むらむらさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

むらむら

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ガンパウダー・ミルクシェイク(2021年製作の映画)

5.0

「見ろ! 男が虫ケラのようだ!」

全編に渡ってこんな感想しか出てこない、女殺し屋大活躍映画。

出てくる連中、全員悪人。おそらくロケ地はゴッサムシティ。

過去の映画で例えるなら

「キル・ビル」+
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THE BATMAN-ザ・バットマンー(2022年製作の映画)

5.0

【悩み】変態ストーカーに付きまとわれて困っています【相談】

こんにちは。昼間は親の遺産で生活してますが、夜は街のみんなのために、正義の味方をやってる無職です。

趣味は暴力と盗撮。今回は相談ごとがあ
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ザ・ビートルズ Get Back:ルーフトップ・コンサート(2022年製作の映画)

5.0

ビートルズ最後のライブとなった、ルーフトップコンサートを追ったドキュメンタリー。

ビートルズの曲名にもある「ドライブ・マイ・カー」を観たあとだから、と引っ掛けたわけではないが、IMAX限定で劇場公開
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

5.0

「コーダ あいのうた」に続けて鑑賞。

「手話でてくる!」
「しかも似たような演出ある!」

テーマとか全然違うと思うんだけど、一部シーンがシンクロしててビックリした。

ってか、ジャケットも似てない
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コーダ あいのうた(2021年製作の映画)

5.0

※アカデミー賞獲得おめでとうございます! 納得の作品です。(2022/3/28追記)

「泣ける」って散々言われてたのに、あえなく撃沈。映画館で大号泣してしまった。

というか散々「泣ける!」って刷り
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アンチャーテッド(2022年製作の映画)

5.0

ホランド「先輩、いかがでしたか?」
クルーズ「……」
ホランド「感想、どうですか?」
クルーズ「ま、内容的には悪くないけどさ。やっぱ色々気になるわけよ」
ホランド「えっ?」
クルーズ「もしかして二作続
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

5.0

最初に質問:作品名を答えてください(10点)。

・伊藤沙莉がヒロイン
・夢を諦められない男が主役
・伊藤沙莉とドライブできる
・ラブホに伊藤沙莉と行くシーンがある
・伊藤沙莉以外にも主役モテモテ
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タイムリミット 見知らぬ影(2018年製作の映画)

5.0

「車に爆弾が仕掛けられて降りられない」

という「スピード」設定でベルリンをウロウロするドイツ発スリラー。

痔持ちには痔獄のように共感できるシチュエーションなので、痔持ちの方には※5。

「イヤホン
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フレンチ・ディスパッチ ザ・リバティ、カンザス・イヴニング・サン別冊(2021年製作の映画)

5.0

こんにちは。毎号楽しく拝見しています。

今月号で廃刊ということで驚いて、思い切って感想を送らせて頂きました。

まず、表紙裏に載っていた、編集部のある建物の写真。驚きました。編集部、エレベーターの無
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シルクロード.com ―史上最大の闇サイト―(2021年製作の映画)

5.0

ドラッグを売買する闇サイト「シルク・ロード」の創設者と、それを追うアメリカ麻薬取締局(DEA)捜査官の話。

俺、この作品の内容を

「史上最大のエロサイト」

と勘違いして劇場に駆け込んだことは内緒
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ゾンビプーラ(2018年製作の映画)

5.0

シンガポールの飯テロ映画「ワンタンミー」に続き、もう1作、シンガポール初のゾンビ映画をアマプラ鑑賞。

シンガポールはマレー語で「シンガプーラ」と呼ばれている。

Singa = ライオン pura
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ワンタンミー(2015年製作の映画)

5.0

今日2月1日はチャイニーズ・ニュー・イヤー。日本では「旧正月」。

中華圏ではこの旧正月で新年を祝うとこが多い。

新年にふさわしい作品として、Marrikuriさんがレビューをあげてて気になったこの
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メイズ・オブ・タイム 時間渦からの脱出(2017年製作の映画)

5.0

アマゾンの沼の浅瀬で見つけた、タイムループホラー。クソコラみたいなジャケットでも分かるように、完全なるB級作品。

正直、俺みたいに「ループものが三度の飯より好き」って人以外には勧めません。

渋滞に
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ブラックボックス:音声分析捜査(2021年製作の映画)

5.0

耳だけを頼りに、航空機事故の真相へと迫っていくフランスのサスペンス。

「音だけで真実を暴け」って言ってる割に肉体派。

ワンシチュエーションで電話の音だけを頼りに拉致事件の真相に迫る「ギルティ」とか
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TUBE チューブ 死の脱出(2020年製作の映画)

5.0

謎のチューブに閉じ込められた女性が、必死で脱出するフランスのスリラー。

俺の人生で観た映画の中で、もっとも「ほふく前進」をしている時間が長かった作品。

おそらく、これほどほふく前進で勝負できるのは
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こんにちは、私のお母さん(2021年製作の映画)

5.0

中国で2021年に興行収入900億円を越えNo.1ヒットを記録した、タイムスリップ人情コメディ。「バック・トゥ・ザ・フューチャー」+「アタックNo.1」みたいな話。

※追記

2022年1月末の状況
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スパイダーマン:ノー・ウェイ・ホーム(2021年製作の映画)

5.0

ピーター・パーカーさま、この度は「ノー・ウェイ・ホーム」前に当神社のおみくじに応募いただきありがとうございます。以下が結果となりますので、ご査収ください。

ピーター・パーカー さま の

今年の運勢
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スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム(2019年製作の映画)

5.0

前作はスパイダーマンがピュッピュピュッピュと白いものを出すのを飛ばし見(意味深)して、短い感想しか書けなかったのですが、今回はちゃんと見ようとチャレンジ。

なのに、MCUつまみ食いしかしてない俺、開
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スパイダーマン:ホームカミング(2017年製作の映画)

5.0

新作に向けておさらい鑑賞。なので短めです。

【簡単なあらすじ(ちょっとネタバレ)】

身体の先っぽから白いものを勢いよくピュッピュと出す高校生が主人公

他の人にはピュッピュ出すことを知られたくな
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ただ悪より救いたまえ(2019年製作の映画)

5.0

韓国、タイ、日本を股にかけた壮大な悪人たちの追いかけっこ映画。

開始3分で、俺、行きつけのラーメン屋が出てきて笑ってしまった。

■作品の感想

主人公の殺し屋インナム(ファン・ジョンミン)は、日本
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レイジング・ファイア(2021年製作の映画)

5.0

※後半に2021年のベスト10などを書いてます※

ドニー・イェンとニコラス・ツェーで送る香港版「ヒート」。

イップ師匠(ドニー・イェン)のアップから始まる導入部から、「キター!」って気持ちに。
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キングスマン:ファースト・エージェント(2020年製作の映画)

5.0

キバヤシ「つまり、世界は『羊飼いの一味』という組織に操られていたのさ!」
Ω ΩΩ「な、なんだってーーーーっ!」

「1917」と「007」と「アンチャーテッド」を陰謀論で包んだみたいな内容の「キング
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偶然と想像(2021年製作の映画)

5.0

濱口監督の作品を観るのはこれが初めてなのだが、これ一作でも強い個性が感じられる短編集。

一見棒読みのようにも聴こえる感情を抑えた演技と、まるでその人がその場で言葉を発してるような言葉のキャッチボール
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マトリックス レザレクションズ(2021年製作の映画)

5.0

「マトリックス三部作」観てない人にとっては全く理解できない本作。まるで一見さんお断りの料亭のような作品(行ったことないけど)。

予習しないで観に行った俺、ほぼポカーン状態で、特に後半30分くらいは見
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あなたの番です 劇場版(2021年製作の映画)

5.0

「西野七瀬のシャワーシーンがあるらしい」

その言葉に釣られて観てしまった、「あな番」の映画版。

今日はクリスマス。西野七瀬のシャワーシーン。頑張っていない自分へのご褒美としては申し分ない。もちろん
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ラストナイト・イン・ソーホー(2021年製作の映画)

5.0

今年映画館で観た中で、「もう1回、劇場で観たい!」って感じた作品No.1。

俺のために作ってくれたのカナ? と勘違いしたくらいにハマってしまった。

ファッションデザイナーを目指して田舎から出てきた
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GUNDA/グンダ(2020年製作の映画)

5.0

【むらむらの最新AV批評】

今回紹介する「GUNDA」は、野外露出盗撮もの。

全編モノクロの、しろうとモデルを被写体にした、かなりマニア向けの作品と言えるだろう。

とはいえ、被写体の裸体を舐めま
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偽りの果て(2016年製作の映画)

5.0

アマプラの沼底で発見した、オランダ発サスペンス。

主人公のサラは息子と娘、旦那と共に故郷オランダへ移住した途端何者かに襲われる。どうやら、それはナチス・ドイツ占領下を生き抜いた老いたユダヤ人である父
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ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ(2021年製作の映画)

5.0

~「ヴェノム:レット・ゼア・ビー・カーネイジ」で学ぶBL用語辞典~

・BL(ビーエル)
Boys Love(ボーイズラブ)の略称。男性同士の恋愛関係を題材とした作品、ジャンルの総称をいう。
用例:「
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愛について語るときにイケダの語ること(2020年製作の映画)

5.0

四肢軟骨無形成症(いわゆる小人症)かつスキルス性胃癌で、自分の生きた証を映画にした享年42歳、イケダさんの記録。

まず魅力的なのが、身体的なハンデを補って余りある明るさと行動力を持つイケダさんのキャ
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悪なき殺人(2019年製作の映画)

5.0

基本的に前知識なしで観た方が良い作品なので、ネタバレなるべく回避して書く。

フランスの山中の寒村で雪の降りしきる中、失踪した女性の真相を探る物語。

冒頭に「ギャー!」って悲鳴があがったかと思ったら
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リスペクト(2021年製作の映画)

5.0

なべおさみ「本日のゲストは、アメリカ合衆国のデトロイトからお越しの、アレサ・フランクリンさんです!」

(アレサ・フランクリン登場。なべおさみ、体を触りながら質問)

なべ 「はるばる遠いところからい
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ザ・レッド・チャペル(2009年製作の映画)

5.0

金正日政権下の北朝鮮でコメディの上演を許可されて、北朝鮮に渡航するデンマーク人たちによるドキュメンタリー。

「笑ってはいけない北朝鮮」かと思って鑑賞したら、ぜんぜん笑えない北朝鮮の実情を垣間見ること
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ボクたちはみんな大人になれなかった(2021年製作の映画)

5.0

森山未來による「21歳のボクが、オッサンになるまで」。

1995年から2020年までが「メメント」みたいに逆の時系列で描かれてる作品なのだが、それぞれの年代がかなり忠実に描かれてて感心。

渋谷シネ
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アイス・ロード(2021年製作の映画)

5.0

常に時間に追われてるか、荷物を届けている印象のあるリーアム・ニーソン主演のカーアクション映画。

上映前に、来年1月公開のリーアム・ニーソン主演「マークスマン」のトレーラーがあって、こっちも子供を運ぶ
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モーリタニアン 黒塗りの記録(2021年製作の映画)

5.0

無実の罪で悪名高きグアンタナモ収容所に14年間拘束されていた男性スラヒと、彼を救おうとする女性弁護士の物語。

半分くらい「実録! 悲惨なグアンタナモ収容所」みたいな内容。

グアンタナモ収容所で行わ
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