ヒラリーさんの映画レビュー・感想・評価 - 32ページ目

君さえいれば/金枝玉葉(1994年製作の映画)

3.5

ウィンは歌姫ローズの大ファン
彼女はローズとお近づきになる為、ローズの恋人である音楽プロデューサーのサム主催の男性歌手オーディションに男装して参加
歌もダンスも駄目な彼女だったが成り行きで選ばれてしま
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縮みゆく人間(1957年製作の映画)

3.6

最終日、25席くらいしかないのに20席程埋まってた。今までで来た中で一番の客入り。

スコットは兄から借りた船の甲板で妻とイチャイチャ
ビールを取りに行き一人残る、目の前に怪しげな霧がこちらへ向かって
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THE NET 網に囚われた男(2016年製作の映画)

3.8

キムギドク3本しか見てないけど一番好きだった…かもしれん…
北朝鮮で漁師をしながら慎ましくも幸せに暮らしていたナム・チョル
その日もボートで漁に出掛け、いつも通りの一日の筈だった。
網が絡まりエンジン
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至福のとき(2002年製作の映画)

3.3

再婚したいが金がないチャオおじさんはデートスポットと化したエリアの廃バスを清掃、休憩所にして小銭稼ぎ
再婚予定の彼女は実子が一人と前の旦那の連れ子の少女ウーインが一人
連れ子は盲目で雑用のように扱われ
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血の魔術師(1972年製作の映画)

2.0

残酷なマジックで話題になっていたマジシャンモンターグのショーに興味を持った女性テレビレポーター
彼氏と実際のショーを見て、番組出演の打診をするも彼は首を縦に振らず
モンターグは彼女をショーに誘い、毎日
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残光に祈りを(2020年製作の映画)

3.6

東京学生映画祭
花火大会当日、総理大臣の名前を名乗り花火に放射性物質を混入させた核花火を打ち上げたと1人の青年が出頭した。
取り調べでは海水を蒸発させ出来た塩に火薬を混ぜたと供述
だが何処の花火会社に
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こちら放送室よりトム少佐へ(2020年製作の映画)

3.6

東京学生映画祭
1989年 高校の放送室で一人ラジオドラマを製作する星
ある日、夜間の女子学生から声が吹き込まれていた。
そこから始まる2人のラジオドラマ
地上の星と宇宙にいるあの子
ありがち展開でも
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悪魔(1972年製作の映画)

2.9

アンジェイズラウスキー難しくてなかなか手が伸びん...見るけど…
内容としてはまだ夜の三部作のが理解出来た気がする…
陰謀を企てたとして精神病院に収容されていたヤコブは悪魔の手助けを借り脱出
故郷を目
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電送人間(1960年製作の映画)

2.9

ミステリーハウスで殺人事件、目撃者多数だが犯人は分からない
認識票を持った連続殺人が多発、犯人を割り出すもその男は既に亡くなった筈…
彼自身は元々正義感が強く真面目な人間だからこそ絶対殺すマンと化した
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ホース・マネー(2014年製作の映画)

3.6

ペドロコスタ特集
なんか冴え切ってて起きれた奇跡。これは私も成長したかもしれん。
病室内、訪問客一人一人の紹介有
言葉にするのがめちゃくちゃ難しいのに今まで見てきたペドロコスタ作品を思い返して(まぁま
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コロッサル・ユース(2006年製作の映画)

3.2

ペドロコスタ特集
寝てても意味分からんし起きてても意味分からんし…
最初は特集通うぞ!って思ってたのに短編集見てから尻込みしてその後もズルズル見てる。
昨日なんか仕事休んで行ったわい。
まぁまだ数本し
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にごりえ(1953年製作の映画)

3.7

樋口一葉の短編小説をオムニバス形式で映画化
1.十三夜
奏任官の元に嫁いだものの旦那の女遊びは激しく、辛く当たる夫に耐え切れず子を残して実家に戻ってきた娘おせき
母は快く迎え入れてくれるが父はもうしば
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フィッシャー・キング(1991年製作の映画)

3.3

テリーギリアムだけどテリーギリアムじゃないみたい。
今まで見てきたテリーギリアム作品の中でもかなりシンプルで万人受けしそうだなーって思いながら見た。
過激なトークを売りにしていたDJジャックルーカス
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蒲田前奏曲(2020年製作の映画)

3.5

女優蒲田マチ子を主軸とした4監督によるオムニバス作品
まさかの2週間で上映終了…早い…
1.蒲田哀歌
女優のマチ子宅に弟が転がり込み同居
シスコンといえどやけに距離が近いし、須藤蓮くんスーパーイケメン
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荷車の歌(1959年製作の映画)

3.7

荷車引きに茂市と結婚したセキは姑に認めて貰う為自らも荷車を引き稼ぐようになる。
姑との同居、重労働、身籠るも子は女
姑の風当たりは更に強くなり、子も見てくれず、茂市も冷たくなる。
仕事しながら子を育て
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ここに泉あり(1955年製作の映画)

3.6

この前配信された独立プロダクション作品は全部鑑賞
高崎市民に美しい音楽を、という理念から交響楽団が結成されるも後ろ盾もなく財政は厳しい。
この片田舎で自分の技術レベルと生活の維持が難しい。
極めつけは
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マノロ・ブラニク トカゲに靴を作った少年(2016年製作の映画)

3.1

久しぶりにファッションのドキュメンタリー見た。
マノロブラニクという人もブランドすらも知りませんでした。
言うて私は仕事全く関係無いしこの手のドキュメンタリーに出てる人達は雲の上の人
それでも私が一番
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ふるさと(1983年製作の映画)

4.1

加藤嘉出演作はそこそこ見てたけど主演作品は初めてだ…!!!
ダム建設の為、いずれ沈む村
圧倒的な山の緑、河の青が印象的だった。
妻を亡くし一人残った認知症の爺は息子夫婦と共に暮らす。
自分の息子の名前
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雲ながるる果てに(1953年製作の映画)

3.2

太平洋戦争末期
神風特攻隊の学徒たちは日々訓練を続け、戦地に行った友は帰ってこない。
特攻隊基地に幼子を連れた女性が夫を探しに来るも彼は既に帰らぬ人
隊員は彼の碑を片付け、彼が今も生きてる様に振る舞う
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溶岩の家(1994年製作の映画)

3.2

ペドロコスタ特集
この前から特集でちょいちょい見てるもののわっかんないな~~~~~~~~~わっはっはって感じ。
通いながら私は何を必死に見てるんだろうな?みたいな顔になってる。まだチケットとってる。
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殺しのドレス(1980年製作の映画)

3.3

夫との関係はあまり良くなく、息子は優秀だがあまり言う事聞かず。
家庭環境、自分の性欲も満たされない人妻は美術館で名も知らぬ男と追いつ追われつの追いかけっこの後に行きずりのセックス
その後男が性病持ちと
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木靴の樹(1978年製作の映画)

3.0

地主は農民達の収穫の2/3を搾取する田舎町、農民の群像劇
バティスティー家の少年は牧師から学校に通うよう告げられるも両親は家の手伝いをして欲しい気持ち。
少しでも人手は欲しいが渋々通わせるも暮らしは楽
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箱根風雲録(1952年製作の映画)

3.9

水難映画は良い作品が多いな。。
洪水で炭鉱が水没したどたんば、水難で井戸を掘り当てようとした古井戸、湖から水を引いて農民達を助けようとした箱根風雲録

江戸時代、水がなく稲作が出来ない土地で芦ノ湖から
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眠る虫(2019年製作の映画)

3.5

金子監督舞台挨拶、音楽Tokiyoさんミニライブ付き
ムラボ2018グランプリ
バンド練習の為乗ったバス
鮮やかな黄色のワンピースに目深く被った白い帽子の女性から聴こえた微かなメロディ
その女性が降り
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拝啓天皇陛下様(1963年製作の映画)

3.7

物心つかぬうちに両親と死別し天涯孤独の山田正助
そんな彼にとって3度の飯と給与を貰える軍隊は天国だった。
彼は漢字が読めないし、馬鹿にされることも多いけれどそんなことも気にならない。
肉親はいないけれ
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PERSONA3 THE MOVIE #4 Winter of Rebirth(2015年製作の映画)

3.6

ドラクエとかFFとか通らずにこういうゲームを初めてしたのがペルソナ3だったから本当に衝撃がすごくて。
もう10年くらい前になるけど未だに色んな事覚えてるし大好きな作品
キタローと共に過ごした1年も本作
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イサドラの子どもたち(2019年製作の映画)

3.3

モダンダンスの始祖と知られるイサドラ・ダンカン
幼い子供二人を事故で亡くした彼女は深い悲しみの中、ソロダンス「母」を創り上げる。
100年経った現代、彼女のダンスをを踊る女性たち
見終わり自宅に帰るイ
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THX-1138(1971年製作の映画)

3.3

ジョージルーカスデビュー作
スターウォーズは見てないし、そもそもSF苦手だから普段なら全く食指が動かないんですが満を持して。
時は25世紀
人類はコンピューターに支配されている世界
名前ではなく番号を
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11'09''01/セプテンバー11(2002年製作の映画)

3.8

アメリカ同時多発テロ事件を風化させたない為、11人の監督が11分9秒1フレームの短編を製作
再現ドラマのありきたりな家族が、恋人があの中に~って感じじゃなくて、本当に国ごとの見方があってすごく良い。
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マウス・オブ・マッドネス(1994年製作の映画)

3.8

~作家を探しただけなのに~
保険調査員のトレントは失踪した人気作家サターケインを探し、新作マウスオブマッドネスの原稿を受け取るよう出版社から依頼される。
女性編集者と共に彼がいると思われる架空の街ボブ
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狂覗(2017年製作の映画)

3.2

超擬態人間見る前に監督作を予習。
とある中学でボコボコになった男性教員
虐めが疑われるも表沙汰にも出来ず体育授業中に数名の教員が集まり、生徒に無断で持ち物検査
薬物、盗撮写真のデータが入ったカメラ、大
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PERSONA3 THE MOVIE #3 Falling Down(2015年製作の映画)

3.4


ペルソナ3って普通に楽しめるの春だけじゃない?
キタローの心の変化、失う事への恐れ
予めいるとされていたシャドウも倒し終わり、影時間も終わるかと思われた。
が、実際は影時間もタルタロスも消えない。
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The Bird and the Whale (鳥とクジラ)(2018年製作の映画)

3.5

アニメーションフェスティバル ヨーロッパ短編集
家族とはぐれたクジラと難破して生き残った鳥
事情も種族も身体の大きさも全然違う一頭と一羽
歌い、寄り添い(あれやったら鳥速攻死ぬ)、思い遣る。
ラスト良
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真空地帯(1952年製作の映画)

3.0

音声をそこそこ上げても聞き取り辛い部分が多くてうっすくしか理解出来てなかったとは思うが…(勿論字幕もない)
軍隊内部での派閥争いに巻き込まれた末、窃盗の罪を着せられ2年弱服役した木谷
出所後、服役を伏
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ベン・ハー(1907年製作の映画)

3.1

映画の樹 ヴァイオリン演奏付き
有名作品観てないマンなので言わずもがな。
本作は一番最初に映像化されたベンハー
上映前にストーリー説明+資料を頂けたおかげで割と理解出来た。
ベンハーがレンガを落とすシ
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サロメ(1923年製作の映画)

2.9

映画の樹 ヴァイオリン演奏付き
サロメは累の劇中+去年美術館でギュスターヴモロー展で見てたから事前情報有
本作も100年近く前の映画でモノクロだが美術が素晴らし過ぎる…
前にヨカナーンヨカナーンと連呼
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