群青さんの映画レビュー・感想・評価 - 47ページ目

笑の大学(2004年製作の映画)

2.3

稲垣吾郎は演技もしっかりできるな!

役所広司の堅物が次第にノッていくのが面白かった。二人だけなのに笑いが止まらないのは三谷幸喜の凄いところ。

みんなのいえ(2001年製作の映画)

2.9

ラヂオの時間ではみんなで一つのものを作るというお話。今作もみんなで一つのものを作るお話でそれはお家!

という話だったがあんまり作ってるところは見られない。焦点を当てられるのは棟梁とデザイナーのぶつか
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ラヂオの時間(1997年製作の映画)

3.3

現場の人々の動きをリアルにそしてクスッと笑えるように見せつつ、モノづくりとは何かという問いに答えている三谷幸喜監督作品でも好きな方。


作品というものは自分一人で作るものではなく誰かに協力してもらっ
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悪の教典(2012年製作の映画)

3.3

まさにマグニフィセントな映画!


教師からも生徒からも慕われる先生の素顔は…

ブレることのないサイコパスを演じるのはイケメンの伊藤秀明さん。
正統派主人公のイメージ(僕の勝手なイメージですが)を見
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真夏の方程式(2013年製作の映画)

3.3

見て最初に思ったのは雅治老けたなあー、だった笑

このシリーズ、容疑者Xの人気もあり、愛するが故の行動、自己犠牲と言う名の愛を押し出してくる。今作もテーマとしてはほぼ同じだ。だが容疑者Xは越えられなか
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容疑者Xの献身(2008年製作の映画)

4.2

ベタだけど大好き。

愛を描いた映画は幾つもあるけれどこれは不器用な愛だ。

決して叶えたいとは思わない。風景の隅に見えれば良い。何気無く声が聞こえれば良い。それ以上は何も欲しない。

原作にあった言
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麒麟の翼 〜劇場版・新参者〜(2011年製作の映画)

3.0

中井貴一は日本俳優のなかでも好きな方。やっぱり漂わせる存在感だなー

この父親が見せる息子への気持ちがとても胸を揺さぶる。やり切れなさが残るが父の姿はしっかり視聴者に伝わる。

愛を貫くってこんなに難
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手紙(2006年製作の映画)

3.3

これは原作を既読の上で視聴。

加害者の悩みなんて、これを読むまで想像もしていなかった。情けながら。
そして想像を絶するプレッシャーに恐怖した。でもそれは人間という種で考えれば至極全うな考えだ。自分が
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レイクサイド マーダーケース(2004年製作の映画)

1.8

うえええーー!!?という終わり方だった。

役所広司が自分の子どもは成績という物差しとは違うところで住ませたい、と言っていたのを一蹴されたシーンでガツンと来た。

日本には学歴社会という考え方が依然と
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青天の霹靂(2013年製作の映画)

3.4

劇団ひとりによる映画。

人生の何もかもに絶望した轟晴夫(大泉洋)は気づいたら自分の生まれる年にタイムスリップしてしまった。そこで自分の唯一の芸であるマジックで生計を立てるがそこで花村悦子(柴咲コウ)
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舟を編む(2013年製作の映画)

3.4

辞書作りの映画なのに何故、船を編むというタイトルか不思議に思った。しかし観てなるほど、とも思った。

地道な作業に15年。長い月日だろうが個人的には好きな仕事の部類だ。自分も、こういう長年で一つのもの
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図書館戦争(2013年製作の映画)

2.5

原作は未読。アニメは全視聴という状況で視聴。
結果は可もなく不可もなし。


配役は中々。榮倉奈々さんはでかいし岡田くんはチビ。ジャニーズなのにチビチビ言われて岡田くんの精神は大丈夫だったのだろうか笑
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告白(2010年製作の映画)

3.6

Radioheadが主題歌ってのを知っててそれ以外は前情報なし。そしたら、滅茶苦茶面白かったなぁ。原作は視聴後に読破。

なにせ、冒頭の告白。これがいきなり強烈でここが最高潮。こんなことされたら誰も衝
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ノルウェイの森(2010年製作の映画)

2.1

村上春樹さんは今作と海辺のカフカと1Q84を読んだただのミーハー。

その上での感想だが、共通して思ったのは、濃い話で次から次へと続きが読みたくなるのにも関わらず、内容が何もない所だ。
ハルキストには
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インシテミル 7日間のデス・ゲーム(2010年製作の映画)

1.3

藤原竜也はほんと、こういうのハマり役だなー笑

何を演じても全て、「藤原竜也」になるというのはある種、才能だと思う。もちろん、いい意味で笑
この人の演技は大好きだ笑


内容的にはレンタルしたお金(と
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クライマーズ・ハイ(2008年製作の映画)

3.0

ぼくはぶんやさんは人のメシウマで金を食ってるんで好きではないけども、こういう大きな話題に関して追いかけるっていうのは熱い展開だった。

市民にいち早く新鮮で重要な情報を届けるため走り回るぶんやたち。
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おくりびと(2008年製作の映画)

4.0

この映画まで納棺の仕事があるなんて知らなかった。人が死にそれを送り出す。なんのことは無いことにしてもそこに何かを追求する、というのは崇高な印象が出てくる。

この映画は死という概念はともかく、話として
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人のセックスを笑うな(2007年製作の映画)

2.3

え?やりまくる映画なの?と思って今まで見ておりませんでした笑




長回しと固定カメラで切り取られるのは日常。


松山ケンイチさんが永作博美さんに翻弄される大学恋愛映画です。


見て思ったのはあ
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電車男(2005年製作の映画)

2.9

ドラマ視聴後に。
原作?というか、元は確か本になる前に今で言うまとめから読んでた。

誰もが思うが山田孝之はイケメンだよな笑
オタクには見えない。でもそれでも演技でしっかりカバーしてるのでこの辺りは問
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世界の中心で、愛をさけぶ(2004年製作の映画)

2.6

中学生の時に社会現象になってたなーでも自分は見に行かずテレビシリーズの方を視聴。そちらはボロ泣き。今でも切ない時に流れるBGMは好きだった。曲名なんて言うんだろう。
そしていつだったかこちらの劇場版を
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ジョゼと虎と魚たち(2003年製作の映画)

4.0

僕には旅に出る理由なんてないさ。


結局は人生ってこんなもんなんだよ、というどうしようもない事実を知らされる映画。

そういう意味で言うと清々しい。
王道ではない。

個人的にはこの映画は大好きだ。
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黄泉がえり(2002年製作の映画)

2.7

草薙剛は不思議な雰囲気の持ち主だ。

上手いんだか下手なんだかよく分からない演技。ただ僕の生きる道とかは目にわかるくらいの減量に挑んでいたりと中々ストイックでもあると思う。

今作も草薙剛の幸薄そうな
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ゴールデンスランバー(2009年製作の映画)

2.9

無関係な筈の事件に主人公が巻き込まれる。

この映画、どうやって巻き込んだ奴を返り討ちにするか、という話ではない。

逃げながら自分を探す話だ。
主人公は優しいがそれ以上はなんの特徴もない男。そのせい
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陽気なギャングが地球を回す(2006年製作の映画)

1.5

原作未読。
大沢たかおより佐藤浩市の存在感の方がでかい。

それぞれスキルが飛び抜けている変わった奴らを集めて銀行強盗。

うーん、日本の雰囲気に合わない。こういう豪華な泥棒は洋画の方が…というかオー
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ただ、君を愛してる(2006年製作の映画)

2.4

完全に宮﨑あおいさんのための映画。
玉木宏さんと黒木メイサさんが大学にありがちな、微妙な距離感で楽しんでいるのを横で見ているメガネ女子だ。
正直2人はどうでも良い。宮﨑あおいさんがキーキー言っているの
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ストロボ・エッジ(2015年製作の映画)

2.3

好きな人に好きな人がいても好き。


有村架純さん演じる仁菜子がイケメンで彼女持ちの福士蒼汰さん演じる蓮に恋するお話。

有村架純さんはやはり可愛い。
恋に一途だけど周囲の友達の関係とか距離感を把握し
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今日、恋をはじめます(2012年製作の映画)

1.9

最悪のファーストキスが、運命の出会いだった。


地味な女の子つばき(武井咲)は滑り止めの滑り止めの高校に入学。当然学力は低くお世辞にも良い雰囲気ではなかった。そんな中、あることがきっかけで校内一のイ
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潔く柔く(2013年製作の映画)

3.0

大切な人を失っても、人はまた愛することができるのでしょうか。


まずはあらすじを。

高校生の時、友達以上恋人未満のハルタ(高良健吾)と友達に囲まれ高校生活を謳歌していたカンナ(長澤まさみ)。しかし
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僕の初恋をキミに捧ぐ(2009年製作の映画)

1.8

僕たちの恋愛には、タイムリミットがある。


まずはあらすじをば。


幼き頃から自分は20まで生きられないと言われてきた逞(岡田将生)は好きな女の子の繭(井上真央)に20まで生きたら結婚しようと約束
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君に届け(2010年製作の映画)

2.2

簡単になんて伝えられない。
本当に、本当に大切な気持ちだから。


まずはあらすじを。


小さい頃から貞子と揶揄されてきた地味な女の子爽子 (多部未華子)は、登校の途中風早翔太(三浦春馬)に出会う。
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パラダイス・キス(2011年製作の映画)

1.7

自分の可能性を信じなきゃ何も始まらない。


ささっあらすじをば。

母に認められたい一心でなんとか進学校に入学した紫(ゆかり)(北川景子)はいざ大学受験になると周りとのモチベーションにギャップを感じ
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カノジョは嘘を愛しすぎてる(2013年製作の映画)

1.9

あのうたが恋のはじまりでした。



まずはあらすじをば。


自分がやってきたバンドがプロデビューして5年。曲を作った秋(佐藤健)はデビューの前にバンドを抜け、姿を隠して曲のプロデュースを続けていた
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好きっていいなよ。(2014年製作の映画)

2.0

このキスであたしの世界は変わる。


まずはあらすじをば。

橘めい(川口春奈)は誰とも友達を作らず高校生活を送っていた。そんな中、高校一のイケメン黒沢大和(福士蒼汰)にひょんなことから回し蹴りをして
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アオハライド(2014年製作の映画)

2.9

一生に一度の青春(アオハル)に乗れ。



ささ、あらすじをば。


中学生の時に両思いだった双葉(本田翼)と洸(東出昌大)。しかし洸は突然姿を消す。そして高校2年生。友達に流されながらも生活していた
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クローバー(2014年製作の映画)

1.8

恋をした。それだけのことなのに、世界はまぶしい


まずはあらすじを。

ホテルに務める鈴木沙耶(武井咲)はどS上司柘植暁(つげすすむ)(大倉忠義)に叱られてばかり。イケメンで仕事も安泰だがどSな暁に
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近キョリ恋愛(2014年製作の映画)

2.5

近くて遠い存在の先生に恋をしたー



じゃあさくさくっとあらすじをば。

英語以外は完璧なゆに(小松菜奈)は英語教師ハルカ(山p)の補習授業を受けることになってしまう。自意識過剰でずかずかとした物言
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