やまびこさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

やまびこ

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黒い司法 0%からの奇跡(2019年製作の映画)

3.7

4日ぶりぐらいだけど久しぶりに映画を観た気がする。

アラバマ物語→黒い司法ときて、黒人差別の実態を知った。
英語長文で、黒人が白人を殺す事件よりも白人が黒人を殺す事件の方が多いって読んだのを思い出し
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悪人(2010年製作の映画)

3.8

いい話ではないし胸糞悪いんだけど好きです。

男が女子大学生を殺害、ってニュースを見たら男が悪いだろって絶対なるけど(まあ殺すのは悪いけど)、100%悪人ではないこともあるだろうな。噂とかもそれだけ聞
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僕だけがいない街(2016年製作の映画)

3.4

タイムリープ系といっても工夫もなく、普通の映画。

僕だけがいない街は漫画を途中まで読んだけど、飽きてやめちゃった。漫画がもともと好きではないのもある。

漫画・アニメ・映画版があり、それぞれラストが
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アラバマ物語(1962年製作の映画)

3.7

一言で言えば、偏見はよくない。というメッセージなんだけど、それを子どもたちの純粋な視点で描いている。

ツグミを撃つのは罪なこと。害のない人を非難してはならない。家に来た狂犬をアティカスが撃つシーンは
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マイノリティ・リポート(2002年製作の映画)

3.9

犯罪を予知できるという点はアニメのサイコパスを感じさせる。どちらもこのシステムは本当に善なのか?と疑問を投げかける。

わかりやすい伏線回収で、フツーに面白い。ややグロ演出もあって、目玉のとこは思わず
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空気人形(2009年製作の映画)

3.6

面白そうなテーマの映画でずっと観たかった。

是枝さんもファンタジー作品を作るんだ、と意外。のぞみが純粋で、子どもを見ている気分になる。寓話的で、美しい。最後は生まれてくるんじゃなかった、と思ってしま
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シャーロック・ホームズ シャドウ ゲーム(2011年製作の映画)

3.7

前作を観てからだいぶ時間が経っているけれど、今作のが好みだった気がする。
なんでこんなにホームズが強いんだという点は置いておく。謎解きというよりホームズのインスピレーションで物語が進んでいく。

ライ
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騙し絵の牙(2021年製作の映画)

3.7

出版サークルに属しているので、この映画はどこか親近感があった。現実ではこんなドラマみたいな騙し合いはないけどね。あったらたまったもんじゃない。

城島咲と矢代が出てからぐっと面白くなった。騙し騙され、
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テッド 2(2015年製作の映画)

3.6

相変わらず俳優が豪華。

裁判中に黙ってって言われてTEDがアングリーバードやるのくそ笑った。いいパンチライン。音楽でわからせるって演出ナイス。

有名な映画のオマージュや不謹慎なブラックジョークなど
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ピーターラビット(2018年製作の映画)

3.5

うーん。
トーマス・マグレガーはなんも悪くないのにうさぎたちに荒らされてるのが腹たった。感情移入全然できない。結局ビアに迷惑かけちゃうし、お前らは別のとこ行っててくれ。

うさぎが謝るときおでこを押し
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シェルブールの雨傘(1963年製作の映画)

3.6

メロドラマって、ある程度現実より脚色されて幸せなエンディングで終わることが多い。このシェルブールの雨傘はミュージカルという形をとっており非現実的ではあるのだが、運命の残酷さや報われなさには現実味を感じ>>続きを読む

レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

3.9

日本のゲームや映画が結構出てくるので、嬉しい。小さい頃に夢にみた、いや今もみている世界を映画化してくれたよう。これぞ映画だ!という感じ。『ピクセル』を思い出した。

シャイニングステージとかまじで胸踊
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グランド・ブダペスト・ホテル(2014年製作の映画)

3.7

これがウェス・アンダーソンか。

定点カメラかつ画面が四角形とこだわりが感じられる。

不思議な世界観。映画観てて眠たくなることあんまないけど眠くなった。寝てる間に観た夢もこの映画の一部と捉えていいの
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.6

最新の映画ってこんなにも映像が綺麗なのか⁉︎と驚いた。

久々のガリレオシリーズ。今作も外れずに面白かったが、公開当時にスクリーンで観るほどではないなと思った。

容疑者Xの献身が名作だったので、どう
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花とアリス(2004年製作の映画)

3.6

岩井俊二ラッシュで疲れ気味。次からは別の作品を雑に観ていきたいと思う。なんか当たり外れがこの監督は激しい。花とアリスは観れたからやや当たり。直接的に笑えるような場面が出てこないので、芸術作品を観ている>>続きを読む

リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

3.5

観にくい。よくわからん。

私には岩井俊二監督は向いていないのかもしれない。

いつかリベンジする。

リップヴァンウィンクルの花嫁(2016年製作の映画)

3.8

スワロウテイルより断然すき。

安室の立ち位置が絶妙で、あそこで七海が○んでいたら悪役だったけど、そうならなかったからただのいいやつみたいになってた。

真白はただいい人。いや、いい人か?七海を殺そう
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

3.8

ストーリーは王道だから面白い。最初は険悪な2人だけどだんだん仲良くなっていって、お互いの抱える問題も解決し合って。まじありがち。みんなが幸せになる。

ミュージカルって楽天的すぎるというか、脈絡なく周
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アキラ AKIRA(1988年製作の映画)

3.6

今観ても面白いとは思わない。
評価されている理由としては、1988年にこの作画で映画を作れるのがすごい!という点だろう。
最近のアニメはガチ作画すごいから、男の顔が似ててわからないAKIRAは見劣りし
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スワロウテイル(1996年製作の映画)

3.6

この作品を作れるのはすごいと思うけど自分には刺さらなかった。

一年後とかあんま覚えてないと思う。退廃的で他の人が書いてるように夢のよう。

青い春(2001年製作の映画)

3.8

松田龍平がイケメンすぎて、、、こんなかっこよかったのか。

青木は九条を尊敬している、ということを意識してればわかりやすい、、かも?

以下考察


ベランダゲームで勝利を収めた九条。晴れて不良の番長
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あのこは貴族(2021年製作の映画)

3.8

『あのこは貴族』
貴族という言葉がタイトルに入っているように貴族である華子と庶民の美紀の階級差を描く。

抽象的に捉えれば日本の貧富の差、性に対する固定観念をテーマにしている。結婚に対しての家族の考え
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フィフス・エレメント(1997年製作の映画)

3.5

アホすぎるしよくわからん。ツッコミはもうしない。俳優・監督は豪華。

昔のSFって今がすごすぎるからチープに感じてしまう。

最近は考察がいのある映画ばかり観てたからレビューに困る。この映画が伝えたい
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サマータイムマシン・ブルース(2005年製作の映画)

3.7

好きな森見登美彦先生の四畳半タイムマシンブルースの元ネタ。ちょうど昨日うる星やつら2を観たのでタイムリープ系で被った。うーん。うる星やつらの方が自分は好き。あれは圧勝。

このサマータイムマシン・ブル
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オーディション(2000年製作の映画)

3.6

きりきりきりきり〜♪クセになる。口癖になりそう。学校で言っちゃいそう。

ホラー映画好き人間として今まで多様な講釈を垂れてきた。ホラー映画というジャンルなら日本は他国と比べても1位を取れると思う。和ホ
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うる星やつら2 ビューティフル・ドリーマー(1984年製作の映画)

4.3

うる星やつら初鑑賞。ネットに載ってた見るべき名作映画の一覧にこれが書いてあった。なんで2だけやねんと思って、まじでキャラ知らないけど観た。

久々に痺れた。傑作ですわ。ループものの元祖。

以下自己流
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アトミック・ブロンド(2017年製作の映画)

3.8

これはただのアクション映画として済ませてはいけない気がする。

誰にも負けないスーパー女が主人公で、時代背景ではドイツの東西分裂を扱い、女性と寝るシーンもある...これは意識的に賞を狙おうとしてたので
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ツーリスト(2010年製作の映画)

3.6

午後のロードショー感すごい。ストーリーに捻りはない。登場人物も限られててわかりやすい。

みんなのビュー数が多いの映画を鑑賞するようにしているのだが、この映画はジョニー・デップとアンジェリーナ・ジョリ
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ウォーム・ボディーズ(2013年製作の映画)

3.8

ゾンビが人間に恋する?なぜか観たいにクリップしてたので、時間あったし観てみた。所詮B級映画と高を括っていたのだが、予想より面白かった。

好きな人はすごく好きで、向かない人は向かないと思う。

ゾンビ
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ドラゴン・タトゥーの女(2011年製作の映画)

3.8

ミレニアム三部作を観たのでハリウッド版を鑑賞。

デヴィッド・フィンチャー監督なんだこれ。うまくリメイクできていると思うし、ミレニアム版より会話が少なく、進むのも早い気がした。どっちが好きかと言われれ
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ミレニアム3 眠れる女と狂卓の騎士(2009年製作の映画)

3.6

やーっと終わった。完全版しかアマプラになかったし、超長かった。ようやくハリウッド版を観れる。ずっとシリアスだったからリアルで頭が痛い。

最後の裁判パートで形成逆転するのが気持ちよかった。ここまで長す
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007 スペクター(2015年製作の映画)

3.7

今作は騙された!という山あり谷あり、ではなく単に楽しめるアクション映画。

400近く映画を観てるから、うろ覚えの映画もあるけどこれはロボトミーのシーンが強烈で忘れなそう。

前作でおばさんが死んでし
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ミレニアム2 火と戯れる女(2009年製作の映画)

3.5

別に面白くないんだけどなんか観ちゃう。なぜだろう。映画も長いし、観てて疲れる。けど唯一無二のこの不穏な雰囲気の世界観がたまらない。

ミカエルがポルノグラフィティの岡野昭仁に似てる。

この2作目で話
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ミレニアム ドラゴン・タトゥーの女(2009年製作の映画)

3.6

ドラゴンタトゥーの女観るか!→ハリウッド版の別版があると知る→3部作視聴マラソンスタート。

有名なダニエル・クレイグだけ観ればいいのかな、なんて思ってたけどこっちのファンも多いらしいので観ることにし
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

4.2

面白すぎた。上映当時に映画館で観たかった。話もシンプルでわかりやすく、ハラハラするアクションシーンもつまりにつまってる。観てきたアクション映画の中でも5本指に入るくらいよかった。

始まりからすぐアク
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羅生門(1950年製作の映画)

3.8

この世は地獄か?否。人生捨てたもんじゃない。善人だっている。国語で習う羅生門とはやや内容が異なるが、人間の業を見事に描いた作品としては共通している。ラストは意外にも明るいエンドだった。

3人全員の証
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