まぐこさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

まぐこ

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ワンダーストラック(2017年製作の映画)

4.0

1927年、耳が聞こえず学校にも通えない閉塞的な日々に耐えきれず家出をした少女・ローズ。1977年、母を亡くし伯母の家に引き取られるも落雷事故で耳が聞こえなくなってしまった絶望から最後の望みである父親>>続きを読む

ジュゼップ 戦場の画家(2020年製作の映画)

3.0

実在するスペインの画家ジョセップ・バルトリの物語。

作中には彼のスケッチがいくつか登場するが、憲兵が恐ろしく醜い顔に描かれているのがゾッとする。捕虜の表情も虚ろな表情や、苦痛に満ちた表情など、強制収
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海獣の子供(2018年製作の映画)

3.5

映画というより文学好きの人の方が好きそうな作品。

ストーリーは勿論、セリフも文学的でそれが少々臭く感じた。

画はとても綺麗。
しかし、キャラデザが独特なために少しでも崩れると途端に残念になってしま
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ハーレイ・クインの華麗なる覚醒 BIRDS OF PREY(2020年製作の映画)

4.5

ハーレイの戦闘は羽が生えてるみたいに華麗で見ていて気持ちが良い。

敢えて彼女の戦闘シーンをそう描いているのか、マーゴット・ロビーのスタントが上手いのか…とにかくかっこいいだけでなく、可愛く遊び心のあ
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ゴジラ(1954年製作の映画)

4.0

67年経った今でも通用する迫力のある画とパンチのあるゴジラの顔。
素直に一度この映画のメイキングが見てみたい。

オープニングのゴジラの咆哮と地響き、ゴジラのテーマは不安感と恐怖感を煽る。

台風や津
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フリークス(怪物團/神の子ら)(1932年製作の映画)

3.8

舞台はとある旅周りの見世物小屋。
実際の見世物小屋のスター達を起用した異色の作品。イギリスでは公開から30年公開禁止になったとか。

本編は1時間ほどなので、暇な時に気軽に観れる作品だと思います。
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ヒメアノ〜ル(2016年製作の映画)

5.0

「岡田くん またいつでも遊びに来てよ」
心に残る名作。しかし二度と観たくない。

V6好きの友人に誘われて観賞。
ただただ無心に人を殺してるようで、過去のトラウマや殺人を催促する声に葛藤してる森田くん
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クロース(2019年製作の映画)

4.5

すごく良かった。
絵のタッチやキャラデザ、光の描写がとても好き。
大人も子供も楽しめる作品。
今の季節にピッタリ🎄

古くから争い続け、それが「良き文化」となっているクラム一族とエリングボー一族のわだ
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劇場版「鬼滅の刃」無限列車編(2020年製作の映画)

4.3

遅ればせながら観ました。原作履修済。
原作の映画化・アニメの続編ではあるものの、映画を一つの作品として成り立たせるため改変や付け加えられたシーンなどありましたが違和感はなし。物語にも支障はありませんで
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KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

4.0

気になってたので鑑賞。
ストーリーはどちらかというと子供向け。
だが、これがストップモーションアニメーションだと言われると何というか製作者たちの努力と作品に対する真摯な姿勢に脱帽する。

総作業時間…
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ハクソー・リッジ(2016年製作の映画)

4.0


戦場で武器を持って戦うことは簡単だが、武器を持たずして戦うことは難しいと感じました。

衛生兵に焦点を当てた作品はあまり見かけないので、その点でも楽しめた作品です。
勿体ぶらず技術を全力で使い切った
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罪の声(2020年製作の映画)

4.0


過去に日本で起きた未解決事件をモチーフとした原作小説の映画化。

事件の脅迫に使われたのは3人の子供の音声。何故犯人たちは子供の音声を使ったのか?時効を迎えた事件の真相は?知らぬ間に事件に巻き込まれ
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硫黄島からの手紙(2006年製作の映画)

4.0

硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」、米視点の「父親たちの星条旗」に続く日本側の視点で描かれたのが「硫黄島からの手紙」です。

「父親たちの星条旗」とは違い、1945年〜現代ま
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父親たちの星条旗(2006年製作の映画)

3.5

硫黄島の戦いを日米双方の視点から描いた「硫黄島プロジェクト」、アメリカ側の視点で描いたのが「父親たちの星条旗」です。どちらか片方だけでなく、両方とも見てほしいです。

本作は、「硫黄島で戦う兵士の姿」
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ファースト・マン(2018年製作の映画)

3.5

公開時気になっていたが観に行けなかった作品。

カメラワークが大抵同じ。
暗くて画面がガクガク震えるシーンが多い
(人によっては酔うかも?)
専門用語も多く追いつくのに疲れる作品でした。

ブロー・ザ・マン・ダウン~女たちの協定~(2019年製作の映画)

4.0

Amazon prime オリジナル作品。
好きな俳優さんが出演しているため、個人的に日本でも観れてとても嬉しい。
個人的にキャストだけで映画を選んだときはあまり作品に期待はしないのですが、本作はとて
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ヒトラーの忘れもの(2015年製作の映画)

4.0

予告を見てずっと気になっていたのをようやく視聴。

デンマークの海岸にナチスドイツ軍によって埋められた45,000個もの地雷。それを除去するのは14人の少年兵(少年兵というから恐らく皆18歳未満…)。
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戦場のピアニスト(2002年製作の映画)

4.0


学生時代に原作を読んだ。映画は初視聴。
観終わって漠然と「完璧な作品だ」と思った。
エイドリアン・ブロディの哀愁漂う顔立ちが演技をさらに良いものにしていて、これが映画という創作物だとは思えなかった(
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太平洋の地獄(1968年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます


中盤までの攻防戦はまるでトムとジェリーのようなシュールさがあり微笑ましく思えた。
第二次世界大戦末期、日本兵とアメリカ兵は敵同士。お互い殺すべき憎き相手だが、いざとなると何故か怯んで殺すことができな
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DESTINY 鎌倉ものがたり(2017年製作の映画)

3.0


気になっていたところ、知人にもオススメされたので満を辞して鑑賞。一色夫婦の何度生まれ変わっても一緒になる一途な愛が素敵だった。

前半はそれぞれの夫婦と一色夫婦を描き、後半に一色夫婦に焦点を当てた感
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コウノトリ大作戦!(2016年製作の映画)

3.5


ギャグのテンポが良く観ていて楽しかったです。

初期のチューリップの役立たず感に少々辟易しましたが、それは彼女がそういうキャラクター(トラブルメーカー)なため仕方なく、中盤からのジュニアやプリンセス
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ボス・ベイビー(2017年製作の映画)

4.5

お酒が入ってたからだと思うが、予想以上にボロ泣きしてしまった。
NHKで放送中のオリジナルアニメを何気なく見ていて、毎回話はしょうもないから映画もそんなに期待していなかったのに。

歳の離れた兄弟がい
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ジュラシック・パーク(1993年製作の映画)

4.0


アニマトロニクスとCGを駆使し、恐竜をリアルのものに、あまりにも凄かった。長年愛され続けている作品であることに納得。

子供嫌いなアランが、偶然の事故でハモンドの孫たちと共に行動しなければならなくな
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来る(2018年製作の映画)

3.5


Amazonプライムで配信され話題になっていたので初視聴。

一つの家族をはじめに、人々がさまざまな怪奇現象に悩まされ、不思議な力を持つ者たち(霊媒師など)がそれらを除霊する話、生粋のホラー映画とは
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カラフル(2010年製作の映画)

4.0


当時、小学生の頃一度見た映画を、YouTubeでの映画紹介動画で偶然見かけて思い出し、見ました。

ところどころで一人称視点になり、プラプラが私自身に語りかけてるように見えるところが好き。

人はい
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

4.0

泣けて、笑えるいい話。
トランスジェンダーや、育児放棄など物語の焦点に当てられた部分は真面目に描かれていて終始泣いていました。

3人が並んで編み物をするシーンや、
リンコの手術後の性器はどうするのか
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