シズル感炸裂だった2018年の傑作短編「バオ」を監督したドミー・シーが満を持してディズニー長編デビュー。
本作も料理シーンは本物より更に本物らしく、観ているだけでお腹が空くとんでもクオリティは健在。>>続きを読む
血液の難病を抱えた医師モービウスが治療のため自らにコウモリの血清を投与したら、あらまぁ凶暴なヴァンパイアに…という『ザ・フライ』などで既視感バリバリ&古典的なストーリー。
マーベル作品だがMCUとは切>>続きを読む
堀貴秀監督がほぼ1人で(中盤以降はわずかだが複数人体制)7年間をかけ製作した、まさに驚異のストップモーションアニメ。
冒頭から妙にリアルでグロくてエグく、だがどこか愛おしい唯一無二の世界に一瞬で虜に。>>続きを読む
イルミネーション制作による2016年の「SING/シング」に引き続き、ガース・ジェニングスが監督を務めたミュージカルアニメの続編。
今回はB'zの稲葉さん目当てで吹替版にて鑑賞。
ちなみにオリジナル版>>続きを読む
前作「オリエント急行殺人事件」に引き続き、ケネス・ブラナーが主演・監督を兼ねた名探偵ポワロシリーズのリメイク版続編。
前作に及ばずともガル・ガドットを筆頭に豪華キャスト競演。
原作同様オリエント~ほ>>続きを読む
猿の惑星リブートシリーズを大成功へと導いたマット・リーヴス監督による新生バットマン。
この超人気キャラクターをこれまでとは別路線、且つ新機軸で如何に巧く魅せられるかが腕の見せ所であり呪縛。
シリーズ>>続きを読む
幼少期からオリジナルの大ファンでもある巨匠スピルバーグが監督×撮影は天才ヤヌス・カミンスキーのゴールデンコンビによる『ウエストサイド物語』60年ぶり二度目の映画化。
あの名作をこの現代に敢えて甦らせた>>続きを読む
最先端ガジェットを用いてポップに寄せた現代版007『キングスマン』のオリジンを描く本作。
人気シリーズのオリジンと言えば「X-MEN:ファースト・ジェネレーション」を大成功に導いたマシュー・ヴォーン監>>続きを読む
飛ぶ鳥を落とすジェイソン・ブラム率いるブラムハウス製作 ×「ハッピー・デス・デイ」のクリストファー・ランドン監督というホラーファンには堪らない組み合わせ。
原題はシンプルに「FREAKY」。
強めの>>続きを読む
去年の『くれなずめ』に続き、ゴジゲン松居大悟監督によるキラキラ青春×恋愛ストーリー…ではなく、流行りの日常系恋愛を淡々とフラットに綴る本作。
邦画界に於いてそんな食傷気味の恋愛零れ話をどう描くのか。>>続きを読む
続編はまずファンの為にあるべき…と言うように、これぞファン待望の約32年ぶりとなる「ゴーストバスターズ」の正統なる続編。
結果としてストレンジャーシングスの逆輸入版となってしまった感は拭えないが、ジュ>>続きを読む
本国ではApple TV+による配信のみだったが、日本ではタイミング的に奇しくも劇場公開。
2014年のフランス映画『エール!』の英語リメイク版となりオリジナルは比較的緩やかで牧歌的だったのに対し、締>>続きを読む
日本人で唯一ポン・ジュノ監督に従事し「岬の兄妹」で生々しい程の生と性を徹底して描き、鮮烈な映画監督デビューを飾った片山慎三監督最新作。
予備知識0で観るべき作品なのは勿論、ある意味最高(?)の予告編詐>>続きを読む
実在した米国人の戦場ジャーナリストのメリー・コルビンを、ロザムンド・パイクが全身全霊で演じた本作。
戦場で片眼を失いPTSDに悩まされながらも、報道がもたらす可能性に命を掛けたその熾烈な生き様を描く。>>続きを読む
元はイラスト投稿サイト「pixiv」に投稿され、そこから書籍化を経てここに来てまさかの映画化。
個人的にも愛読していたが、作中扱うテーマが【映画マニアによる映画制作】なだけにその高過ぎるハードルを越え>>続きを読む
新作ディズニーの舞台は『リメンバー・ミー』のメキシコより更に南下したコロンビア。
初のメガネっ子ヒロインもキュートかつ新鮮で(それもようやくといった辺りだが)どこか漫画的で親近感は大。
花弁一枚一枚>>続きを読む
元は『サタデー・ナイト・ライブ』のライターとして活躍、近年では切れ味鋭い社会派ブラックコメディを得意とするアダム・マッケイの最新作。
Netflix配給らしい(制作は別だが)潤沢な予算による超豪華キャ>>続きを読む
待ってました我らがオタク監督、エドガー・ライトの最新作。
飛ぶ鳥を落とす勢いの若手女優二人を主演に迎え、これまでとは趣の違うどシリアスなサイコロジカルホラー。
前作「ベイビー・ドライバー」(何と5年>>続きを読む
そのタイトルから格差社会をウィットに斜めから斬り込んだ作品…かと思えば、むしろ適度に優しく暖かく程よい距離感でそこへと寄り添った本作。
主演二人のこれまでのイメージを逆手に取った配役も面白い。
これ>>続きを読む
みんな大好き、親愛なる隣人スパイダーマンの総決算編。
…と言うことすら最早ネタバレになるので(と言うのもネタバレになる、まさに無限地獄)未見の方は一刻も早く劇場へ。
これまで超ドメジャー&人気キャラ>>続きを読む
「レント」の作曲家であり脚本家のジョナサン・ラーソンが全力で駆け抜けた半生を「ハミルトン」のリン=マニュエル・ミランダが監督する、というミュージカルファンには胸熱過ぎる一本。
冒頭から置いていかれそ>>続きを読む
説明不要の超革新的SFアクション映画「マトリックス」シリーズの正統なる続編にしてパラレル的外伝。
…と言うのもマトリックスならではの多層的世界を生かした【その後】なだけにこれがまた一筋縄ではいかず、久>>続きを読む
この邦題とラッセル・クロウが主演というだけで、どう転んでも面白いだろ?と煽られてる本作。
予想通りのB級感炸裂だが、その二本柱のみでラストまで一気に突き抜けてくれる圧倒的パワフルムービー。
想起され>>続きを読む
全編パソコン画面のみで進行していく斬新なアイディアで製作された「search/サーチ」で大成功を収めた、アニーシュ・チャガンティ監督の最新作。
敢えて前作とは真逆にインターネットを一切断ち切り、アナロ>>続きを読む
誰がどう見ても散々こすられまくった設定だが、オープニングのスタイリッシュなモンタージュから観客をグッと引き込む事に成功。
プロデュースは「ジョン・ウィック」シリーズ等でスタントもこなすデヴィッド・リー>>続きを読む
2015年に初演の同名人気ミュージカルの映画化。
主役のエヴァン役を務めるのはミュージカル版と同じくベン・プラット。
ちなみに父親は「プリティ・ウーマン」等を手掛けた超敏腕プロデューサーのマーク・プラ>>続きを読む
1386年に実際に起きたフランス・パリでの決闘裁判を、多角的な目線からアイロニーたっぷりに描く本作。
御年84歳のリドリー・スコット監督が、その確かなセンスとまだまだ錆びない豪腕っぷりで鋭く斬りつける>>続きを読む
世界的にも前作が大ヒット、みんな大好きヴェノムちゃん待望の続編。
原作でも人気&最凶のカーネイジを軸に、マルチなアンディ・サーキスが監督。(カーネイジのモーションキャプチャー担当かと思った)
最近の>>続きを読む
ご存知「ホーム・アローン」の6作目にして最新作。
本作からディズニー制作となり、主役に「ジョジョ・ラビット」のアーチー・イェーツ君を迎え、斜陽シリーズの起死回生となるか。
その気合いの現れか、これま>>続きを読む
去年公開時からジリジリと一部で話題になってはいたが、ずっと見逃していたコチラ。
メル・ギブソンとヴィンス・ヴォーンが燻銀バディの刑事モノ、というそれだけで激シブなクライムスリラー。
メルギブのバディ>>続きを読む
ジェームズ・ワン監督がこれまでの実績の貯金で好き放題やらせてもらっちゃいました、としか思えないまさに暴れ狂った悪夢。
映画ファンからは(と言うか映画ファンのみ?)かなりの好評だが、個人的には何とも採点>>続きを読む
2018年にデンマークで公開され日本でも単館ながら大ヒットした作品を、流石のスピード感でハリウッドリメイク。
贅沢にジェイク・ギレンホールが製作も兼ねて主演。
ストーリーは勿論、細かなセリフまでオリ>>続きを読む
オバマ大統領がベストムービーの一つとして挙げた…と言うことで観賞してみれば、これは中々どうしてかなりの怪作。
ブラジルにある架空の村を舞台にした辺境ホラー&スリラーだが、様々なジャンル映画の要素をミッ>>続きを読む
アンテベラムとはラテン語で「戦前」を、そしてアメリカでは「南北戦争以前」を指すように主な舞台は当時の奴隷制度下にある南部のプランテーション。
その痛ましい過去と平穏な現在を往き来して物語は綴られるが…>>続きを読む
コロナ禍の影響でシャンチーと順番が入れ替わりバタつきながらも、MCUも本格的にフェーズ4へ。
一見するとヒーロー映画とは真逆の作家性を持つクロエ・ジャオ監督を迎えてのマーベル最新作。
海外ではかなり>>続きを読む
カナダの伝説的カルト作が20年以上ぶりに満を持して?日本で製作。
オリジナル版のヴィンチェンゾ・ナタリ監督も完全協力した世界初の公認リメイク。
そもそもオリジナルの完成度が高ければ高い程、下手に余計>>続きを読む