SONIAさんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

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イコライザー(2014年製作の映画)

3.8

ホームセンターで働く一見、平凡そうな男。しかしギャング達を秒で始末し一切の証拠を残さないキレ者。彼の正体は一体誰なのか?という疑問と、彼がロシアのマフィアに近づいていくスリリングな展開が面白かった。>>続きを読む

K.G.F:CHAPTER 2(2022年製作の映画)

3.6

インドのネオノワール的な作品。
富めるものは益々富み、貧しきものは虫ケラのように死んでいく。
ロッキーはその構造を暴力的に破壊していく。まるで殺戮ゲームを見ているようだった。

絵力が強く、決して好き
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K.G.F:CHAPTER 1(2018年製作の映画)

3.6

地獄のようなKGFの光景にいたたまれなくなった。虫ケラのように人が殺される。ロッキーは反逆者なのか救世主なのか。1,2併せて見た感想は2で。

ランガスタラム(2018年製作の映画)

3.7

インドの裁判ものや政治ものは対立構造が鮮明で結構好きだ。インドが抱える問題を浮かび上がらせて、主人公らは立ち向かっていく。

この映画の主人公は難聴であり学もそれほどなく、立場的には決して強くない。
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火の道(2012年製作の映画)

3.4

インド映画で復讐ものは1つのカテゴリーにしていいと思うのだけど、その重要なファクターとして敵役の存在がある。いかに残忍で極悪か。#火の道 でのサンジャイ・ダットは清々しいまでの腐れ外道っぷりでまずは見>>続きを読む

狼と子羊の夜(2013年製作の映画)

4.0

インド映画で時々善悪とは、正義とは何かを問いかけてくる作品がある。脚本が秀逸だった。極悪な警察官、心優しい人殺し、人助けをする物乞い、無感情な病院職員、人を助ける医師、助けない医師、無視する通行人‥正>>続きを読む

“ロミオ”・ラージクマール(2013年製作の映画)

3.2

ベタなお笑い映画は決して嫌いではないのだけど、この作品は私のツボには入らなかった。3回見てダメなのだからやっぱりダメなのだろう。お笑い効果音の入れすぎでうるさく感じられた。可愛い、愛しいの意味での「ロ>>続きを読む

怪物(2023年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

きっと何が正解という訳ではなく、いろいろな解釈ができると思うので、あくまでも自分の受けた印象を。

同じ場所に行っても右を見てる人と左を見てる人では景色が違って見えるように、印象は人によって異なる。そ
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インディ・ジョーンズと運命のダイヤル(2023年製作の映画)

4.0

インディ・ジョーンズは見るアトラクション!スパルバーグ監督じゃなかったので若干心配だったが、今回もハラハラドキドキは健在だった。

それにしてもジョーンズ博士は頑張ってる。劇中でも70代?ハリソンフォ
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火花-Their/火花/テリ ~スパーク~(2016年製作の映画)

3.4

どの作品も「正義の味方ヴィジャイが悪を斬る」というパターンなので、正直ちょっとお腹いっぱい感はあるのだけれど、それでもスター主演作品はそれなりに見せる。

インド映画では時々自分の身内を殺されたらその
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インディ・ジョーンズ/クリスタル・スカルの王国(2008年製作の映画)

3.6

レイダースから約27年。
インディもすっかりおじさんになった。が、アクションは(当然スタントではあるが)キレキレであった。

スピルバーグが撮る洞窟や遺跡、神殿でのハラハラドキドキシーンはいつ見ても素
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野獣一匹Ⅱ(2022年製作の映画)

3.1

全体的にとっちらかっちゃった感じ。最初野獣がアルジュンだと思っていたのにいつの間にかジョンだったり、時間軸もいったりきたりするのちょっと混乱した。普通に描いた方がよかったのでは。オチはそれなりに面白か>>続きを読む

ラストファーマー -最後の農夫/ラストファーマー(2021年製作の映画)

4.0

80過ぎの農夫のジイ様が畑の心配をするというだけのプロットで2時間半の作品を作り上げてしまうんだからすごい。

インド映画には味のあるジイ様がちょいちょい登場するが、今回も地味な田舎の農民、実はベテラ
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ガルギ 正義の女神(2022年製作の映画)

4.3

ちょっと立ち直れないくらいに凄く、いい意味でとんでもない作品だった。少女の性的暴行の容疑者となった父の無罪を晴らすため、未経験弁護士と共に戦う。裁判ものはちょっとしたほころびから事実がくつがえる気持ち>>続きを読む

サーカス(2022年製作の映画)

3.4

インド映画が大得意な1人二役双子もの。今回は2組の双子+名前も一緒というドタバタコメディ。展開は想像どおりでバカバカしくて面白かった。ポップな映像が可愛かった。 

ディーピカーとランヴィール・シン夫
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心の旅路(1942年製作の映画)

3.4

このレビューはネタバレを含みます

記憶喪失ものの元祖とも言うべき映画。
悪くなかった。
が、心揺り動かされるにはちょっと足りなかった。

見も知らぬ男とあっという間に恋に落ちて結婚。何日間の出来事かわからないが、彼のどこに引かれたのか
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サチン(2005年製作の映画)

3.2

気持ちがすれ違ってケンカしたり素直になれなくて意地張ったり‥という全編にわたりイチャコラしてるラブストーリー。ストーリーは特にそれ以外何もないが、2人が可愛かった。主人公のサチンは結構嫌な奴なのだが、>>続きを読む

Jodhaa Akbar(2008年製作の映画)

3.9

Netflix英語字幕にて鑑賞。なので細かいところまでは理解しきれなかったということを前提で。

ボリウッドトップ俳優&女優の共演。
お金をふんだんにかけた豪華絢爛の歴史絵巻。政略結婚、しかも異教徒の
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海街diary(2015年製作の映画)

3.9

いたって普通に見える三姉妹+腹違いの末っ子の妹という家族がおりなす物語。
他人からは何事もなく幸せそうに見えるし、実際生活に困っているとか病をかかえているわけではない。
しかし彼女らの両親を含め、みん
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リトル・マーメイド(1989年製作の映画)

3.3

ディズニーはあまり得意ではないのだが高評価だったためテレビで鑑賞。物語通り、それ以上でもそれ以下でもないといったのが正直な感想。そして思ってた以上にミュージカルだった。

1989年のアニメは懐かしい
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憧れを超えた侍たち 世界一への記録(2023年製作の映画)

-

ドキュメンタリーなので点数は無し。
ただし気持ちとしては5点をあげたい。

侍Jについては何十回もテレビで試合のハイライトや特集を見てきたので今更なあ・・・何か新しい映像があるのかと野球ファンとして半
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ハリー・ポッターと秘密の部屋(2002年製作の映画)

3.9

1作目は登場人物の紹介や舞台の説明的な要素が強かったけど、2作目はそれらを知っている前提で描かれている。正直、1作目でこのファンタジーワールドにちょっとついていけないなあなんて思っていたが、2作目はサ>>続きを読む

Gangubai Kathiawadi(原題)(2021年製作の映画)

4.3

Netflixの英語字幕で見たので細かいところまでは理解できなかったが、それでも十分に素晴らしかった。

Filmfare. Awardsの作品賞、監督賞、女優賞他を獲得している。興行収入自体はそれほ
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岸辺露伴 ルーヴルへ行く(2023年製作の映画)

2.4

このレビューはネタバレを含みます

『ルーヴル』という単語のみにひかれて鑑賞。昔の芸術家か何かが(幸田露伴あたりのイメージとごっちゃになったっぽい)ルーヴルを散策するとかの半ドキュメンタリーを想像していたが、ジョジョのスピンオフでサスペ>>続きを読む

友だちのうちはどこ?(1987年製作の映画)

4.8

間違って持ち帰った友だちのノートを返そうと、友だちの家を探す1日の出来事でこんな可愛くて素晴らしい作品ができるなんて、映画の持つ底力に改めて驚かされた。

イラン映画のレベルが高いということはかねてか
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ブラフマーストラ(2022年製作の映画)

3.6

最初、ちょっと戸惑ってしまった。
なぜならこれまで見てきたインド映画と明らかに違う、ファンタジー的な作品だったからだ。

子供向けのアニメなどは神話をモチーフにしたお伽話的な作品がたくさんある。しかし
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夢を生きた男 ザ・ベーブ(1991年製作の映画)

2.7

このレビューはネタバレを含みます

野球好きとしてその名は当然知っていたが、人となりはよく知らなかったのでこれは見なければ!と思ったが、見て若干後悔した。

大酒飲みで遊びまくって金を使ってそれでもホームランを打つというのは日本で言えば
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ルパン三世 カリオストロの城(1979年製作の映画)

3.5

あまりにも頻繁にTVで放送していてすっかり見た気になっていたが、実際ちゃんと観ていなかったのでやっとまともに鑑賞した。

1979年の作品とは思えないほどのスピード感だった。いや、これは映画に限らずT
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ザ・スーパーマリオブラザーズ・ムービー(2023年製作の映画)

3.9

世界で大ヒットという話題の映画に乗っかってみた。マリオはファミコン時代にしかやったことが、大好きなミニオンズやsingのイルミネーション制作なので、間違いないだろうと思ったからだ。比較的遅い時間だった>>続きを読む

42〜世界を変えた男〜(2013年製作の映画)

3.6

野球好きとしては見逃せない作品。
黒人としてメジャーリーガーの道を様々な差別を受けながらも突き進んでいくジャッキー・ロビンソンとそれを支える人々との話。

映画で描かれている差別は恐らく誇張ではなく、
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汚名(1946年製作の映画)

3.4

出会っていきなり恋に落ちたり、潜入捜査にしては鍵とかワインの件がちょっとお粗末だったり、粗いなというところはあるが、美男美女のサスペンスはなかなかよかった。

ラストが理解不足のせいか、すきっとしなか
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ダ・ヴィンチ・コード(2006年製作の映画)

3.2

ちょっと何言ってるかわからないんですけど‥という映画だった。

公開当時劇場で見て、今回テレビで2回目。キリスト教の謎を秘密を暴く的なところはスリリングなのだが、ダヴィンチの絵の解釈やその他諸々のとん
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シン・仮面ライダー(2023年製作の映画)

2.0

以下、かなり酷いこと書きます。面白かったorこれから見たい方はご注意。

本家の仮面ライダーをディスってると言われてもしょうがないと思わせる作品だった。

画面全体のトーンが色味を抑えて青みがかってい
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ハッピーフライト(2008年製作の映画)

4.0

一機の飛行機が飛ぶのにこれほど多くの人が携わってるんだなと素直に感動した。
普段乗客として乗っていて関わるのはほんの一握りのスタッフたち。その裏でいろいろな業務をプライドを持って働いている人たちをコメ
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エブリシング・エブリウェア・オール・アット・ワンス(2022年製作の映画)

3.3

税金を払うのは気がふれるほど大変‥という映画だった。というのは冗談として。

東京国際映画祭招待作品、映画秘宝大絶賛‥みたいな触れ込みだったら「これはすごい!」となったかもしれないが、あまりにもカルト
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HERO(2015年製作の映画)

3.6

久利生検事も8年の月日がたち、相変わらずタメ口で人をオマエよび、タバコを吸って長髪にカジュアルスタイル。型破りな若手検事もただの常識知らずなおじさんに見えてしまった。

面白いけどやはりTVの延長の域
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