すぽんてぃにあすさんの映画レビュー・感想・評価 - 7ページ目

すぽんてぃにあす

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無垢なる証人(2019年製作の映画)

4.5

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自閉症というテーマを法廷ドラマを掛け合わせた作品。

法廷ものの良さを抜群に引き上げ、尚且つ美しく澄み渡る出来映えの完成度に思えた。
登場人物も溶け込みやすく、分かりやすいシナリオでメッセージ性も受け
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トンネル 闇に鎖(とざ)された男(2016年製作の映画)

3.8

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ハ・ジョンウ主演、トンネルの崩落事故を題材とした韓国映画。

2時間越えにも関わらず、導入からいきなり物語を動かす脚本には驚き。
先走りすぎなんじゃないのと不安にもなったが、そんなの余計なお世話と言わ
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プリズン・エスケープ 脱出への10の鍵(2020年製作の映画)

3.7

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ダニエル・ラドクリフ主演、南アフリカを舞台に実際に起きた脱獄系映画。

邦題の安っぽさに比べてそこそこ楽しめた内容。
実話ベースなんで盛り込み具合にケチは付けられないが、時代とか反アパルトヘイトとかの
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バジュランギおじさんと、小さな迷子(2015年製作の映画)

4.8

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主演サルマーン・カーンで贈る、インドとパキスタンの国境を越えた感動の物語。

とにかく泣きすぎて鼻かみすぎて鼻真っ赤。
ストレスが綺麗スッキリ吹っ飛ぶくらいに号泣できた、またしてもボリウッドに感服。
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野球少女(2019年製作の映画)

3.7

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単純明快な邦題だが。

思いの外、野球という概念に固執しすぎていない塩梅が良かった。
逆に野球じゃなくてもいいんじゃない?っていう見方もできなくもないが、実際にモデルの選手がいると聞いて安堵した。
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スイス・アーミー・マン(2016年製作の映画)

-

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世の中には、いろんな映画があるんだなぁと思い知らせる。
そして、スイスアーミーナイフという物の存在も知れた。賢くなった。

真面目に観てられん思考ロックが働いたが、少しずつ緩めてしまう説明し難い内容。
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アナと世界の終わり(2017年製作の映画)

3.1

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元は短編映画、それを長編映画化した作品。

ゾンビとミュージカルの掛け合わせ、新しいことはしていると思える。
音楽だけなら悪くない曲もあったのだけど。

ゾンビものと音楽の融合を成功させた作品はいくつ
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KCIA 南山の部長たち(2018年製作の映画)

3.4

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1979年の朴正煕暗殺事件を基にした作品。

イ・ビョンホン主演、役作りに徹底した彼の好演は必見。
この事件が起こるまでの流れ、この事件の張本人とされるキム部長の心情描写が細かく描かれている。

実話
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スキャンダル(2019年製作の映画)

3.6

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アメリカのニュース専門放送局「FOXニュース」の創設者がセクハラで告発された実話を題材とした作品。

義母が興味持ってくれたのでレンタル。
数年前の出来事、トランプ前大統領と同じくらいの時代にアメリカ
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スペシャルアクターズ(2019年製作の映画)

3.6

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「カメラを止めるな!」ブームを巻き起こした上田慎一郎監督による劇場長編2作目となる作品。

前作が話題性を集めただけに、期待されて仕方ない本作となりましたが。
今回もまた上田監督らしい工夫が感じられる
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テロ、ライブ(2013年製作の映画)

3.5

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元国民的アナウンサーの元に届いた脅迫電話。
政治的な駆け引きにまで発展するサスペンス作品。

今回もまた感情移入のできない主人公視点で描かれる内容なので気持ちが乗らない。
でもストーリーはとりあえずよ
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華麗なるリベンジ(2015年製作の映画)

4.0

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ファン・ジョンミンとカン・ドンウォンのタッグで描かれるサスペンス映画。

クライム要素もコメディ要素も程よく堪能。
胸糞展開は点々とあるが、それを遥かに上回る爽快感が魔法のような相乗効果を演出してくれ
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ザ・ピーナッツバター・ファルコン(2019年製作の映画)

3.7

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問題行動の多いシャイア・ラブーフと、実際にダウン症の俳優ザック・ゴッツァーゲンがタッグを組んだ友情系ロードムービー。

ダウン症の俳優が主演という前置きから楽しみではあった作品。
物語の構成と、役者で
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架空OL日記(2020年製作の映画)

4.4

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バカリズムってやっぱりすげえってなった。

バカリズム本人がOLの目線で日常のあるあるを彼らしい着眼点で捻り出してきた、近年では珍しい芸人主演映画の大当たり作品。
笑いのネタも勿論好きだが、脚本も役者
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ドクター・ドリトル(2020年製作の映画)

3.5

ロバート・ダウニー・Jr主演のドクター・ドリトル。

エディ・マーフィ版ドクター・ドリトルを鑑賞は多分しているけど内容は覚えていない。
けど本来の原作はイギリス出身の作家ということがしっかり納得できる
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楽園(2019年製作の映画)

-

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田舎で起きた事件を起源とした人間ドラマ。

実際に起こった事件、この手の事件はいくらでもありそうだけど、そこならヒントを得て作り出されたこの作品にどんなメッセージ性があったのか。

大衆が求める目線で
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劇場版 SHIROBAKO(2020年製作の映画)

3.8

SHIROBAKOシリーズの劇場版。

アニメという媒体が出来上がり放送されるまでを事細かに描いた、アニメ業界群像劇「SHIROBAKO」のその後の物語。
本作で取り上げるのは劇場用アニメーション、泣
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HELLO WORLD(2019年製作の映画)

3.2

このレビューはネタバレを含みます

新感覚のSF青春ラブストーリー。

というテーマを押し出していたのなら、多分観なかったと思う。
友人から勧められたから鑑賞してはみたが、脳内の数ある長編アニメーションの仲間入りは難しいだろうな。

C
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思い、思われ、ふり、ふられ(2020年製作の映画)

3.3

咲坂伊緒による同名原作コミックを映画化した作品。

原作コミックを過去に一気読み済み。
少女漫画を網羅していないので、この手の多少複雑な恋愛模様を描いた構図は当時斬新に感じた。
アニメ化は期待していた
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セントラルパーク殺人事件(2017年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

観て後悔したやつ。

鑑賞時、Filmarksで検索しても当時はまだ無かったから放置してた。
何となく検索したら出てきた、どんな糞映画でもリストアップしてくれるのがこのアプリの素晴らしいところだと心底
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パピチャ 未来へのランウェイ(2019年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

90年台のアルジェリアを舞台に、ファッションデザイナーを夢見る女子学生の奮闘を描いた作品。

実体験を基に、多分盛った演出もあるでしょうが明確な記録は完全に把握出来ず。
ただクライマックスがリアルだと
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チェイサー(2008年製作の映画)

3.3

このレビューはネタバレを含みます

韓国のソウルを舞台にした、連続猟奇殺人事件を取り扱った作品。

韓国映画にも慣れてきて、キャストも見知った顔触れで繰り広げるシリアルキラーもの。
スコアだけで借りてみたが、なんとも怒りの矛先に戸惑う内
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スペシャルズ! 政府が潰そうとした自閉症ケア施設を守った男たちの実話(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

実話を基に描かれる、自閉症の子供達のために尽力を尽くす人達にスポットを当てた人間ドラマ。
原題は「規格外」。

人間ドラマとはいったが、内容は面白味よりリアリティを追求したドキュメンタリーに思えなくも
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パブリック 図書館の奇跡(2018年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

アメリカのユタ州ソルトレイクシティの公共図書館がホームレスの避難時になっている、というエッセイからヒントを得て製作された社会派サスペンスドラマ。

つまりは実話ではないフィクション。
その事実を観終わ
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CUBE ZERO(2004年製作の映画)

3.0

このレビューはネタバレを含みます

一応本物の「キューブ」のストーリーに合わせて作られた感はある前日譚作品。
キューブシリーズの三作目らしい。

鑑賞の経緯は邦画でキューブのリメイクやるって聞いた義理の母が興味持って借りてみたら、間違え
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ウェルカム・ドールハウス(1995年製作の映画)

3.7

このレビューはネタバレを含みます

学校にも家にも居場所のない、ブスというだけで辛い生活を余儀無くされているにも関わらず、強く逞しく生きる女の子の物語。

胸糞要素が多いのは間違いないんだけど、一番の当事者がメンタル強すぎるもんだから何
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この世界の(さらにいくつもの)片隅に(2019年製作の映画)

-

このレビューはネタバレを含みます

通常版にエピソードを追加した長尺版。

相変わらず良い、名作に変わりはない。
が…こういう後足しみたいな手法が好きでは無い。
通常版を観ていない人にはとりあえず本作をオススメしたいが…。

一度この素
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暗くなるまで待って(1967年製作の映画)

3.9

このレビューはネタバレを含みます

盲目の女性が事件に巻き込まれていく、オードリー・ヘプバーン主演のサスペンス映画。

盲目という素材があるだけで、サスペンス作品が一際輝く印象があります。
勿論脚本が上手くなければいけないのが大前提です
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ネクスト・ドリーム/ふたりで叶える夢(2020年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

大物女性アーティストのアシスタントだが、プロデューサーになりたい夢を抱く女性にスポットを当てた人間ドラマ。

比較的観やすい内容でありながら、着眼点も少し独特で陳腐さを感じさせない。
女性のキャリアに
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きっと、またあえる(2019年製作の映画)

3.2

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「きっと、うまくいく」みたいなテイストを匂わせてくるけど、果たして内容は?

似ている要素は確かに多い。
舞台や時系列を遡る手法、インド映画はこのパターンがそもそも多いのだけど。
だからこそ比較してし
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エンゼル・ハート(1987年製作の映画)

3.4

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人間には、知ってはならないことがある。

興味を惹かれるキャッチコピーと相俟って、導入から長らくのミステリーを堪能できる一作。
クライマックスが売りといったところか、確かに珍しくもない締め方に違いはな
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ポリスアカデミー(1984年製作の映画)

3.6

このレビューはネタバレを含みます

警察学校を舞台とするコメディ映画シリーズ。
1984年に第1作目を公開し、10年かけて7作品を世に生み出している。

分かりやすく馬鹿馬鹿しい笑いがとにかく多く、気軽に観ていられるのは長所か。
ただ大
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操作された都市(2017年製作の映画)

3.8

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韓国発、サスペンスアクション。

大きな組織的な力で罪をなすり付けられ、無実を晴らすために奮闘する系。
大まかにまとめると「プリズン・ブレイク」みたいな内容に感じた。

かと言って陳腐さもなく、惜しみ
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ミステリー・トレイン(1989年製作の映画)

-

ジム・ジャームッシュ監督によるオムニバス作品。
アメリカのテネシー州メンフィスを舞台としている。

同監督による「ナイト・オン・ザ・プラネット」は非常に楽しめたが、今回はハマらず。
日本人が監督の世界
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コンジアム(2018年製作の映画)

3.4

韓国に実在する心霊スポット「コンジアム精神病院跡」を舞台としたホラー映画。

POVホラー。
という素材からハードル低く見積もって挑んでみた結果、そんなに悪くはなかったのかな。
この手の何か起こるまで
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シャイニング(1980年製作の映画)

3.8

このレビューはネタバレを含みます

スタンリー・キューブリック監督による名作。
最近続編が出たので久しぶりに鑑賞して予習してみた。

まず本作を初めて観たのは学生時代、授業中に教師の粋な計らい?で観せられた。
当時は全く興味もなく、教師
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