mikumiku1188さんの映画レビュー・感想・評価 - 9ページ目

mikumiku1188

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鳩の撃退法(2021年製作の映画)

3.5

またまた来ました読解力が不足している私の苦手な観客に判断をゆだねる様なサスペンスに遭遇してしまいました。

作家が出版社の編集者に新作小説を読ませている所からスタートしたこの作品。セミ・ドキュメンタリ
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黒い画集 あるサラリーマンの証言(1960年製作の映画)

3.6

WOWOWにチャンネルを合せたら60年以上前の作品で未鑑賞だった作品を知り鑑賞しました。

まるで私に性格を描いたような主人公の描写に思わず反省の意を込めて鑑賞しました(笑)。

大手企業の中間管理職
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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

3.5

主人公の人生が“ただの男”と思われる程の平凡な波風の経つのを嫌う人生を送っていた。強盗に入られ犯人が女性と知っても反撃をせずに家族の失望感を与えてしまう始末だった。

しかし、彼には家族に知られていな
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クワイエット・プレイス 破られた沈黙(2021年製作の映画)

3.2

ホラーは少し苦手な私ですが前作は鑑賞しました。

子供達の活躍も有り斬新な設定に魅力を感じ比較的楽しめました。

前作の終わりから継続した展開でしたが私にはもう充分だ・・・・・・と言う気分の方が強く残
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いのちの停車場(2021年製作の映画)

3.3

在宅終末医療と安楽死をテーマにした重たい内容の作品??でした。

事故の責任を取って大病院を退職し金沢の実家に帰京した主人公が小さな在宅医療の診療所で活動を再開する。

その診療所は治療が困難な患者の
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キネマの神様(2021年製作の映画)

3.8

山田洋次監督らしい作品を見せてもらいました。

“キネマの天地”“夢を掴む男”シリーズなどを通して映画を愛し映画に夢を求める想いを寄せる作品で表現し続けているライフワークの様な印象を受けます。

今ま
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ファーザー(2020年製作の映画)

3.9

近い将来の私に対する教師本との位置づけ(笑)での鑑賞でした。

レクター博士シリーズでの彼のクラシック音楽に身を任せている姿が印象強く残っているアンソニー・ホプキンスの真に迫る演技が見事でした。

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悪魔を見た(2010年製作の映画)

4.3

以前にフォロワーさんのレビューをチラ見した事が有って想像をしていました。邦画と比較して韓国映画の想像を絶するバイオレンス表現が魅力的な点もあるようですがこの作品は度を越している様な印象が強く残りました>>続きを読む

すばらしき世界(2021年製作の映画)

4.1

血の気が濃い男が人生の大半を刑務所暮らしを過ごして出所してくる。厚生指導員夫婦の援助を受けながらまっとうに生きようとする奮闘を描いた作品。

血の気の多い性格故努力を無駄にしてしまう様々な生涯をその都
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空白(2021年製作の映画)

3.3

離婚した父親と二人で暮らす女子中学生。常に高圧的な父親との生活に圧され内向的な性格に陥っていた。

そんな少女が町のスーパーで化粧品の万引きを疑われ店長の追跡を受ける。必死に逃げた少女は乗用車にハネラ
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ドリームランド(2019年製作の映画)

3.4

『俺達には明日は無い』と同じ時代のテキサス州の開拓地を舞台にしている。銀行強盗で殺人を犯し手配中の女性に遭遇した青年。

世間知らずの彼は彼女の言葉を信じ逃亡の手助けをするようになり次第に彼女に想いを
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グリーンランドー地球最後の2日間ー(2020年製作の映画)

3.5

パニック映画好きな私ですが久しぶりに鑑賞出来ました。最近はBDプレーヤーや液晶テレビの性能がひと昔に比べて性能が進化しているので迫力のある映像が楽しめる様になりました。

巨大彗星が接近し、48時間以
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わるいやつら(1980年製作の映画)

3.8

作品タイトル“わるいやつら”と何度か聴いた事が有る様に思います。松本清張さんのコピー作品なのでしょうか??

登場人物全てが何かの策を企てる人物ばかりでサスペンス感を盛り上げています。

それでもこの
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鬼畜(1978年製作の映画)

4.3

最近、余り耳にする事が少なくなった“鬼畜生”と言う言葉。そんな状況をズバリ描かれる夫婦の生き様を描いた衝撃作でした。

1978年と言う高度成長期の日本社会を背景にした作品。小さな印刷工場を営む夫婦。
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ザ・ファブル 殺さない殺し屋(2021年製作の映画)

3.5

昨日の作品と岡田准一クン繋がりでこの作品を鑑賞しました。

作品の劇場公開時のテレビCMで頭上にインコを乗せひょうきんな表情をするカットがとても印象的に残っています。

ほんのワンカットしか登場しない
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散り椿(2018年製作の映画)

4.0

久々の時代劇の鑑賞でした。

藩の不正をただそうと訴え出たが認められずに故里の藩を妻と共に離れた武士が主人公。

旅先で妻を亡くすがその願いを叶える為に藩に戻る。

そして、藩の不正について意見が合わ
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AVA/エヴァ(2020年製作の映画)

3.7

以前からジェシカ・チャスティンにはアクション映画が良く似合うのではないか?と思っていましたが本当にかっこよかったです。

オープニングのエピソードから冷酷非情なスナイパーの華麗な姿に魅了されました。
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最後の決闘裁判(2021年製作の映画)

4.1

久々の歴史物の鑑賞でしかも事実を基にしていると言う見応え充分な作品で二時間半を超える長時間作品でしたがそれほど長いとは感じませんでした。

騎士の妻が夫の親友に強姦されてしまい裁判に訴える。しかし犯人
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ファイナル・プラン(2020年製作の映画)

3.8

リーアム・ニーソンが金庫破りを演じると善人として描かれてしまうんです(笑)。

社会に尽くした父親が社会に認められずに不遇の扱いを受けた事に反発し軍隊を除隊後に銀行の金庫を爆破して奪う天才金庫破りの男
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21ブリッジ(2019年製作の映画)

3.6

主役を演じたチャドウィック・ポーズマンの遺作となってしまったこの作品。

亡き警察官だった父親が任務中に殉職してしまった過去を持つ正義感が強い刑事の活躍を描いたアクション映画でした。

そんな彼の担当
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ミナリ(2020年製作の映画)

3.7

昨年のアカデミー賞で韓国人のおばあちゃん女優が助演女優賞を獲得して話題となった今作を初鑑賞でした。

広大な土地で農園を営むアメリカンドリームを夢見て移住した韓国人家族。夫婦に子供二人それに子供の世話
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カポネ(2020年製作の映画)

3.6

アメリカ禁酒法時代の暗黒街の顔役で恐れられていた“カポネ”の晩年の衰退した人生を描いたドラマでした。

刑務所生活を終えて隠居生活を送っていたフロリダの豪邸。しかし、彼の隠し財産の存在を探るためにFB
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モンスターハンター(2019年製作の映画)

3.4

巨大モンスターとのバトルを描いたゲーム素材を映像化したファンタジー・アクションでした。

ミラと私の出会いは映画鑑賞を趣味として取り組み始めた頃にソフトを購入した『ジャンヌ・ダルク』でした。それから2
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フリー・ガイ(2021年製作の映画)

3.5

漫画は勿論ゲームなどに全く興味の無い私。鑑賞していて展開を多少なりとも理解するにも大分時間が掛かりました(笑)。

私には彼のキャラとしてデッド・プールの印象が濃いために明るいコメディアンタイプに感じ
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アオラレ(2020年製作の映画)

3.6

現代社会に於いて誰にでも襲い掛かる可能性が有る恐怖の時間。

本当に怖いラッセル・クロウの恐ろしい視線に耐えることが出来ません。

私も経験した事も有る青信号にて前に停車中の車が動く気配を感じないイラ
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

4.0

三日連続の韓国製作の実話を基にしたサスペンスの鑑賞でした。

革命によって権力者の座に就いた大統領の基で直属の諜報機関韓国版CIAの元部長が腐敗しきってしまった大統領に反旗を翻してアメリカの公聴会で告
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光州5・18(2007年製作の映画)

3.8

今作も韓国製の事実を基にした作品の鑑賞になりました。

1980年に韓国で勃発した独裁軍事政権に民主化を要求する学生デモ隊との間で衝突した“光州事件”を背景にしたドラマ。

両親を亡くし高校生の弟を育
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シルミド/SILMIDO(2003年製作の映画)

4.0

日本から一番近い国で起きたクデター未遂事件を事実を参考にしたドラマでした。

隣国でこの様な事件が発生していたとは・・・

私は必死に生きていた時代ではっきりとした記憶には残っていない。戦後の成長期だ
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ザ・バッド・ガイズ(2019年製作の映画)

3.6

当世の最強アクションスターと言えばウィルスでもセガールでも無く当然の事ながらマ・ドンソクでしょう(笑)。

そんな彼のキャラを活かしたガチガチのアクション映画に文句は有りません。

囚人護送バスが市中
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スレイト(2020年製作の映画)

3.0

孤児院育ちの娘ヨニは大人になったらアクションスターになる事を夢見て役者になる。しかし、彼女にはスタント役しか手に入れることが出来ずに焦りを感じていた。

だが、スタントを演じる為に撮影現場に入った彼女
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花束みたいな恋をした(2021年製作の映画)

3.3

そうなんだよね・・・・“愛”では無く“恋”をしたカップルの5年間・・・・

偶然な出会いで“同棲”と言う共同生活を始めた男女。趣味や思考が殆ど共通な想いを抱いている事で恋に落ちて行く・・・・

年配者
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HOKUSAI(2020年製作の映画)

3.9

柳楽優弥さんが若き日の葛飾北斎を演じる・・・・程度の知識した持たずに鑑賞しました。

老いた北斎を演じる田中泯さん、阿部寛、永山瑛太、玉木宏さんなどの芸達者な俳優さん達の顔触れに驚きを感じながらの鑑賞
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藁にもすがる獣たち(2018年製作の映画)

3.5

人間は生き抜く中で窮地に陥った時には必死でもがく。そんな“クズ”人間達の狡さを描いた少しコメディ色を込めたサスペンス。

鑑賞を始める前には知らなかったチョン・ウソンが出演している事に驚きました。彼は
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リトル・シングス(2021年製作の映画)

3.8

デンゼル・ワシントンとラミ・マレックと言う魅力的な競演との事でWOWOW鑑賞しました。

凄腕捜査官だが度が過ぎた事件の取り組み方が出世を阻み巡査扱いの男がデンゼル・ワシントン。

街で発生した連続殺
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劇場版 奥様は、取扱い注意(2020年製作の映画)

3.3

元特殊工作員だった妻と公安警察の現役である夫。半年前の任務で頭に銃弾を受けた為に記憶を失っている妻を監視する任務を夫は負っていた・・・・

私の綾瀬はるかちゃんに対するイメージとタイトルからして彼女の
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インヘリタンス(2020年製作の映画)

3.4

WOWOWをながら見していたら『あと1センチの恋』のリリー・コリンズの主演作との事を知り鑑賞しました。

あの作品の時の彼女は本当に可愛らしさ溢れる女性でした。彼女も成長し今作では敏腕地方検事を演じて
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