MARUKOさんの映画レビュー・感想・評価 - 10ページ目

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ONE PIECE ワンピース 呪われた聖剣(2004年製作の映画)

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自分が思うこの物語の一番の汚点、
映画のためにゾロの過去の人物を作ってしまったこと。

刀がテーマだったからゾロを巻き込んだのかもしれない。しかしクルーのバックストーリーを丁寧に描き大切にしているワン
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ONE PIECE ワンピース THE MOVIE デッドエンドの冒険(2003年製作の映画)

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前作から続けて見たからとんでもない作画急成長。シンプルにすごいワクワクした!海賊がレース。してたわけないけど海賊時代の裏カジノみたいな、うまく繋げたなと思う。派手さもバトルも充分で、今までの悪を倒すぞ>>続きを読む

ONE PIECE ワンピース 珍獣島のチョッパー王国(2002年製作の映画)

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前回作のストーリーがよかっただけに、今回のは60分用シナリオという感じがした。無理矢理動物ベースにした辺りは、チョッパー入団記念作といったところか。(ベタな展開だけど感動するのは不思議なもんですなw)>>続きを読む

20センチュリー・ウーマン(2016年製作の映画)

4.1

自分がこの映画に邦題をつけるなら「いつの時代も」
おそらく見る人の年齢、男女によって全く感じかた、見方が違う映画であると思う。
自分はこの時代をよく知らない世代。そうだからかは分からないけど、ストーリ
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パトリオット・デイ(2016年製作の映画)

4.3

まずこれから見る人へ、心して見た方がいい。
凄まじい映画だった。
同時にテロに対する深い憤り、無差別な攻撃の残酷さ、人々の強さ、映画の域を越えるようなリアルさでひどく感情的になった。
最近もマンチェス
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ONE PIECE ワンピース ねじまき島の冒険(2001年製作の映画)

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おそらく制作費の問題でまだ60分なのだろう。二時間でつくったらきっと面白いなと思わせる島のデザインや情景、キャラクターデザインや設定。島の仕組みとか歴史とか島の人々の背景とかもっと知りたくなる。ねじま>>続きを読む

ONE PIECE ワンピース(2000年製作の映画)

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ストーリーも構成も作画もはっきり言って全部しょぼい。
でも大好きなワンピースの原点を感じる。(WOWOW)

美しい星(2017年製作の映画)

3.3

面白すぎて、分からなすぎて、興味深過ぎる。
またいつか観るかも……

















(映画だけ観て今のところ、壊れた家族が父の病をきっかけに再生する、死に際の父の物語。そんな風に感じ
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メッセージ(2016年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

いろいろ調べてから2回目を観て、さらになるほど(スコアも4.2から変更)。
ほんとに良くできている。
こんなに論理的なのに何一つ説明臭くない完成度。
あえて全てを語らない、考えさせられる。人間に与えら
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.3

このレビューはネタバレを含みます

ピクサー作品の中で脚本が特に好き。
本来食べ物を盗み出す害獣であるネズミ。その料理とは一番無縁である存在が料理をする意外性。
人間とネズミとの忌み嫌い合う関係を保ちつつ描くことで、二人だけの関係の特別
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彼らが本気で編むときは、(2017年製作の映画)

3.5

彼らの世界ではほほえましい時間が続く。そのために時々突きつけられる現実が余計に厳しいものに感じられる。普段生活していては感じられないような苦労、特別な視線が、この作品でより浮き彫りになった。
思わずニ
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ウォーリー(2008年製作の映画)

4.2

このレビューはネタバレを含みます

言葉がないのにここまで感情を引き出せるものなのか。どうやっているのか不思議になるくらい伝わってくる。

発想力、想像力が素晴らしい。
冒頭でそれが伝わったのが、地球が朽ち果てるという未来の想像はもとよ
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カールじいさんの空飛ぶ家(2009年製作の映画)

4.1

ピクサーの台詞のない短編アニメーションの技が光る冒頭の回想シーンは圧巻。表情だけで感情が伝わる。
貯金するけど“ま、しょうがないか”と何回も割る夫婦の明るさが伝わる。ネクタイを締めた数だけ年を重ねてい
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英国王のスピーチ(2010年製作の映画)

3.8

ただのスピーチの練習でここまでになるとは。

全体的にとても美しい作品。
国民に国王の威厳を示す当時としては唯一と言っていいだろう“声”。
うまくしゃべれないとなってはかなり深刻な問題であっただろう。
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スウィート17モンスター(2016年製作の映画)

4.3

すごくリアルで繊細な作品だった。思春期は万国共通なんだなと改めて思う。友達に悩み、家族に悩み、恋に悩む。まだそこまで遠くない過去を思い起こして照らし合わせた。

完全にネイディーンにフォーカスした作品
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美女と野獣(2017年製作の映画)

5.0

自分にとって余韻の残る映画に共通する点は音楽。(LA LA LANDもまたしかり。)ほんとに素晴らしい音楽で、終始鳥肌が立った。アランメンケン恐るべし。原作の音楽がベースになってはいるがアレンジがとて>>続きを読む

はじまりへの旅(2016年製作の映画)

4.7

どちらがより人間らしいか、みたいなことが問われる作品かと思ってたらそうではなかった。

その生き方は純粋さゆえの選択肢の1つだった。その弊害には彼らの遮断された思想の中にいては気づかない。

世間との
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LION ライオン 25年目のただいま(2015年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

彼目線の彼の人生。彼にとって“サルー”であり、“ガネストレイ”であり、愛する兄であった。

貧困問題が浮き彫りになる。すごくリアルで生々しかった。
でも彼目線は保ったままで本質まで分からない描き方好き
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マンチェスター・バイ・ザ・シー(2016年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

自分史上最高の一作。
心苦しく揺さぶられた。リアルな会話の間が印象的。

リーの性格が故の苦しさ。
兄が死んでもそこまで悲しむ様子は見せずに、淡々と葬儀や後見について話を進める。
ポーカーフェイスだが
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