だんぷまみずさんの映画レビュー・感想・評価 - 2ページ目

だんぷまみず

だんぷまみず

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処刑人(1999年製作の映画)

3.0

愉快な双子が法で裁けぬ悪人達に、神に代わってお仕置きしちゃうお話。

思ったよりずっとコメディー寄りだったけど、お洒落。計画→実行→推理の順番入れ替えたり、同時に見せたり。ウィレムデフォーが超楽しそう
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ストリート・オブ・ファイヤー(1984年製作の映画)

3.0

クソださ過ぎてクセになるー。生きた事無いけど、山盛の80年代が押し寄せてくる。音楽もファッションも映像も全てが溢れ出とる。

ストーリーは単純明快、暗い画面で爆発爆発。キャラの個性が強過ぎる中で主人公
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ダイ・ハード(1988年製作の映画)

2.5

アクション連続なはずなのに長く感じた。ブルース・ウィリスの無敵の信頼感のせいで緊張感が…。敵作戦もガバ過ぎんか?

狩人の夜(1955年製作の映画)

4.2

話の要素がすごく多いので、なんとかの話ってひとまとめが難しい。サイコな殺人鬼と兄弟の童話的な物語と、突然のホームアローンの様なコムディがちょろっと。

これが子ども向けって正気かよって感じだったけど、
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CUBE(1997年製作の映画)

3.0

シチュエーションは良い。
最初の男の人のシーンくらいの説得力で説明を全て省いてくれたら単調さが無くなるだろう。

言いたい事は後半のセリフなので、途中からトラップはどうでもよくなります。人間怖い。

月世界旅行(1902年製作の映画)

-

世界初のSF。1902年て。100年以上前にこんな事頭の中に思い描いてたのね。

昔の異世界でっかいキノコ生えがち。

悪魔のいけにえ(1974年製作の映画)

3.0

キャラが濃すぎる。レザーフェイズは随所に拘りを感じる。本人も神経質な繊細さを感じる。

屠殺の話が出てきたあたりで屠殺されるんだろうな…って感じで、屠殺された(されたりされなかったり)。

二本も続け
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.2

恐怖の監禁おばさんと作家のお話。

治療しながら暴力する全く正反対の揺り返しが超怖い。結局のところ幽霊や化物や超常現象より、どこにでも実際に存在する人間が1番の恐怖。文字通り生かすも殺すも私次第。
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ストレイト・ストーリー(1999年製作の映画)

3.5

トラクターで行くおじいちゃんロードムービーなお話。

とにかくゆっくりシンプルにお話が進んでいく。自分が納得できる様に、できる範囲でゆっくりゆっくり。むちゃしながらもなるようになる。

デヴィッド・リ
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十二人の怒れる男(1957年製作の映画)

5.0

再観賞。密室ミステリーの有名作品。何回見ても面白いが、何がこんなに面白いんだろうか。

父親殺害の容疑をかけられた少年を裁く12人の陪審員のお話。舞台は裁判所の中のみ。おっさんオンリー。それなのに目が
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質屋(1964年製作の映画)

3.2

ホロコーストを生き延びたユダヤ人のお話。

最初の幸せな風景から一転、暗いニューヨークで質屋を営むソルは家族を失った悲しみから誰にも心を開く事なく孤独に暮らしている。白黒映画のはずなのに、最初の場面は
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二十日鼠と人間(1992年製作の映画)

4.0

世界恐慌後のアメリカで自分の土地を持とうと頑張る出稼ぎ労働者、ジョージとレニーのお話。

切れ物でハンサムなジョージと、知的障害のある大男のレニーはレニーの起こすトラブルのおかげでいつも苦労ばかり。ジ
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トーク・レディオ(1988年製作の映画)

3.9

随分前に深夜の馬鹿力で伊集院がおすすめしていた、ラジオパーソナリティ映画。

溜まる鬱憤をとにかくぶつけてくる生電話を毒舌全開でぶった切っていく深夜ラジオ。話題は差別、戦争、宗教、性に脅迫となんでもあ
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マイ・レフトフット(1989年製作の映画)

4.2

アイルランドの小児麻痺で左足しか動かせない作家、クリスティ・ブラウンの伝記映画。

演技がすごいのと、成長する環境大事。父親以外の家族全員がクリスティにも同様に接するし、父親もある出来事をきっかけにク
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名もなく貧しく美しく(1961年製作の映画)

5.0

戦後日本を生きる聾唖夫婦のお話。
ここまでやるかってくらい辛い人生の中で、手を取り合って生きていく聾唖の夫婦。辛い人生の中で起きる小さな幸せがほのかに灯る。どんな状況でも前向きに生きていく力を感じる。
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バニシング・ポイント(1971年製作の映画)

3.0

ダッジチャレンジャーでとにかく走るロードムービー。
フラッシュバックで主人公の過去に触れ、ベトナム戦争や体制への姿勢を。目的なんてなんでもよくて、とにかく反体制として自由への象徴であり続ける。
道中も
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ポセイドン・アドベンチャー(1972年製作の映画)

3.4

神様信じませんアウトロー牧師が行く、沈没豪華客船からの脱出旅なお話。

実はまだ見た事のないあの超有名作品に影響を与えているであろう、沈没船パニック映画。船が逆さまになっている風景とか撮影めちゃ大変そ
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風の谷のナウシカ(1984年製作の映画)

4.9

緊急事態宣言明け、劇場での映画鑑賞復活作品は、「一生に一度は、映画館でジブリを。」にて本作を。

何度も観ていた作品の筈が、金曜ロードショーでしか観た事無かったので、ちらほら初めて観る様なシーンが…笑
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遊星からの物体X(1982年製作の映画)

3.4

閉鎖空間での異生物侵略による、怪物×人間のダブル恐怖なお話。

南極のアメリカ基地に突然やってきた謎のノルウェー基地隊員。その基地を調査しにいくと、謎の調査の痕跡が。実は隊員が追っていた犬が、地下から
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未知との遭遇 ファイナル・カット版(2002年製作の映画)

3.0

課題2ー11
あんまり合わなかった。大人子どもなロイがUFOに取り憑かれ、遂に出会えたUFOに自ら乗っちゃうお話。子どもの夢がてんこ盛りな感じ。
展開は面白いけど、枝葉で気になる部分が。自分が気付いて
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ロッキー(1976年製作の映画)

3.7

課題2ー⑩
これも本当に今更観る。無名ボクサーがひょんなことから世界チャンプに挑戦する話ではなく、愛のお話。

断片的に有名なシーンから思い描いていた映画と全く違った。それにあんまり意味はないけど、ロ
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タクシードライバー(1976年製作の映画)

3.0

課題2ー⑨
孤独な男の偽英雄譚。

場当たり的な殺人が何故か結果的に上手くいってしまう展開が、どうしても好きになれない。
孤独感ゆえ夜も満足に寝られないトラヴィスが自分が信じた方法で世界を変えようとす
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時計じかけのオレンジ(1971年製作の映画)

3.2

課題2-⑧
本能に従って生きる男・アレックスの更生物語(大嘘)。
何度か見たけど初めてしっかり記録。所々しか覚えてないのはいかんな。

極彩色とキテレツなインテリア、対位法的に使われる音楽で送るキュー
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ホット・ファズ 俺たちスーパーポリスメン!(2007年製作の映画)

3.4

久しぶりに馬鹿みたいに笑える楽しい映画だった。

伏線と言うより、自分で掘った落とし穴に次々落ちていくみたいな畳み掛けるラストがとにかく楽しい。それでいてめっちゃわかりやすいフリオチのものから、微妙に
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ダーティハリー(1971年製作の映画)

3.4

課題2ー⑦
アウトロー刑事が連続殺人犯を追っかけるお話。

ポパイとは違って、正義のためには手段は選ばない刑事“ダーティハリー(キャラハン)“を若かりしクリント・イーストウッドが演じる。90歳でも現役
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フレンチ・コネクション(1971年製作の映画)

3.1

課題2ー⑥
暴力警官が麻薬組織を追っかけるお話。

実話を基に作られている作品との事で、現実にあったフランスからアメリカへの麻薬密売取引の尻尾を掴んだ刑事の話を題材にしているみたい。冒頭の音楽からスタ
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猿の惑星(1968年製作の映画)

3.6

課題2ー⑤
物凄い今更ながら初観賞。ネタバレもクソももうないけど、当時このラストシーンをパッケージで知らされるってのはいかがなもんなのか。

人間が滅びた星で猿が栄える話です。宇宙言ってた主人公一行が
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イージー★ライダー(1969年製作の映画)

3.0

課題2ー④
自由を求めてアメリカを西から東へ横断するお話。

結局求めた自由はアメリカには無かった上に、そのアメリカ自身に殺される結末。道中の様々なコミュニティの中での人間模様と、彼らの自由を目指すワ
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(1963年製作の映画)

3.0

鳥が怖い。そんなお話。 

サンフランシスコで出会った男女が田舎でラブロマンスかと思いきや鳥に襲われる。男は平日はサンフランシスコで弁護士、週末は田舎町にある実家で母と歳の離れた妹と暮らす。女は新聞会
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不意打ち(1964年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

課題3-⑥
エレベーターに閉じ込められた未亡人を襲う、世界の無関心。

息子と二人で大豪邸に住むヒルヤード夫人は、旅行に出かける息子を見送った後、家にあるエレベーターに閉じ込められてしまう。何度も非常
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まぼろしの市街戦(1967年製作の映画)

4.2

少し前の伊集院光とらじおとの特別企画「柴田理恵映画祭」にて紹介されたのをきっかけに。

第一次世界大戦末期、とあるフランスの町を舞台に繰り広げられるドイツ軍とイギリス軍の戦い。町を諦め撤退するドイツ軍
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裸のジャングル(1966年製作の映画)

3.0

課題3-③
象牙を狩りにアフリカに来た白人が、逆に原住民に狩られるお話。

象牙を狩りに原住民の土地まで足を踏み入れた白人さまは、ガイドである主人公の助言を無視して供物を拒んだことから始まる大殺戮。他
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卒業(1967年製作の映画)

3.8

課題2−③
明るい未来を約束されていた青年ベンジャミンの人生がどんどん狂っていくお話。

周りの人間からうんざりする程将来を期待されていた主人公のベンジャミンが、父の友人の妻から誘惑されてころっとやら
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バニー・レークは行方不明(1965年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

課題3-①
保育園に預けたはずが消えてしまった4歳の娘、バニー・レイクを探すお話。

アメリカからイギリスへやって来た、レイク夫妻の娘バニー・レイクが行方不明になった。そんな話の始まり始まりかと思いき
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俺たちに明日はない(1967年製作の映画)

3.0

課題2-②
実在した銀行強盗「ボニーとクライド」のお話。

ヘイズコード開けのニューシネマなので、暴力とエロに溢れてる。
ボニーとクライドは義賊として、銀行や警察などの権力に対立する存在で、ヒーローと
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