稀さんの映画レビュー・感想・評価 - 3ページ目

稀

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Mr.ノーバディ(2021年製作の映画)

2.0

うだつの上がらない中年オヤジが溜まりに溜まったフラストレーションを開放させる話。

……と予告を見て思っていたのだけど、ジョン・ウィックの劣化コピーだった。冒頭の日常シーンはテンポがキレキレで期待した
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1秒先の彼(2023年製作の映画)

4.0

1秒早く生き急いでいる男と、1秒遅く生き遅れている女の出会いとすれ違いの話。

原作の『1秒後の彼女』を先に見ようとしていたのだけど、主人公がいきなり人に当たる様に好感が持てずに断念していた。こちらは
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フレンチアルプスで起きたこと(2014年製作の映画)

2.0

4人家族の父親が雪崩から我先に逃げたことを妻からずっとそしられる話。

当人たちは必死なのに他人からは滑稽に見えてしまうという喜劇、いや悲劇か。初めは気の毒と思いつつマーモットの喧嘩を眺めるような気持
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エブリバディ・ウォンツ・サム!! 世界はボクらの手の中に(2015年製作の映画)

3.5

大学が始まるまでの3日間を盛大に遊び尽くす話。

大学野球の寮に引っ越してくるところから始まるのに全然野球をしない。本当に全然。登場人物が多くて名前が覚えられないのに、なんとなく顔や雰囲気でコイツいた
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ノーカントリー(2007年製作の映画)

3.5

200万ドルを拾ったら非情な殺し屋から狙われてしまった話。

ガン決まった顔のアントン・シガーの魅力に尽きる。ガスボンベが凶器にもなるし鍵開けもできるしで超便利。その気になれば簡単に入手できそうなのが
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ファイブ・フィート・アパート(2019年製作の映画)

3.0

感染症により180センチのソーシャルディスタンスを義務付けられている男女の話。

旧来の闘病モノと異なり、SNSや配信のおかげで今の物語として楽しめる。闘病仲間と繋がりがあるので閉塞感も少ない。映像も
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くまのアーネストおじさんとセレスティーヌ(2012年製作の映画)

4.5

画家になりたいネズミと音楽家になりたいクマが逃亡生活を送る話。

監督が3人いるのでオムニバス形式かと思っていたら1本の長編だった。手描き&水彩画風のタッチが心地良い。地上のクマと地下のネズミの生活が
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ANNIE/アニー(2014年製作の映画)

5.0

市長候補者がイメージアップのために孤児を引き取るミュージカル。2024年一本目。
歌がいい。映像も美しい。話だって素晴らしい。開幕してすぐに孤児メンバーによるダンスでグッと惹きつけられ、そのままずっと
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泣きたい私は猫をかぶる(2020年製作の映画)

3.0

猫になれるお面を手に入れたら人間に戻れなくなる話。2023年260本目にして最後の映画鑑賞。
キャラクターデザインが好みだったので主人公の表情や仕草が細やかに描かれていてよかった。窓枠をガサツに乗り越
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団地(2015年製作の映画)

3.5

息子の死をきっかけにお店を畳んで団地に越してきた元漢方医が素性の知れないお得意様から大量発注を受ける話。
終始ズレた会話が続いていてつかみどころがない。にも関わらず不思議と退屈しない。雰囲気映画といっ
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ザ・マスター(2012年製作の映画)

3.5

戦争帰りのアル中が新興宗教の教祖と仲良くなる話。
冒頭から砂浜でダッチワイフとやる主人公。せっかく撮影技師として上手くやっていたのに、いきなり客にライトを浴びせて怒られたり、農場では濡れ衣(自作の酒が
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007 スカイフォール(2012年製作の映画)

3.0

ニンテンドー64のゲームをきっかけに『ゴールデンアイ』を見て以来、久しぶりの007。冒頭から問答無用のアクションを繰り広げてくれるのは流石に有名なエンタメなだけはあるし、サム・メンデスの映像が光る。た>>続きを読む

KUBO/クボ 二本の弦の秘密(2016年製作の映画)

1.5

日本よ、見よ! これがアメリカの考えるジャパニメーションだ! Oh!  でもニッポンのことぜんぜんわからない。ミーたちは雰囲気でアニメを作っている。

祖父に片目を奪われたクボ(名字じゃなくて名前)が
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迷宮物語(1987年製作の映画)

3.5

3つの短編のオムニバスアニメ。タイトルの迷宮物語を最初と最後でサンドする形にしているけれど、タッチがそれぞれ異なり内容も独立している。ストーリーよりも映像を見せることに特化した実験作。迷宮はキャラクタ>>続きを読む

ハーツ・ビート・ラウド たびだちのうた(2018年製作の映画)

4.0

レコードショップの父親が娘と一緒にバンドをやりたがる話。
娘と一緒にセッションした曲を無断でspotifyにアップしたらバズってしまう。夢見がちなのが父親で、娘の方が現実的というのが実に現代的。といっ
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世界にひとつのプレイブック(2012年製作の映画)

3.5

妻に浮気をされて心を病んだ主人公と、旦那を亡くした貞淑なアバズレ未亡人(自称)がマーモットのように衝突しあう話。
重くなりがちな精神病をポップに描いており、主人公が誰かと喧嘩する度に滅茶苦茶になって面
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一分間タイムマシン(2014年製作の映画)

1.5

1分間だけ時間を戻せるタイムマシンでナンパを繰り返す話。
トライ&エラーで好感度の高い会話を選択していくのは恋愛シミュレーションっぽい。テンポがよくて短いので最後まで見れた。反面、主人公がヤリ目にしか
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マイスモールランド(2022年製作の映画)

4.0

在日クルド人の一家が難民申請が通らずに帰れと言われる話。
主人公のサーリャの存在感がすごい。作り物のようなルックスとは裏腹に生活の苦労がヒシヒシと伝わてってくる。クルドをアイデンティティーにする父親と
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海がきこえる(1993年製作の映画)

2.5

平凡な高校生がスポーツ万能で成績優秀な美少女に振り回される話。
存在は知っているけれど30年近くスルーし続けてきた作品。スタジオジブリを語る上での教養と思い鑑賞。とにかく古い。アニメにありがちな都合の
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音楽(2019年製作の映画)

2.0

喧嘩に明け暮れていた不良3人組が衝動的にバンドを組む話。
有名になりたいとか女にモテたいとか上手くなりたいとか、バンド物にありがちな上昇志向がまったくない点はリアルだし、上手いとか下手ではなく音楽への
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ラブ・アクチュアリー(2003年製作の映画)

3.5

クリスマスを中心軸とした群像劇。落ち目のミュージシャン、母を亡くした親子、首相と秘書などがザッピングされながら進んでいく。登場人物が多くて初めは把握できるか心配だったが、カップリングや職業などが明確に>>続きを読む

ファーザー・クリスマス(1991年製作の映画)

3.0

クリスマスを終えた直後から始まり、次のクリスマスまでという構成がよかった。クリスマス気分を盛り上げるつもりで鑑賞したのだけど、サンタがオフシーズンにあちらこちらをバカンスする話だった。夢を与える役割の>>続きを読む

サムサッカー(2005年製作の映画)

3.0

指をくわえる癖を歯医者で治そうとする話?
キアヌ・リーブスが歯医者っぽくなくて笑った。治療中に前髪が邪魔そう。と思ってたら催眠術で指しゃぶりを治そうと言い出した。辛い時は守護獣の鹿を思い浮かべるんだ。
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ダンジョンズ&ドラゴンズ/アウトローたちの誇り(2023年製作の映画)

2.5

脱獄した主人公がパーティーの裏切り者から娘を取り戻す話。
評判が良かったでの予備知識ゼロで鑑賞。悪くはなかったけど特に良くもなかった。気ままに振る舞っていたアウトローが最終的に人々を救うという展開は王
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17歳の肖像(2009年製作の映画)

3.0

女子高生が素敵な金持ちのおじさまに見初められる話。
社交場に連れていってくれるし、服を買ってくれるし、有名作家のサインをくれるしで、女子高生が同い年の彼氏よりもおじさんの方を好きになってしまうのは致し
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チョコレートドーナツ(2012年製作の映画)

3.0

ゲイのカップルがダウン症の子供を引き取ろうと奮闘する話。
ドラァグクイーンのルディと検察官のフラガーが少年マルコのために差別と戦う姿勢には真摯なものを感じるが、人生を賭してまでマルコにこだわる理由が伝
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ハント・フォー・ザ・ワイルダーピープル(2016年製作の映画)

3.5

ニュージーランドの山奥に住む夫婦が太めな問題児を引き取る話。
主人公の服装がまず自己主張強い。スタジャンと豹柄帽子。初日から家出。だけどおばさんの方が何枚も上手。いつも布団に湯たんぽを入れてくれる。あ
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ビッグ・リボウスキ(1998年製作の映画)

4.0

同姓同名の富豪と間違われて強盗に襲われた男が仕返しに絨毯を盗んだら大変なことになる話。
ヒッピー風の主人公デュードがヤバイ奴かと思いきや、ボウリング仲間のウォルターの方がぶっ飛んでいた。友達想いだけど
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映画ドラえもん のび太の南極カチコチ大冒険(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

ドラえもんの映画にはいつも何度でも失望させられてきた。今作もタイトルがいかにも子供向けだし、メインビジュアルに旧作のオマージュらしき動物がいるしで、正直ほとんど期待していなかった。が、見ていくうちに居>>続きを読む