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前作では、現実とサイレントヒルと闇の世界のパラレル感が世界観の面白い部分だったのに、そこが今作では曖昧に感じられていまいちだったかな。父親がさらわれて、シャロンが助けにサイレントヒルへ向かうという逆の>>続きを読む
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1シーズンの世界選手権を通して、それぞれタイプの違うドライバー4人のレースとプライベートを描いているけど、レースシーンの迫力の見事さに比べると、色恋などの部分は少しテンポがイマイチというか。
そのあた>>続きを読む
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まさに「『スター・ウォーズ』が好きだ!」っていう映画。この映画で描かれるパロディやオマージュを挙げればキリがないし、あえてそんなことはしないけど、間違いなく「SW」と「スター・トレック」の事を知らなけ>>続きを読む
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30分の短編なので、登場人物も出来事も必要最小限。犯人へのミスリードとかそんな要素は無いわけだが、この作品にはそんなモノは求めちゃいない。テンポの良いドタバタ劇や映画パロディを散りばめた英国コメディ的>>続きを読む
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個人的には初めて観たアードマン社制作のアニメだったけど、これは素晴らしい。全編に遊び心満載で、過去作へのパロディ・オマージュも面白く、娯楽映画ってこうなんだと思い出させてくれる作品でした。
原題のサブ>>続きを読む
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1974年、ニューヨークのWTCの2棟のビル間に綱を張り、地上417mで綱渡りをした男がいた。その男、大道芸人・フィリップ・プティと仲間たちの、計画と実行を描いたドキュメンタリー作品。
フィリップはこ>>続きを読む
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2007年に起きたビルマ(ミャンマー)での民主化要求デモの現場を、軍当局の目を掻い潜って隠しカメラで撮影し続けたビデオジャーナリスト(VJ)たち。その映像を再構成したドキュメンタリー映画。
再構成にあ>>続きを読む
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山に登るだけというなら単純な話で終わるのだけど、そこにそびえ立つ北壁の険しさ、天候の過酷さなどがひしひしと画面から伝わってくる。
気が付けば自分自身も一緒に山に登って危機に陥っているような、そんな息苦>>続きを読む
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エリはヴァンパイアなのであるが、それ以上にそもそも少女でない。
彼女と書いたけども、去勢された少年である。
(日本版では根幹にかかわるシーンでボカシが入ってしまっているが…)
そう思って観ると、オス>>続きを読む
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仁を知る主人公イップ・マンの礼節を持った態度と、それにもまして無敵の強さを見せる詠春拳のアクションが魅力。主人公が非のない人間なので観ている側はもちろん肩入れしてしまうのだが、この作品ではその敵役が日>>続きを読む
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一言で言うならば、金のかかった学芸会です。それ以上ではない。
原作のイメージをそのまま実写に当てはめることは大変だというのは俺も理解できる。だから悟空を高校生にして、ピッコロを単純な侵略者にして、亀仙>>続きを読む
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この作品で語られるストーリー自体は1作目である「アンダーワールド」で触れられているので、観客からすれば結末がどうなるのかは分かっている。なので数分で終わる話を如何に膨らませているかが気になる所なんだけ>>続きを読む
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「300」のザック・シュナイダーの作品だけあって、その映像に対するこだわりは素晴らしい。
まさに原作をそのまま実写化したと言わんばかりの雰囲気は、彼らのリスペクト精神がひしひしと感じられて気持ちいいね>>続きを読む
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日本人の知る吉川英治や横山光輝の「三国志」を想像して観に行くと、物足りない展開が目立つ。「連環の計」に至る過程や「黄蓋の鞭打ち」といったエピソードが大幅に省略されてたのが個人的には残念かな。前作でもそ>>続きを読む
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そもそも「三国志」を描いたストーリーが数多ある中で、この映画を「俺の知っている三国志の話と違う」と思うのはナンセンスなのではあるけど、俺は分かりやすくなり過ぎてちょっと物足りなかった。
孫権・周瑜と劉>>続きを読む
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主演のジャッキー・チェンは得意のアクションを封印したシリアスな演技。彼も色々と方向転換を模索している様に思えるが、新宿の不法滞在の中国人や、中国マフィアを絡めた抗争という話の目の付け所は面白い。外国映>>続きを読む
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ロン・ハワード監督は相変わらず映画の組み立てが上手いと思った。
実に分かりやすい演出をしてくれる。
特に蘊蓄なんてものは、文字媒体ならともかく、映像で物語の流れへ自然に入れようとすると凄く難しいと思う>>続きを読む
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謎解き話なのに、謎解き映画になっていないという一直線なテンポの速さは「ダ・ヴィンチ~」のそれと同じ。疾走感は抜群だけど少々スリルに欠けてしまっているかな。でもやはりこの上映時間に収めようという制作側の>>続きを読む
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エンターテイメントを理解しているJ・J・エイブラムスらしい迫力とスピード感溢れるSF映画になっていて、とても面白かった。
まあいささかアクション要素に偏っている様は気がしなくもないが、コアなファンだけ>>続きを読む
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原作となったアニメは、物語の背景をほとんど語らない寡黙なところが好きなんだけど、この作品はそれとは逆な印象が強い。個人的には、背景を明らかにすることは神秘性を無くす事になる気がするけど、このリメイクの>>続きを読む
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作風は、終盤以外は“ひたすら追いかけられる恐怖”という「1」~「3」の面影がほとんどなく、「ターミネーター」っぽいロボットの出る近未来SFアクションという印象が強い。その辺は意図してやった差別化なんだ>>続きを読む
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前作の感想をそのまま流用しようかと思うほど同じ興奮を堪能させてくれました。まあハッキリ言うと、ストーリーはチープ。地理観も変な感じだし、米軍は他国で大暴れだし、頭の悪い感じが全開ですが、そいうところも>>続きを読む
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さすがはマイケル・ベイ。
どこまでも痛快でド派手なアクションで魅せてくれます。
基本的にカメラ目線は低く、煽りで撮っているのでトランスフォーマー達の巨大さは迫力十分。
特にバトルシーンは、正直なところ>>続きを読む
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「カンフー・パンダ」('07年)が往年のカンフー映画に対するオマージュ作品なら、こちらは往年のモンスター映画への敬愛に満ちた素晴らしいオマージュ映画になっている。この辺のセンス、制作のドリームワークス>>続きを読む
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地底に広がる恐竜たちの世界という設定は、まさにジュール・ヴェルヌの「地底旅行」な感じ。…というか、もはや舞台が氷河期である必要すらなくなっているというのは、話のネタ探しの苦労を感じさせられるところでも>>続きを読む
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背景やCGキャラなどは前作を踏襲したデザインではあるけれど、グラフィックの細かいところの進化は凄いです。特に毛並みや水の波や透明感は良くできてるねえ。
今作は主人公3頭それぞれに小さいテーマが用意され>>続きを読む
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なかなかセンスのいい作品だとは思ったけど、シュレックとかぶっている所が目について、個人的には・・・。小さくておしゃべりな奴と、でかくて強い奴のコンビなんてそのままだし、出会いが追われてた所を助けられる>>続きを読む
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監督は「ハムナプトラ」のスティーヴン・ソマーズということで、多少の期待感はあったんだけど、残念ながら裏切られた格好となってしまいました。繰り出されるアクションシーンは実に派手で、サービス精神は非常に旺>>続きを読む
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子供心には特にこういう空想をすることがあるけど、実際に目の当たりにすると楽しいもんですな。一応親子の話を入れてテーマみたいなモノはあるけど、でもやっぱりアイディア先行型の作品なので後付けした感じはする>>続きを読む
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舞台がスミソニアン博物館(夜の警備が無人過ぎる気がするが)になってスケールも大きくなっている。だけどストーリー展開は「これがこんな具合に動きだしたら面白いだろうな」というネタを強引に羅列したようなパー>>続きを読む
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原作ゲームは残念ながら未プレイなんだけど、ゲームの予備知識も必要なく、一本の映画として完結してるんで非常に楽しめた。
突然起こる音や映像で驚かすわけではなく、“サイレントヒル”というその町の雰囲気や、>>続きを読む
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宇宙開発史を描いた記録映画と言うよりは、本当にNASAの記録に特化している。なのでソ連の「地球は青かった」も「私はカモメ」も無く、人類初の宇宙遊泳も米国が初の様な印象を受けてしまう(ソ連が人類初)。と>>続きを読む
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手持ちの不安定な映像にズームイン・アウトの多用、そして特徴的なコマ送り。冒頭から徹頭徹尾トニー・スコット監督らしい画作りが続くが、スタイリッシュだと思える画もずっと同じテンションで来られると疲れてくる>>続きを読む
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全体的に漂うB級映画のニオイが、陳腐きわまりないストーリーや多くのツッコミどころを笑って許せるところまで落とせしていて、この手の映画として期待しなければ、ある意味楽しめるB級アクション映画になっている>>続きを読む
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彼の出生からアダマンチウムを埋め込み手術、そして記憶を無くすところまでが描かれ、過去シリーズで謎のまま放置された部分がようやく描かれた。…が設定の連続性で言うと、セイバートゥース(もしかして「1」とは>>続きを読む
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主人公は姉のドナーになるべく操作されて誕生したわけで、物語の序盤で訴訟云々という展開を見ると「臓器移植と生命倫理を問うた社会派ドラマ」かと身構えたけど、いやいやそんなことはなく、至極真っ当な家族の愛情>>続きを読む