ICHIさんの映画レビュー・感想・評価 - 6ページ目

マルモイ ことばあつめ(2018年製作の映画)

4.8


心が痛くなった。
日本人としてこういう歴史があったことはかなしい。

お互いの言葉や民族を尊重し、共存させるということに、美徳を感じていてほしいと、これからの我々と権力者たちに願った。

ユ・ヘジン
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リアル(2016年製作の映画)

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2021.04.19途中棄権。

序盤からMV、イメージビデオを引き延ばした感じ。役者の無駄遣い感。

最後まで観られなかった。

キム・スヒョンも『工作』の人も好きなので、また隙間に挑戦したい。

ダンケルク(2017年製作の映画)

5.0


シンプルな作り、ただ土地から土地へと「脱出」するだけのストーリーなのに、とてつもなく感動する。

ヘイトを極力描かない、ただ「国に帰りたいだけ」、その為に仲間を救い、「戦い続ける」。戦争映画でこれほ
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ブリッジ・オブ・スパイ(2015年製作の映画)

4.0


スピルバーグ監督の作品特有のノーブルさ。派手な所はないものの、「ストイッキームジーク(Standing man-不屈の人-)」という作中のアベルの言葉のように、静かな立派さがあった。 

「不安を感
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執行者(2009年製作の映画)

3.3


重かった。
そして刑務にあたる人々の、性格の分かれ目、人間のいい部分嫌な部分を見せつけられた。

死刑囚の詳しい背景は説明されないから余計に、執行日までのストーリーが哀しい。

こういう作品を観ると
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提報者 ES細胞捏造事件(2014年製作の映画)

4.0


細かくカットが回されていて、丁寧な進行。

実際の事件を元にされているということで、日本のSTAP騒動をまざまざと想起させられた。

俳優も魅力的で、プロデューサーと新入女子のコンビ、なかなかよかっ
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公共の敵2 あらたなる闘い(2005年製作の映画)

4.0


不思議なのがタイトル横の数字と制作年。

なんだかこの「2」が、一番最初の「公共の敵」感があり、本来一番最初にできた2002年の『公共の敵』は、この「2」の後のように思える。

この作品の最後に登場
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カン・チョルジュン 公共の敵1-1(2008年製作の映画)

4.6


『長沙里』でいい味を出した大食漢Jang Ji-geonが出ていて、お!となった。

そして相変わらずユ・ヘジンの赤いバラ🌹は今作品でも絶好調。毎回ソル・ギョングたちに「傷つ」けられるのも可哀想だが
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国選弁護人ユン・ジンウォン(2015年製作の映画)

3.3


楽しい映画でも派手な映画でも分かりやすくもないから、適当に観ていたら眠くて退屈な作品ではあるものの、もう一度眠気を覚ましてからじっくり見直すと、丁寧に作られているし考えさせられる作品ではある。

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チェイス 夜明けまで走れ(2016年製作の映画)

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シークレットミッションのbl要素の二人がチンピラグループ役で出演。

軽いタッチで変わらないスピード感で終始モタモタした感じでストーリーも特に展開しない。

ワンシチュエーションの舞台劇を映画で引き
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ジャスティス・リーグ(2017年製作の映画)

1.0

監督が途中交代していると知って、後からなるほどなあ、と思った。薄い。

戦いが彼らの為に待ってくれているような、CGバトルゲームのデモプレイでも観ているような悠長さと都合のよさだった。

衣装を着てい
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公共の敵(2002年製作の映画)

4.7


いい感じ、イケてる!
わかりやすい面白い軽いが格好いい
そんな塩梅の名優オールスター戦。

『ペパーミントキャンディ』『殺人者の記憶法』や『悪の偶像』『ザ・スパイ』『監視者たち』など数々の作品でカメ
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マイ・ブラザー(2004年製作の映画)

5.0


生まれ持った境遇の違いから、母
から与えられる愛の差にいがみながらも、どこかで“兄”を思って生きる弟。

観ている側は、なんだかんだでほんわかしている間にストーリーが進み残りわずかになり、そこからは
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沈黙、愛(2017年製作の映画)

1.8


ミンシクさんのどんでん返しサスペンス、シーソーゲーム。

ちょっと最後は都合が良すぎたなあ。
本当の愛ってなんなのか、正義とか倫理からは外れた「血」のつながりの愛とか、色々考えさせられはした。

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スピード・スクワッド ひき逃げ専門捜査班(2017年製作の映画)

2.5


意外とおもたい。全然スピードスクワッドではない笑

ワイスピを意識したのかなんでもカーレースに持ち込みがち、まあそういうタイトルだから。

リュ・ジュンヨルの最後の豹変ぶりや、『工作』など数々の作品
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権力に告ぐ(2019年製作の映画)

3.5


後半の流れがとても残念だったが、主役が丸め込もうとしてくる「権力」に悉く反発して捜査を強行してゆくのは観ていておもしろかった。

金の亡者たち(2018年製作の映画)

3.0


リュ・ヨンジョルの出演作品で観てきたのは『ザ・キング』『毒戦』と、どれも喰えない感じのキャラで怪演だったから、今回のようなへっぽこ役は新鮮。

洋画の『ウルフ・オブ・ウォールストリート』に似ているが
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毒戦 BELIEVER(2017年製作の映画)

4.3


香港ノワール『毒戦ドラッグウォー』つながりで視聴。

こちらの方が断然求心力があり分かりやすく、共感しやすい。

エンタメ性、感情描写、背景描写のディテールをしっかり組み込んでいる為、映画としても楽
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ドラッグ・ウォー 毒戦(2012年製作の映画)

-


きつい上によくわからん上にイヤな感じで終わった。

捕まって協力するテンミンの仲間を売る動機もよく分からなかったし、アクションも銃撃バタバタで感情もなく、リアルなのかもしれないがつまらなかった。
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ブラインド・マッサージ(2014年製作の映画)

3.5


エンタメ作品ではないので、「面白さ」では語れないが、独特の世界観は序盤から伝わってきた。

脚本が素晴らしく、印象に残る台詞、ナレーションが散在していた。

また、音響音楽も特筆すべきで、目には見え
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潜入捜査/ミッション:アンダーカバー(2017年製作の映画)

5.0



映画映画しているが、『インファナル・アフェア』から悉く胸糞を抜き取りエンタメ要素を爆上げしたような作品でかなりよき。

「カッチョエエ」をしこたま詰め込んだ潜入ものアクション映画。一度ギアが入れば
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ブラザーフッド(2004年製作の映画)

5.0

つらい、かなしい。
ただ兄弟でいるということが出来なかった二人を通して、国に分かれて戦争を「させられる」悲しさを知らしめられる映画。

戦争の歴史を学ぶ授業で鑑賞してほしいくらい、戦争映画の代表といえ
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ノーザン・リミット・ライン 南北海戦(2015年製作の映画)

4.4


日韓ワールドカップで当時って、自分が一番ワールドカップに注目してた時期だと思うから、こんなことがあったなんて知らなさ過ぎて驚愕した。

韓国の大統領はそんなことがあっても観戦に行ったり、なんだか戦っ
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スパイ・ミッション シリアの陰謀(2017年製作の映画)

1.5


なんとなくで終わった。
ハリポタのダンブルドアにだけテンションが上がった。

シーン毎のカットの切り替えはすごく綺麗でテンポよかったけど、俳優が映画してます感が否めなかった。

韓国北朝鮮もののスパ
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チェイサー(2008年製作の映画)

5.0


シチュエーションは『VIP』に似ており、キャストは『黄海(哀しい獣)』のユンソクvsハ・ジョンウのタッグで構図が真逆。

とことん救われないが、とにかくユンソクが圧巻。

初めは適当に扱っていた「商
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哀しき獣(2010年製作の映画)

5.0

前回(2020.05)50分くらいで離脱。

灰色の絵の具が延々とつづいてゆく感じ。 また気力があるときに、全部観てみたい。

という感想だったが、それを忘れて視聴。素晴らしかった。

やはり映画はコ
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悪の偶像(2017年製作の映画)

1.6

重たすぎて眠くなりながら観た。
焦点が加害者の父になったり被害者の父になったりした。

相変わらずソルギョングが他の作品と同一とは思えないキャラクターになって、被害者の父を怪演。

シリアス一辺倒のサ
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哭声 コクソン(2016年製作の映画)

1.1


日本人俳優の存在感、アシュラなど数々の作品で鬼検事などを怪演の韓国俳優。
二人の共演は見応えがありつつも、タメとモヤモヤ感で睡魔に襲われながら結局よくわからない結末でthe END.

正直やっぱり
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あいつの声(2007年製作の映画)

-


ドキュメンタリーに近いのでなんとも終始シリアスな作品だった。

ちょっと評価をつけることができない。

追悼の意味と犯人を見つけてほしいという気持ちが作品を起ち上げたといった感じだった。

主役のソ
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シュリ(1999年製作の映画)

3.0


思ったよりメロメロしていた。
骨のあるグロスパイものだと思ったら、グロな部分の他に恋愛要素やドンパチ要素もたくさんあった。

筋書きは南北のごたごた感で理解力の追いつけない部分があったが脚本、台詞回
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グッド・バッド・ウィアード(2008年製作の映画)

1.1


アクションが多すぎて飽きて離脱。

映画映画していてキャラクター達が西部劇的なコミカルさで面白かったが、なんせ終始ドンパチで睡魔が。

画づくりは非常にキマっていてぎゃんぎゃんな色彩感も視覚的には楽
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スーパーティーチャー 熱血格闘(2018年製作の映画)

1.1


画がとても綺麗なだけに残念。

被写体の為の演出ではなく、演出の為の被写体になっていました。

つかみのOPが手描きのキャストロールと綺麗な画づらでとても素敵だった為、即「好きっ」と引き込まれました
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マシニスト(2004年製作の映画)

4.8



とにかくクリスチャン・ベールの怪演がすごい。

『アメリカン・サイコ』つながりで視聴、対照的な作りだった。

カラッとして清潔感と勢い、美に飛んだ『アメリカン・サイコ』と比べて『マシニスト』は陰湿
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アメリカン・サイコ(2000年製作の映画)

4.9


めちゃくちゃ怖かったのと、ええ!そこで終わる?!という終わり方。

ポールは?!ポールの部屋は?!新聞記事は?!と、色々これから、という時にバスっと終わった。

つかみのキャストロールを引きのめちゃ
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ザ・コンサルタント(2016年製作の映画)

4.3


細かい脚本はよく理解できなかったが何となく面白かった。

15年間分のファイルを計算する時のオーバーラップを多用した映像演出が、映画映画していたけど面白かった。

透明ボードに水性マーカーで数字を書
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泣く男(2014年製作の映画)

4.8


アクションがやりたいだけのように感じるくらいキムチばりにグッチョングッチョンになるグロシーンが多かったけど、しっかり親子の喪失による悲しみを描いていた。

哀しいストーリー。

チャン・ドンゴンが大
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