOON TO BE MOMMY」
復讐劇はやっぱりラブストーリーで着陸!
Vol.1より情感が出てきてよりキャラクター全員が魅力的になってきて最高やったな
なによりもビル兄弟に惚れました
タラ
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キル・ビル Vol.1(2003年製作の映画)

5.0

「JINGI(仁義)」
映画の魅力楽しさ格好良さ
全部教えてくれた
クエンティン・ジェローム・タランティーノ
まさかのキルビル残しでvol.1鑑賞。

最高なんよ。。
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

3.5

『THE BATMAN』
良き!!
全体的に画面がリッチで
ずっとめっちゃ良かった
楽しかったーー面白かったーー
けどその面白さが月並み!って感じ

映画のスクリーンいっぱいに出るタイトルコールは超格
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空白(2021年製作の映画)

3.0

期待し過ぎたのかな
ノれなかったーーーーーーーーーー

テーマと言わんとしてる事もずっとわかるのに、上手いことツボをズラされてノれなかった。。


その本質は結局
この映画の「わかりやすさ」かな。
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ゴーストワールド(2001年製作の映画)

5.0

ナードの経験が人生のどっかにあるなら
最高のコメディ映画!!
であってかつ超ど真中ブッ刺さると思う
気づく事も多いかも。

“ギーク”じゃなく”ナード”

めっちゃ良い。。


マガジンショップ(?)
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万引き家族(2018年製作の映画)

5.0

本当に本当に最高だった

観たいと思いながら
気づけば4年。
でも4年前じゃ絶対何も残らなかった
だから今観れてよかったな

この映画に映る全ての役者の
演技の、セリフの全てが
この映画の本来伝えよう
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レ・ミゼラブル(2019年製作の映画)

5.0


無知な者(若者)は小さな罪が大きな罪の中にあることを知らない

諦めた人間(大人)は社会を正当化する。
正当な怒りが削がれ
未来をより良いものにする意思と責任を放棄する

先延ばした問題を子供に押し
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ロスト・ハイウェイ(1997年製作の映画)

3.0

個人的な感覚や感情を
言葉にできないから
“表現する”

経験をしている人にも
していない人にも
共通言語の上で成り立って
伝えてるものに魅力を感じる

でなければ
多くの人を巻き込んで創るものに
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オン・ザ・ロック(2020年製作の映画)

4.8

結局何も起こらない映画

結局ただ確かめ合う映画

だけど映ってる人間の感情全てが愛しい

ただ“そばにいること”

自分にも他人にも敏感に

しっかりと“そばにいること”

コッポラさんの描くラブロ
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街の灯(1931年製作の映画)

3.0

チャップリンが
自分のために何も欲しがらない
非利己主義の人のようで
でもそれでいて憎悪がなかったり。
人間らしさを感じれず、
全く感情移入できなくて
好みじゃないどころか、若干の嫌悪感すらも感じてし
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

4.5

とりあえず自分はこの映画を観て
家族映画に鬼弱いことを知れました
爆泣
鼻啜るの我慢してたら
脳みそパンクするかと思った

家族の愛の形として
素敵な映画やドラマはたくさんあるけれど、自分の経験上
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テルマ&ルイーズ(1991年製作の映画)

5.0

最高!!!!!!🔥🔥❤️❤️🔥🔥

出てくる登場人物全てが最高に魅力的!!
冒頭の5分くらいのシーンで2人の性格が完全に捉えられたし、その時点で鷲掴み。

この2人なら
何も映画的事件が起こらずとも
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フォロウィング(1998年製作の映画)

4.8

クリストファーノーラン監督のアイデンティティがバランス良く押し出されてた映画!

一つの方向に真っ直ぐ伸びず
あちこちに展開していく話と時系列。

ラストに明らかになる全貌
謎が解けたようで、
まだ残
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ロスト・イン・トランスレーション(2003年製作の映画)

4.8

愛しい!!

2人の行き詰まった閉塞感が
東京の街並みや雰囲気にばっちり。

ラストは涼しい解放感。

100分でとても気持ちの良い満足感を与えてくれました👏

周りは日本的な善意や親切さで溢れていて
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