円柱野郎さんの映画レビュー・感想・評価 - 62ページ目

円柱野郎

円柱野郎

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釣りキチ三平(2009年製作の映画)

3.5

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原作は未読だけども、作品は知っている。
その程度の知識で観に行ったんだけど、特に話に置いていかれることもなく綺麗に纏めてあったので良かったかな。
まあ、「主人公の行動に無理解な人物が、主人公と共にいる
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超劇場版ケロロ軍曹(2006年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

公開時は子供向け2本立て作品の1つだったので上映時間は60分と短め。
(同時上映は「まじめにふまじめ かいけつゾロリ なぞのお宝大さくせん」。)
なので展開は早く進むけど、TVの2週に分けて放送する前
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超劇場版ケロロ軍曹2 深海のプリンセスであります!(2007年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今作は1本立ちしたので尺は前作より長めです。
その分ボリュームアップ…かといえば、ドタバタがあって、パロディがあって、でも壮大な話をこぢんまりと纏めてしまういつものケロロですw
まあ、動画や一部スペク
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超劇場版ケロロ軍曹3 ケロロ対ケロロ 天空大決戦であります!(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

今回は突如現れたもう一人のケロロとの闘いを描いているけど、前作よりもアクション寄りの展開が目立つ。
しかし正直なところ中盤まではあまり入り込めなかった。
ギャグとパロディで突っ走るというノリはいつもの
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超劇場版ケロロ軍曹 撃侵ドラゴンウォリアーズであります!(2009年製作の映画)

3.5

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全世界を股にかけた話とは…、ずいぶんと規模が大きい話になったもんです。
個人的には前作の「3」の方がケロロ的なネタの面白さが如実に出ていて良かったんだけど、今作ではちょっと方向性が変わってしまった印象
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戦慄迷宮3D THE SHOCK LABYRINTH(2009年製作の映画)

2.5

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もっとアトラクション紹介みたいなノリの映画かと思ったら、思いの外に普通のJホラー作品ぽいストーリーになってました。
だけど“死んだはずの少女”、“廃(?)病院”、“復讐”と三拍子揃っている割には恐くな
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モンスターズ・ユニバーシティ(2013年製作の映画)

3.5

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夢を実現させるために念願の大学に入った努力家のマイク。一方で才能と親の名声だけで上手くやってきた節のあるサリー。どちらかというとそりの合わない二人が認め合うまでの話は、お互いの感情面の変化なども含めて>>続きを読む

涼宮ハルヒの消失(2010年製作の映画)

4.5

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非日常性を日常の地平で見せてしまうという至極日本的SFを、“無意識の神(?)”“宇宙人”“未来人”“超能力者”“一般人”という役割に当てはめられたキャラクター達が騒動を起こし、解決する姿を描く。
そん
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しんぼる(2009年製作の映画)

2.5

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ダウンタウンの松本人志が「大日本人」に続いて撮った2本目の劇場用映画。
相変わらず自分の世界を突っ走って表現してますが、独特ではあるけど松本以外が撮ったら相手にされない様な映画の気もする。

白い部屋
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重力ピエロ(2009年製作の映画)

3.5

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・何故兄弟は似ていないのか?
・連続放火犯の目的は?
が最初に提示される謎。
次第に明かされる真実はなかなかハードで不憫に思うものの、あまりストーリー上に他の選択肢がないことと、その回りくどいやり方を
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沈まぬ太陽(2009年製作の映画)

4.0

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航空会社での組合闘争の結果、懲罰人事により海外に飛ばされた主人公・恩地。
9年後に帰国出来たが、ある日520名もの犠牲者を出す墜落事故が発生する。

時系列としては上記の通りだけど、ストーリーは墜落事
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チーム・バチスタの栄光(2008年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。

心療内科医の田口を演じる竹内結子が良い。
田口は観客の代理人となる立場の人物だけど、それに感情移入できたし、そのホワっとした田口のキャラクターも上手く出してきていた。
対するコンビ役の
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ジェネラル・ルージュの凱旋(2009年製作の映画)

4.5

このレビューはネタバレを含みます

“推理サスペンスであり、エンターテイメントであり、社会風刺である”というてんこ盛りの内容であるけど、特徴あるキャラクター達と小気味良いテンポで進む話で楽しめました。
序盤~中盤は“ジェネラル・ルージュ
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サマーウォーズ(2009年製作の映画)

4.5

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田舎の旧家とサイバーテロ、親戚というコミュニティとネットワーク上の仮想世界という、およそ結びつきにくい世界観を上手く話に取り入れて構築されている。
それでいて、人のつながりとは現実の結びつきだから良い
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劇場版 空の境界/第七章 殺人考察(後)(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

雨の落ちる街の裏通りと陰惨な連続殺人、このシリーズらしい湿っぽさが占拠する画面作りが上手い。
描き込まれた背景画や、CGを利用した空間の見せ方にも力が入っているけど、なによりアクションシーンなどの作画
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劇場版 空の境界/第六章 忘却録音(2008年製作の映画)

3.5

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一章から五章までのような連続性があまり感じられず、どちらかというと単独の事件を扱ったショートエピソードの様な印象。
一応、荒耶に呼ばれたとされる魔術師も登場するものの、ほとんど話としては過去作にリンク
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古墳ギャルのコフィー 〜桶狭間の戦い〜(2007年製作の映画)

3.5

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同時上映した「秘密結社 鷹の爪 THE MOVIE ~総統は二度死ぬ~」が本編なので、こちらはおまけの要素が強いです。
古墳高校にいるどこから見ても“落ち武者”姿の桶狭間先生が、なぜ落ち武者姿になった
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古墳ギャルのコフィー 〜12人と怒れる古墳たち〜(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

「秘密結社 鷹の爪」がギャグドラマなら、「コフィー」はギャグ教養といった役割分担なのか、今回は裁判員制度について解説しながら名作「十二人の怒れる男」のパロディということで展開していく。
ダニエルが被害
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古墳ギャルのコフィー 〜コフンデレラ〜(2009年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今作は前2作の“教養ネタ”的な部分が無くなり、純粋にパロディ作品になってました。
が、俺はこれで良かった。
「シンデレラ」話を「コフィー」の世界観で上手くコメディに仕上げてきていて、前作までの「映画だ
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

無実の罪で警察から追われるというプロットは「逃亡者」のそれだけど、緊張感や切迫感があるのは序盤のみ。
キルオと呼ばれる連続通り魔が主人公を手助けしだしたあたりから、どんどん現実味を伴う緊張感が無くなっ
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交響詩篇エウレカセブン ポケットが虹でいっぱい(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

出てくるLFO、KLF等のメカニックデザインは同じだけど、世界観からキャラクターの立ち位置まで違うので、TV版を忘れて観るべき かも。
だけど、敢えてTV版のキャラを流用して作った意味があるのかよく分
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エイリアン/ディレクターズ・カット(1979年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オリジナルに対していくつかの場面が追加されつつも上映時間が1分短くなっているのだけど、やはり一番目につくのは、自爆シークエンスに入ったあたりでリプリーが目撃する船長が繭にされているシーン。確かに絶望感>>続きを読む

エイリアン4(1997年製作の映画)

3.5

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無骨な宇宙船内や、暗いライティングが、かなりエイリアンっぽい雰囲気を出していていい感じ。泳ぐエイリアンも新鮮だった。ただせっかく死んだリプリーを生き返らせちゃって…。しかもエイリアンとの混血。無茶する>>続きを読む

エイリアン3(1992年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

オープニングから結構ショック。
2で生き残った仲間がリプリー以外全員死亡し、特に身を挺して救いに行ったニュートが死んでいるというのは、リプリーが気の毒で仕方ない。
全体的にも人がバタバタ食い殺されてい
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エイリアン2(1986年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

今作では序盤に重武装の海兵隊がエイリアンの居る惑星に乗り込んで行くのだけど、この時点で前作では乏しい対抗手段しかなかった人間側が兵器を得たことでの攻勢を期待する。
が、無尽蔵に湧いて出るエイリアン達に
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エイリアン(1979年製作の映画)

4.0

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工場の様な暗い船内、全身が見えないことで不気味さの増す宇宙生物、白い血にまみれたアンドロイド、どれもが強烈に印象に残るシーンばかり。エイリアン自体はH.R.ギーガーの見事なデザインによるものだけど、や>>続きを読む

クローズZERO II(2009年製作の映画)

4.0

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上映時間の半分は殴り合いなんじゃないかと思うくらい、ひたすらに闘いの描写が繰り広げられる。
でも抗争であっても、“ナイフは邪道”“拳で決着をつける”という非武装の美学の男臭さがカッコイイ。
前作でのラ
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クヒオ大佐(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

主人公の結婚詐欺師“クヒオ大佐”を演じるのは、鼻が高くなった堺雅人。
それにカタコトの日本語が合わさって、なんとも言えず中途半端な胡散臭さが良い。
ただ全体的にはマッタリとした雰囲気で話が進むので、コ
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鴨川ホルモー(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未読。
京都の観光映画の様でもあったw

主演の山田孝之は脱力気味な大学生の雰囲気を良い感じに出してるね。
でもキャラとしては脇役の“凡ちゃん”と“チョンマゲ”が奇抜でそっちに目がいってしまうが
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カムイ外伝(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

相変わらず松山ケンイチはマンガキャラになりきっているなあと感心しつつも、原作を読んだ者としては微妙な世界観や設定の変更に違和感を感じて仕方なかったかな。 大枠はほぼ原作通りながら、武士の追っ手から救っ>>続きを読む

カイジ 人生逆転ゲーム(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作は未見だけど、20~30巻ある原作を纏めたストーリーの割にはあまり強引な駆け足感がなく、2時間1本の作品としては纏まりがあった気がする。
負け組達がどこまでも勝ち組にもて遊ばれるというストーリーは
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ヱヴァンゲリヲン新劇場版:破(2009年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

旧世紀版(TVシリーズ・旧劇場版)でいう第八話から第拾九話にあたる部分であるが、設定が大きく変わっていたね。
旧世紀版を知っているほど、事前に予想していたストーリーのさらに斜め上を行く展開があり、本当
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ヴィヨンの妻 桜桃とタンポポ(2009年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

原作小説はタイトル通り妻側の視点で語られるんだけど、この映画では夫の話もずいぶん膨らまされていて、「人間失格」とか太宰自身のキャラクターも被せてしまっている感じ。
原作通りにやってしまうと1時間で終わ
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劇場版 空の境界/第五章 矛盾螺旋(2008年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

これまでの一章~四章は約50分程度の中編作品だったけど、この五章は1時間50分の長編。
これまで暗躍していた荒耶宗蓮が前面に登場し、式や橙子との対決と、話のボリュームも盛り上げ方も劇場版の冠にふさわし
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劇場版 空の境界/第四章 伽藍の洞(2008年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

二章→四章→三章→一章で話が色々とつながった。
ということで原作未読の俺もだいぶ話の流れが掴めてきて、少しスッキリw
ここまでが式の基本設定の説明されたということであれば、どちらかというとこの四章全体
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インスタント沼(2009年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

三木ワールドとも言えるシュールで下らないネタで構築されたコメディだけど、相変わらず本筋に関係ないネタで構成されているので監督の作風を理解していないと意味不明な展開とも言える。
個人的には嫌いなノリでは
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