私自身がボブディラン世代ではないことから、歌声含めたティモシーシャラの本人への再現度がどのくらい忠実なのかは定かではないけれども、ボブディランという人がどういうアーティストで生き方をしてきたのかはティ>>続きを読む
家族を失った彼らの苦しみと悲しみは計りしれなく想像を絶することは言うまでもない。彼らがとった行動は本当に勇敢で聖人にもみえるが、決して憎しみがないわけではなく、それが途轍もなく強大で邪悪だからこそ、負>>続きを読む
先日観た同監督作のアイミタガイと同様、かなり心あたたまる良作だったし、サスペンスではないけれども、散りばめらた伏線が繋がる感じが前作同様にあたたかく優しくて、監督はじめ製作陣の優しさと作品への愛を痛切>>続きを読む
“愛“とは何か、“結婚“とは何か、など人生にまつわる様々な要素が提起されていた気がする。ますます多様性が謳われている現代において、結婚面でもそれは例外なく通ずるところはあって。結婚の形も様々で、当事者>>続きを読む
私たちがあたりまえのように映画を観るように視覚障がいのある方も映画を“聴いて観ている“。色んな作品を観て主に視覚から様々な思いを馳せるの私たちに対して、彼らは聴覚から作品を吸収し想像力をこれでもかと働>>続きを読む
生前素直になれずに後悔を抱えたまま大切な人を失った娘が、父親の死と後悔としっかり向き合い前へ進む気持ちへと昇華させる過程が丁寧に優しく描かれていて、派手さはないがとても心に残る上質なヒューマンドラマに>>続きを読む
不条理で理不尽な社会によって息子を失った母親の苦しみと悲しみが計り知れないことは言うまでもなく。そして、凄惨で残虐な暴虐を受けた彼の姿を目の当たりにした母親の姿が目に焼き付いて離れない。これまでも黒人>>続きを読む
想いが通じ合うのにAIロボットという形式上の名刺のようなものは関係ないのだと、本作をみるとしみじみ感じる。AIロボットに限らず、それは里親などの血縁がない人にも通ずるだろうなと。ヤンが動かなくなって周>>続きを読む
耳を澄ませば小鳥の囀りが聞こえてくる。木目調の家具と料理用具が並ぶシックで趣きが感じられる素敵な居住空間で紡がれる2人のかけがえのない時間。言葉を交わさずとも息ぴったりの彼らが創り出す料理の数々はもち>>続きを読む
生きていれば必ず老いていき、誰しもに平等に死が訪れる。そんな“死“という逃れられない宿命や限りあるからこそ輝く日々の尊さを強く感じれるあらゆる面でとにかく優しい作品。誰しも老いていくことで徐々に記憶や>>続きを読む
年齢や境遇を超えた2人の絆と繋がりに素直に感動。ショーンコネリーの円熟味溢れる人柄から放たれる一言一言に重みと説得力を感じ、劇中出てくる多くの教師の教えよりも、すっと心に届いてきた。クライマックスでの>>続きを読む
家族でも恋人でもない、それらを超えたかけがえのない繋がりが素敵すぎる。それぞれがそれぞれに山あり谷ありの人生を生きていて、生きている時間が長いほどに億劫になったり、自分を卑下したりしてしまいがちだけれ>>続きを読む
脳内のイメージや想像で創り出すものが実際の形で具現化されるその映像が非常に興味深く、現実との対比で映し出されるそれがいっそう面白い。俯瞰的な撮り方にはアート性の高さを感じ、映像的には光を抑えたダーク調>>続きを読む
お互いがお互いに対して抱く“後悔“と“感謝“の気持ち。いくら嘆いても同じ時間を一緒に過ごすことはできないけれど、ファンタジーという形ではあるけれども、雪が溶けていくようにそれぞれの葛藤と悲しみがほどけ>>続きを読む
“愛“とは何か。人を想いやるとは何なのか。男女のラブストーリーではなく、本当の意味で人を想いやることや、自分を支えてくれる大切な人の存在など、身近な部分を見つめ直させてくれる素敵な作品だった。3人のキ>>続きを読む
泣き笑いできる素敵な作品だったし、笑いとうるっとくる要素のバランスが絶妙だった。ただ単に細胞の名前や特徴を例示していくのではなく、実際に人間社会での日常にスポットが当てられ、ヒューマンドラマ的要素が主>>続きを読む
を重ね老成したマイケルケインの円熟味で溢れた姿は、ノーラン作品や大好きなサイダーハウスルールなど、他作で演じた数多の役者姿を思い出させる。そんな彼が画面で最後のお芝居をする姿を見ているだけで、込み上げ>>続きを読む
このレビューはネタバレを含みます
“冤罪“とそれにより人生が一変した被害者が何を想いどう立ち向かったのか。それがサスペンス調に飽きさせることなく、ヒューマンドラマ要素を軸に描かれており、かなり引き込まれた。映像では赤の他人とも言える第>>続きを読む
それぞれに悩みや生きづらさを抱えているんだなと改めて。本作は、様々なひとの群像劇になっていて、生い立ちや境遇が掘り下げられているのがとてもよかった。
日常で多くの人が経験する苦しみや立ち塞がる壁、そし>>続きを読む
序盤のロング長回しカットから一気に引き込まれた。展開ばかりを追うアクション作品とは異なり、ヤクザの世界に生きる彼らの生きる姿を味わい深く堪能することができる構成が良かった。お化けがなかなか出てこないお>>続きを読む
“自由死“とか“尊厳死“など…普段の生活では好んで口に出さない禁忌的ともいえるワードや、“AI“などのテクノロジーが発達し続ける近未来の日本を舞台に、高齢社会がさらに拍車がかかる社会をパックグラウンド>>続きを読む
明るいジャケ写とは対照的に人を本当の意味で想うことについて考えさせられかなり心を抉られた“彼女が好きなものは“それに、“世界でいちばん長い写真“で淡く心温まる青春物語を届けてくれた草野さんの新作という>>続きを読む
生まれた国や時代、社会情勢。当事者だけではどうしようもないそれらによって、自らの意志を押さえ込まざるを得ない状況下に置かれる人がいること、今日が生きていけるのかもわからずやっとの思いで生きているもの、>>続きを読む
今のところ、邦画では今年ベスト3に入るくらいいろんな要素が刺さった。最初の画面がスクリーンに映し出されると、そこからすぐに引き込まれて次の瞬間その画面が何を現しているのか解釈へと徐々に咀嚼されていく感>>続きを読む
旧友でもある庭師と画家の仲睦まじい関係性がとにかく微笑ましい。“最期を知って人生が輝いたり、人生の尊さ“を感じさせる作品は数多くあるけれど、やはり酸いも甘いも経験してきた者から語られる言葉やメッセージ>>続きを読む
基本のストーリーラインは、少年少女の甘酸っぱい恋物語かなと思っていたけれど、その要素にとどまらず、池松壮亮さん演じる大人との関わりを通して彼らが成長していく様子や、それに伴い感じる大人に対しての違和感>>続きを読む
クールで少し無気力な岡田将生さんと、いつでも前向きで情熱的な満島ひかりさんのコンビが織りなすバディ推理劇、サスペンスとして楽しめたのもさることながら、日本社会が抱える物流・運送業における働き詰め、割に>>続きを読む
ふとしたことで繋がる3人の関係性や紡がれる絆がみててホントに心地いいし、一生懸命に生きる彼らの姿に勇気をもらえた。それぞれがそれぞれに苦悩や葛藤を抱えながら生きていて、周りを想い気にするあまり、自分の>>続きを読む
現実離れしたサイコスリラーに寄りすぎず、いやむしろスリラーというより、人の気持ちの機微や揺れ動く様を描いた、リアリティに満ちた上質なヒューマンドラマに感じた。
真面目に人思いに生きてきた女性が、度重な>>続きを読む
何か一つのことに心の底から打ち込めるのって、決して簡単なことではないけれど、もし仮にもそういう存在に出逢えたならば、一生の中で、この上ない幸せなのかもしれないなと思った。
個性豊かな仲間と時にぶつかり>>続きを読む
単なるパニックムービーかと思っていたけれど、ハリケーンの映像だけではなく、その中にも、様々な人間模様や陰謀が絡み合っていたことで、一種の社会派的な要素を感じ、結果的に現代社会が投影された映像になってい>>続きを読む
道徳心を蔑ろにし手段を選ばす視聴率や名声を求め続ける現代メディアや社会への風刺を込めたブラックコメディであるのと同時に、月面着陸を目指すNASAの管制官とプロモーションを担当する女性のお仕事ムービー。>>続きを読む
シリーズの漫画は読んでいたけれど、劇場版ははじめてでどうかなと思っていたけれど、原作の世界観を再現しつつ、豪華キャストのそれぞれの魅力や迫力満点のアクションシーン、壮大な音楽や煌びやかな衣装など、楽し>>続きを読む
登場人物、特に、父と息子との関係性や背景については多くは語られないが、物語が進むにつれて、2人の独特な会話やお互いへ向ける視線などから、兎にも角にも何かしらの父との長きに渡る確執があったことだけはなん>>続きを読む
やはり宇宙ものは面白いし、韓国🇰🇷が仕上げるSF系やアクション系の迫力、映像の完成度の高さにびっくりだった。昨今、日本ではゴジラがアカデミー賞をとったけれど、韓国作品も侮るなかれだなと感じた。
ソル・>>続きを読む
日本において、警察とはまた異なるポジションに位置する公安。秩序を保つという目的は同じはずの警察と公安、それぞれがかざす正義が交わらず、その結果降りかかる悲劇がやるせなさすぎる。同時に、そう成り立ってい>>続きを読む