iroさんの映画レビュー・感想・評価

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プリティ・リーグ(1992年製作の映画)

4.0

第2次世界大戦中のアメリカに存在した、女子プロ野球リーグが題材の物語。

そこでプレーするドディ(ジーナ・デイヴィス)とキット(ロリ・ペティ)の姉妹がストーリーの中心です。冷静沈着で捕手としても一流の
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E.T. 20周年アニバーサリー特別版(2002年製作の映画)

4.5

今観ても色褪せないし、もちろんこれからも色褪せることはないでしょう。エリオット少年とE.T.との友情を描いた、映画史に残る作品です。

大きな目にユーモラスな歩き方。僕も友達になりたいなと思わせる親し
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雨に唄えば(1952年製作の映画)

5.0

実にカラフルな、美しい作品です。

このカラフルとは、衣装やセット等の鮮やかさも勿論あるのですが、豊かにストーリーに織り込まれた喜怒哀楽の情感と、そして躍動感あふれるダンスの素晴らしさに対しても当ては
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ゴーストバスターズ(1984年製作の映画)

3.0

1980年代のハリウッドには、時代を反映した明るい雰囲気の映画が多数ありますが、本作もそのひとつ。映画の楽しさを伝えてくれる一品です。

「お化け退治」がメインテーマですが、おどろおどろしさとは全く無
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レオン 完全版(1994年製作の映画)

4.5

日本公開時のキャッチコピーは、「凶暴な純愛」というものだったらしいですが、これは言い得て妙、的確に映画の世界観を表していると思います。

ナタリー・ポートマンの瑞々しくも大人びた雰囲気(マドンナ等の物
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花筐/HANAGATAMI(2017年製作の映画)

3.5

例えば独特の色彩感覚やカット割り、戦時中ということを多分に意識させる台詞回し、幻想的という以上にアバンギャルドな雰囲気等々、冒頭からしばらくは好き嫌いが分かれるかもしれません。

ただ、物語が進むごと
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クレイマー、クレイマー(1979年製作の映画)

4.0

原題の〝vs〟の部分が実は重要だったりする訳で、「離婚調停」がテーマ、しかも女性側からの申し出で子供も残していくという設定は、1979年当時としてはかなり斬新だったに違いない。

ストーリーは、ダステ
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フォレスト・ガンプ/一期一会(1994年製作の映画)

4.0

一言で言えば「生き方」を描いた作品。ただロバート・ゼメキス監督も述べているようだが、主人公のガンプが体現しているのは「古き良きアメリカ」の生き方である。古風な日本男児の姿勢にも通じる部分があるかもしれ>>続きを読む

タクシー運転⼿ 〜約束は海を越えて〜(2016年製作の映画)

3.5

自国の歴史、特に暗部を映画というエンタテインメント、サブカルできっちり書き記すというのはハリウッドだけでなく、お隣韓国も上手い。

普通の人が、光州事件という民主化運動に巻き込まれる。また飛び込んでい
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.5

2045年、という時代設定。
ただ別に現在の話といっても特に違和感は無い。近未来と言っても、明日明後日の話に思える。

オープニングのヴァン・ヘイレンと集合住宅のコントラストは良かった。ただラストは予
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アンタッチャブル(1987年製作の映画)

3.5

この作品の魅力は数あれど、主人公達を「チーム」として編成した点は触れる必要があるだろう。正義感に燃える若きヒーローのエリオット・ネス(ケヴィン・コスナー)、酸いも甘いも熟知したベテランとしてチームを先>>続きを読む

王立宇宙軍 オネアミスの翼(1987年製作の映画)

4.0

中学生の時に初めて観て好きになり、ひさしぶりに観たらやっぱり面白かった。ガイナックスがエヴァンゲリオン以前に製作した作品。

架空の惑星での、初の有人宇宙飛行計画がテーマ。無気力で冴えない主人公の成長
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ナイブズ・アウト/名探偵と刃の館の秘密(2019年製作の映画)

3.0

後半の展開は正直やや煩さを感じたが、全体的には良く出来た作りのミステリーで満足。

ただダニエル・クレイグにはあんま印象が残ってないね。むしろアナ・デ・アルマスがこの映画の主人公。

アナ・デ・アルマ
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ひとよ(2019年製作の映画)

3.5

大義がいくらあったとしても、人を殺めるという悲劇が作り出してしまう母子間の断絶。

失われた時間は取り戻せるのか、取り戻せないとしても、埋め合わせる事はせめて出来るのか。母と真正面に向き合うことへの判
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マイケル・ジャクソン THIS IS IT(2009年製作の映画)

3.5

もう冒頭の5分で完全に引き込まれました。流石スーパースター!!

やっぱマイケルは完璧主義者なんだろうね。ダンスの一挙手一投足が、ものすごい正確にリズミカル。そこから発生する観客側への磁力・吸引力がも
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インディ・ジョーンズ/最後の聖戦(1989年製作の映画)

4.0

これ小学生の時リアルタイムで、新宿か池袋かの映画館で観たんだよね。見終わった後は興奮して、次の日も学校でインディのテーマソングを大音量の鼻歌で歌って周りに嫌がられた思い出がある(笑)

3作目のポイン
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

3.5

なんだろな、二重の意味で、それぞれの言ってる事が良く分かんなかったんだよな。

まず一つは、これは実際に劇中で野次として出てくるんだけど、「観念的こじつけ」というか、抽象論の空中戦に終始している感はあ
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インディ・ジョーンズ/魔宮の伝説(1984年製作の映画)

4.5

映画館もしばらくコロナ余波で休館。なのでしばらくは家で旧作・名作を楽しみます(・ω・)ノ

まあ超絶面白かった訳ですが、いまみたいにCG無いから、おどろおどろしさとテンポで120分突っ走る訳ですよ。で
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小さな恋のうた(2019年製作の映画)

4.5

昨年の邦画ベスト!これは素晴らしい映画!

皆、この映画のビジュアルイメージで誤解や勘違いをすると思うんだけど、これジャンルとしては社会派の部類なんだよね。

これね、高校生のバンドストーリーを借りて
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アマンダと僕(2018年製作の映画)

4.0

邦題に〝僕〟と付けたのは優れた選択で、この映画は若くして責任を遺された若者の、内的な成長をパリの街並み同様に美しく描いている。

沈痛な悲劇に直面し心かき乱されても、アマンダの歩調に寄り添いながら前に
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Girl/ガール(2018年製作の映画)

3.5

トランスジェンダーというテーマを扱った作品。

生きづらさは、自分が自分だと思えないということで、性とはすなわち生である。

引き裂かれそうな摩擦と常に隣合わせの日々で、それでも自分の意志を大切に行動
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天気の子(2019年製作の映画)

3.5

解釈が少し難しいんだけど、基本は若年の子達に「託す」物語なんだと思う。

雨は沈降の比喩で、その中において雨と東京の関係は社会全体への暗喩とも感じたんだけど、ただ中高生世代に陽光の扱いを委ねたのは、宮
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さらば愛しきアウトロー(2018年製作の映画)

3.5

大人のダンディズムの終着点、完成形を見た思いです。

客観的に考えたら悪党でどうしようもない男なんだけど、レッドフォードはその演技で主人公をウィットに富んだ憎めない老紳士へと昇華してしまう。

華のあ
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ドラゴンクエスト ユア・ストーリー(2019年製作の映画)

3.5

Vの世界観を崩すこと無く、忠実に映画版として再構築している。賛否両論のラストは確かにかなり奇策なんだけど、自分を含めた中高年向けのメッセージとしては悪くない(笑)

まあでも評価分かれるのは仕方ないか
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あなたの名前を呼べたなら(2018年製作の映画)

4.0

成長著しい新興の巨大都市ムンバイ。そこで描かれるのは、御曹司からの求愛に対し身分の違いゆえに苦しむメイドの物語という、実にクラシカルな設定。

ただその魅力的な対比が、私達に不思議と忘れていたものを思
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ダンスウィズミー(2019年製作の映画)

1.5

ミュージカルへのアンチテーゼみたいな所から始まるのは良いと思うんだけど、それならばシニカルに徹して笑わせてくれないと。前半と後半で作品のコンセプトが少しぶれた印象。ただ後半良かったので、むしろ王道路線>>続きを読む

ロケットマン(2019年製作の映画)

3.5

これぞミュージカル!という醍醐味を味わえました。エルトンというテーマ選定も勿論良いんだけど、劇中で流れる曲群に、この場面で流れるべきという必然性があるんだよね。

音楽は、世界と絡み交わる事でその情動
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ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド(2019年製作の映画)

4.0

愛だよね。ハリウッドへの愛だし、映画への愛だし。

タランティーノはあのエンディングをやりたいが為に、レオ様とブラピという屈指のスーパースターを使ってこの映画を撮ったんだと思う。

製作者の、映画への
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台風家族(2019年製作の映画)

3.5

今の時代だからこそ、特にカネは家族の絆を確認する上での大切な要素かもしれない。

主人公も守銭奴なら、その親父も守銭奴。ただそのカネの背景にあるもの、そこが明らかになる事で、この物語は劇的に美しく昇華
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じゃりン子チエ(1981年製作の映画)

4.0

超面白かったー!!

古き佳き時代の薫りが芳しい。ただ懐かしさとも、ちょっと違うんだよね。80年代前半ってこんな感じだったなーというのを思い出しながら観ました。うちもじいちゃんが商店街でお店やってたか
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おいしい家族(2019年製作の映画)

4.0

昨年の邦画でも、特に心に染みて残る作品の1つとなりそう。

「田舎の家族」という極めて日本的な枠内で、既成観念をここまで揺さぶってくる物語に出会うとは。しかも明るく軽やかに!

感性にも新しさを感じる
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エセルとアーネスト ふたりの物語(2016年製作の映画)

4.5

激動の時代を、夫婦2人手を取りあって歩む。日常こそがドラマであり、また日常こそが人生である。平凡であることが、これほどまでに美しく尊いとは。

恋も喜びも老いも死も、全ては時の流れの中に包み込まれてい
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蜜蜂と遠雷(2019年製作の映画)

3.5

いや面白かったんだけど、脇のキャラのエピソードがそれぞれ濃すぎて、肝心の主人公である亜夜の描写があっさりに感じてしまう・・。なので亜夜への感情移入が難しい・・。

ただ特に終盤の演奏シーンは圧巻でした
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