ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 30ページ目

ルクス・エテルナ 永遠の光(2019年製作の映画)

3.4

のむコレ
観る前から不安を煽られる点滅警告に不安になったが全然いける。これくらいなんてことない。
とある映画、火あぶりの魔女のシーンの撮影
磔にされた3人の女と進まないスケジュール、ちゃちいセット
>>続きを読む

それから(2017年製作の映画)

3.2

夫婦の朝の風景、早くに家を出る夫
妻に浮気を疑われる出版社の社長を務める男
アルムは出勤初日に来社した社長の妻に浮気相手だと誤解され平手打ちを受け、罵られる。
妻が手にした一枚のメモには毎日彼女の事を
>>続きを読む

詩人の恋(2017年製作の映画)

3.2

ヤンイクチュンめっちゃ久しぶりに見た。

子が欲しい妻と消極的な夫
検査で夫に乏精子症が発覚し、夫婦の気持ちが反比例のようにずれていく。
前半はゆるいコメディちっくな感じ。
奥さんが強過ぎておうおう…
>>続きを読む

ロゼッタ(1999年製作の映画)

3.4

トレーラーハウスでアル中の母親と暮らすロゼッタ
酒を飲み男を連れ込む母親をどれだけ叱責しても改善せず、入院させようとすると逃げ出す始末。
工場の仮採用後にクビになり、仕事も見つからず生活も苦しい。
>>続きを読む

教授とわたし、そして映画(2010年製作の映画)

2.8

初ホンサンス
韓国のエリックロメールなんてねぇ…ちょっと大袈裟過ぎじゃ?
壮大な威風堂々、冒頭の字幕、男女の人間模様にそれっぽさを感じたものの何が面白いんや…状態
4章からなるオムニバス
過去、現在、
>>続きを読む

魔女見習いをさがして(2020年製作の映画)

3.7

私、おジャ魔女世代ど真ん中
おジャ魔女と魔女の宅急便の影響をモロに受けていたのでなんだったら12歳くらいまで本気で魔女になりたかった。サンタさんも信じてた。
アニメを見てたのがだいぶ前で記憶は朧気だっ
>>続きを読む

大和(カリフォルニア)(2016年製作の映画)

2.7

宮崎大祐監督特集
去年結局パスしたけどこれで長編はコンプだしと思って見たものの…
びっくりするくらい合わなかった…ラップが苦手だから?いやそれ以外にも色々要因はあるけども。
TOURISMがすごく良か
>>続きを読む

スクールズ・アウト(2018年製作の映画)

3.2

シッチェス映画祭2019
今更1年以上前のレビュー
焼身自殺、911のタワーから落ちる人、311の津波と全て本物の映像が使われている為、公開前から何かと話題になっていた本作
名門中学の教師が生徒の目の
>>続きを読む

(1989年製作の映画)

3.8

ペドロコスタ特集
ペドロコスタは血が分かりやすいと聞いていたけど短編で分かりやすいのレベルが分からなくなった。
が、成程納得分かりやすい。
ちゃんとストーリーが追える。脳が理解出来る。
あと画がバチバ
>>続きを読む

台北ストーリー(1985年製作の映画)

3.5

キャリアウーマンの彼女アジンと義兄を頼りアメリカで働く予定の彼氏アリョン
マンションの内覧に訪れる二人
女性は現実的に、男性はどこか所在なさげ
ここを借りてもアリョンはアメリカに行ってしまう…だが形だ
>>続きを読む

ノーザン・ソウル(2014年製作の映画)

2.4

学校にも家にも居場所が無い高校生のジョン
ユースクラブでソウルミュージックに合わせて踊る青年マットに出会い、そこからレコード、ダンスと世界が広がっていく。
あらすじだけ見ると自分も似た境遇だったから分
>>続きを読む

血観音(2017年製作の映画)

3.8

台湾巨匠傑作選2020
古物商を営む女系一族 棠(タン)一家
未亡人の女主人である母は政財界ともパイプが太く、弥陀プロジェクトという土地計画の為手を回す。
性に奔放で自由な画家の長女、母に従順な次女
>>続きを読む

(1997年製作の映画)

3.6

後ろからおじさんが頭押さえてるってどんな写真だよって思ってたけど見たら納得。
シャオカンは街で昔の女友達と再会
映画スタッフの彼女に誘われ水に浮かぶ死体役として協力することになった。
彼女と一夜を共に
>>続きを読む

愛情萬歳(1994年製作の映画)

3.8

ツァイミンリャン×リーカンションの組み合わせが堪らなく好きになってしまってだめ。。。
彼の白ブリーフすらも愛おしい。
毎回一番ヤバい奴なのになんか愛さずにはいられない…なんでかはわからん...

都会
>>続きを読む

熱帯魚(1995年製作の映画)

3.2

先にラブゴーゴー見ちゃってたから思ってた映画と全然違った
中3受験前の少年はいつもバス停で見かける女の子に恋。
卒業したら会えないと手紙をしたためるも渡せずにいる夢見る少年
ある日見かけた少年連れ去り
>>続きを読む

ウーマンウーマンウーマン(2018年製作の映画)

3.7

完全版 監督舞台挨拶回
30分ずつの2本の短編会話劇
女のはなし
アフリカ横断冒険家の30過ぎ女性はある日道端でフワフワキラキラ女子大生と知り合う。
卒論のテーマに話を聞かせて欲しいと押し切られるまま
>>続きを読む

停車(原題)(2008年製作の映画)

3.6

特集:台湾巨匠傑作選
男は妻との関係を修復すべくケーキを買って家路を急いでいたが二重駐車で車が出せなくなってしまう。
車の持ち主を訪ねるべくマンションの3階へ
ドアを開けるなり老人に息子として招き入れ
>>続きを読む

ラブゴーゴー(1997年製作の映画)

3.5

思ってた以上にポップでちょっとクセのある群像劇だった。
1.冴えないケーキ職人のアシェンが拗らせた大昔の片思い相手が店を訪れる。
歌謡祭にて彼女への想いを歌うとレッスン&ケーキで遠回しのアピール
純愛
>>続きを読む

青春神話(1992年製作の映画)

4.0

予備校生の少年と電話ボックス等から金を盗む不良少年2人
何の接点もない、普段の生活では交じり合わない3人だが不良少年が予備校生の父親のサイドミラーを破壊したことによって認知
予備校生の静かな復讐劇が始
>>続きを読む

橋のない川(1992年製作の映画)

3.6

大昔に日本の身分制度について学んだ学んだ単語が沢山出てきた。
穢多として蔑まれた時代、当然の様に起きる部落差別
奉公に出て賃金も皆と同様じゃなく裏に回って渡すってそない意地の悪い事するの…
身分制度が
>>続きを読む

VIDEOPHOBIA(2019年製作の映画)

3.7

役者の卵としてワークショップに参加し、飲んで、二次会でクラブへ
友達が吐き、フロアに残ってたら声を掛けてきた一人の男
その男に誘われるがまま部屋に行って、セックスして。
こちらを向く8㎜カメラを認識し
>>続きを読む

パリのランデブー(1994年製作の映画)

3.4

男女間の浮気、ストーカーはロメール先生お得意なので安心する(?)
たまーに女の神経逆撫でするけど今回はなんかサラっと観れちゃうオムニバス3本
1.彼氏が別の女の子と浮気しているのではというタレコミ有
>>続きを読む

レネットとミラベル/四つの冒険(1986年製作の映画)

3.8

ロメールの4話構成からなるオムニバス
田舎っ子のレネットと都会っ子のミラベル
1.ミラベルの自転車のパンク修理から知り合う二人
性格的には正反対だけど成り行きってあるから本当不思議。
距離感とかフラン
>>続きを読む

木と市長と文化会館/または七つの偶然(1992年製作の映画)

3.2

田舎の活性化を目論む市長と住民の温度差…
まぁ彼自身悪い人ではないけどこの前の地方選挙が駄目だったから次の足掛かりの為の実績作りみたいなもので
住人が必要として無いものを何かと理由をつけて助成金貰い、
>>続きを読む

義理の姉妹(2020年製作の映画)

3.7

京都ヒストリカ国際映画祭
幼い頃火事で両親を亡くしたステファは隣人の養女に。
医者の家の令嬢アデーラの義理の姉妹になるも雇い主と使用人の関係のまま共に成長する。
アデーラが彫刻家のペドロと結婚し、その
>>続きを読む

友情(1974年製作の映画)

3.0

小さな工場を経営するヴァンサン、作家のポール、医者のフランソワは昔からの友人。
家族ぐるみの付き合いで庭先でパーティーをしていたが子供達からちょっと目を離した隙に風向きが変わり納屋が火事に。
怪我人も
>>続きを読む

荒地の少女グウェン(2018年製作の映画)

3.2

京都ヒストリカ国際映画祭
荒涼とした山岳地帯で戦争に出た父を待つ母子
以前は近くにも2軒家があったものの、鉱山会社からの嫌がらせを受け今では自分の家が残るのみ。
男手がなく、貧しい暮らし、羊を殺され、
>>続きを読む

白痴(1999年製作の映画)

3.7

手塚眞監督特集
戦時下の日本、空爆で焼け野原になり爛れた死体が転がる町
昭和な空気を孕みながらも近未来な建物が混在、カラーTV、前衛的なビジュアルにわけがわからなくなってクラクラした。
映画製作を志し
>>続きを読む

炎の少女チャーリー(1984年製作の映画)

3.2

久しぶりのキング原作作品
薬物実験により超能力を持った夫婦、その二人が生まれた子チャーリー
チャーリーは感情が昂ったりすると炎が出てしまい、幼さ故に上手く制御が出来ない。
特殊能力を持った家族を研究し
>>続きを読む

モスキート(2020年製作の映画)

3.7

京都ヒストリカ国際映画祭
第一次世界大戦下、17歳のザカリヤスはアフリカ・モザンピークに出兵する。
だがマラリアに感染、隊から遅れ単身追う事に。
道中、同士であるポルトガル兵から打診もあるも祖国の為に
>>続きを読む

魂は屈しない(2019年製作の映画)

3.8

京都ヒストリカ国際映画祭
スイス人外科医であるエンリケは行方不明の息子を探す為、キューバに渡った。
医師として認められていく中で人身売買、女性差別を目の当たりにする。
男性と性別を偽っていたが魔女と呼
>>続きを読む

呪いの家(1944年製作の映画)

3.0

栗鼠を追いかけた飼い猫に誘われるように作曲家の兄と妹は断崖絶壁の上に建つ一邸宅を訪れる。
大家から一度は断れるものの借りた二人は夜明け前に聞こえる鳴き声は寒気のするアトリエ等、怪奇現象を体験しながら大
>>続きを読む

セノーテ(2019年製作の映画)

3.6

小田香監督特集、監督・整音の方の舞台挨拶回
メキシコ ユカタン半島洞窟内にある泉セノーテに関するドキュメンタリー
雨乞いの儀式為に生贄が捧げられたこの泉の近くでマヤ文明にルーツを持つ人々が今も生活して
>>続きを読む

あの優しさへ(2017年製作の映画)

3.5

小田香監督特集/監督舞台挨拶回
ノイズ~鉱までの使用されていないカットの数々
短編集、鉱を観賞後だとより深みを見る、知れるような。
才能のある方だなと思った短編、鉱→生の人間らしさを感じたノイズ→生み
>>続きを読む

ノイズが言うには(2010年製作の映画)

3.4

監督舞台挨拶回
小田香特集
私は勝手に小田監督は男性だと思い込んでいたから本作の内容にとても驚いた。
彼女が卒業制作で撮った、初めて映画、セルフドキュメンタリー
帰国し、迎えに来てもらい、友達と話、別
>>続きを読む

鉱 ARAGANE(2015年製作の映画)

3.5

小田香特集
次世代ショーケースで逃した鉱をやっと鑑賞出来た…
ボスニア・ヘルツェゴビナ 首都サラエボ近郊、100年の歴史あるブレザ炭鉱
現代の日本に炭鉱は無く縁が無い、映画や書籍でしか知り得ない世界
>>続きを読む