ひろさんの映画レビュー・感想・評価 - 5ページ目

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神様メール(2015年製作の映画)

3.2

神様は我々の思い描いているような姿ではなく、清潔感のないただのオジサンで、意地悪な法則を生み出して人間を苦しめて喜び、家では亭主関白ぶりを発揮している。
そんな斬新かつ不遜な設定の、シニカルな、フラン
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アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン(2015年製作の映画)

3.4

シビルウォー鑑賞後に「あ、ヤバい、順番間違えた!!」と気付き、慌てて鑑賞した。
トニーが傲慢さを捨てて保守的になった理由、キャップが国や組織の犬に成り下がることをやめた理由がやっとわかった。
この結末
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マジック(1978年製作の映画)

3.7

酒場で冴えないマジックを披露していた主人公は、腹話術人形と出会ったことをきっかけに一躍売れっ子の芸人へと転身していく。
しかし次第に人形なしでは喋れなくなり、いつしか思考や言動まで乗っ取られてしまうの
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インクレディブル・ファミリー(2018年製作の映画)

3.0

大好きだった『Mr.インクレディブル』の待望の続編ということでかなり楽しみにしていただけあって、期待外れの結果にショックを隠せない。

『Mr.インクレディブル』は好きだったのに『インクレディブルファ
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アンストッパブル(2010年製作の映画)

3.8

ジュラシックパークと並ぶくらいデブがヘイトを集める作品。

物語は暴走列車を止めるために人々が力を合わせる様子と、退職間際のベテラン車掌と仕事に対して愛着も責任感もない若手車掌とが交流する様子の二つを
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エイリアン:コヴェナント(2017年製作の映画)

3.7

『プロメテウス』の後日譚にしてタイトルに"エイリアン"の名を冠する本作。
『プロメテウス』で生き残った人々やエイリアンの起源について描かれていた。

えー、正直に言います。
とても好きです(笑)
『プ
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ナショナル・シアター・ライヴ 2019 リア王(2018年製作の映画)

4.2

自分は舞台には詳しくないが、『ロード・オブ・ザ・リング』のガンダルフや『X-MEN』のマグニートーでお馴染みのイアン・マッケランが主演ということを知り、興味本位で鑑賞。
事前に解説のようなインタビュー
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ハン・ソロ/スター・ウォーズ・ストーリー(2018年製作の映画)

3.3

小汚く怪しい場末な雰囲気のアウトロー映画。
スターウォーズらしく、ハン・ソロらしい作品だったが、正直そこまで好きになれなかった。
「この作品は本当に必要なのだろうか?」という疑問が残る。

二度鑑賞し
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IT/イット(1990年製作の映画)

3.4

"ペニーワイズが○○をオススメする"シリーズでお馴染みの本作品。
「ハァイ、調子良い?」から始まり、ペニーワイズがジョージに返り討ちにされる姿を何度ニコ動で見たことか…
って全然ちゃうやんけ!
めちゃ
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ジャック(1996年製作の映画)

3.7

細胞が通常の4倍の速さで成長してしまうジャックは、社会から隔離されて育ってきた。
そんな彼が10歳にして初めて学校へ通うことになり、彼自身と周囲の人々に大きな影響を与えるのだった…

トム・ハンクスの
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ダーケスト・マインド(2018年製作の映画)

2.3

ある日突然子供たちの周りで奇怪な現象が起きるようになってしまった世界。
子供たちは皆何らかの能力に目覚めてしまったようで、それを恐れた大人により、徹底的な管理か死が与えられた。
そんな世界で生きる子供
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ナイト ミュージアム エジプト王の秘密(2014年製作の映画)

2.6

夜の博物館は我々の知らない顔を見せるが、その魔法が今消えようとしていた…

シリーズ3作目となるが、ここまで来ると正直蛇足に感じてしまう。
シリーズを通しての経緯に思いを馳せると、友情や親子の絆を描い
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グリーンブック(2018年製作の映画)

4.5

教養があり言動も身なりも洗練された品のある黒人ピアニストのドクと、パブの用心棒として働いては暴力沙汰で揉めてクビという繰り返しのイタリア系アメリカ人のトニー。
そんな対極の存在の2人が、互いの違いを受
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キャプテン・マーベル(2019年製作の映画)

3.4

"私が全部終わらせる。戦争も、ウソも、何もかも…"

最近は強い女性を描く作品が多いな〜と思う今日この頃だが、さすがに強すぎるwww
作品自体にマーベルの名を冠しているだけあって強いのかな〜とぼんやり
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アクアマン(2018年製作の映画)

3.6

海の幸満載の作品でした、ごちそうさまです!

ジャスティス・リーグの一員として、一人のヒーローとしてバックグラウンドを確かなものにする作品。
「男の子ってこういうのが好きなんでしょ?じゃあ全部くれてや
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ナイトメアー・ビフォア・クリスマス(1993年製作の映画)

2.3

雰囲気は凄く好みなのだけど、ストーリーと吹き替えが今ひとつ好きになれなかった…
特に吹き替えはなんだか間が抜けた感じがして、歌のシーンで完全に気持ちが離れてしまった。
次は字幕版で観てみたい。

小学
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アルティメット(2004年製作の映画)

3.4

「汚物は消毒だァ!ヒャッハー!」とまではいかないが、酷い街が舞台。
幼い頃ギャングに妹を奪われた男と潜入捜査官が腐った街に立ち向かう話。

W主演にする必要があったのかはイマイチわからないが、2人の繰
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シビル・ウォー/キャプテン・アメリカ(2016年製作の映画)

4.2

完全に観る順番を間違えた、、『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』を観る前にこちらを見てしまった…

知らぬ間に強力な新キャラが加わっているし、トニーは自信を失ったのか保守的になっているし、今ま
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ヘアスプレー(2007年製作の映画)

4.5

元気をくれる大好きな作品。
朝はサントラを聴いて元気をもらってから通勤してます。


この作品で初めてボルティモアという地名を耳にし、黒人差別やデモの様子を見た限り南部だと推測したのだが、違ったようだ
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キンキーブーツ(2005年製作の映画)

4.0

"僕たちが作るのは75cmの筒状のセックスだ"

靴屋を父親から受け継ぎ4代目社長となったチャーリーは恋人との結婚を控え安定した生活を送ろうとしていたが、会社の業績は安定とは程遠いものだった。
代々続
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TIME/タイム(2011年製作の映画)

3.4

身分・寿命・富、それら全て"時間"をどれだけ持っているかが決める世界。
時間を持たざるが故に愛する者を失った主人公は、世界に復讐を誓ったのだった…

途中までは面白いし設定も非常に良いのだが、最後の着
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アリー/ スター誕生(2018年製作の映画)

3.2

ブラッドリー・クーパーとレディ・ガガの圧倒的な才能と魅力が詰まった作品。
レディ・ガガの演技には特に期待せず観たのだが、ありのままの姿と振る舞いがとても魅力的で美しく、思わず見とれてしまった。

ただ
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ディープ・ブルー(1999年製作の映画)

4.3

サメの脳に人間のアルツハイマーを治す希望を見出し、実験と研究を続けていたら…
B級サメ映画では取って付けたような設定で導入して、中盤からは設定のことなど置き去りにして好き放題やるということが往々にして
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シャークネード エクストリーム・ミッション(2015年製作の映画)

2.4

さすがに飽きた(笑)
特に目新しさがなくテンポもあまり良くなく、あくまで一発屋映画だな〜という印象。

宇宙に繰り出したり赤ちゃんが誕生したりという注目すべきイベントもあったが、前作を観た時のような感
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シャークネード カテゴリー2(2014年製作の映画)

3.7

5555555 シャクネドー
な、なんだこの脳内麻薬に犯されているような不思議な感覚は、、

地元のTSUTAYAに1がなかったため2から鑑賞したが、前作のことを知っていなくて大丈夫だろうか?と最初
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ボックストロール(2014年製作の映画)

3.6

ボックストロールとボックス少年とチーズの話。

(個人的な鑑賞順だが)LAIKA作品としては3作品目。
不穏で暗めな雰囲気だったが、所々ポップで楽しい描写があり、バランスのとり方が見事だった。
ただ、
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アルカディア(2017年製作の映画)

3.0

カルト教団で育った兄弟は、教団から脱退し普通の生活を送っていた。
ある日2人のもとにビデオテープが届き、その内容を見た2人は教団の様子を確かめに戻ったが、そこには…

最終的にオカルトっぽくもっていく
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レミーのおいしいレストラン(2007年製作の映画)

4.0

邦題の"レミーのおいしいレストラン"も全然悪くないのだが、原題の"RATATOUILLE"がシンプルでオシャレすぎる!!

ネズミ目線の世界にワクワクして、笑って泣けて、童心に帰らせてくれる優しい作品
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リフテッド(2006年製作の映画)

3.8

言語の壁を超えて観客を楽しませてくれる作品。
言葉を用いず映像と音楽だけでストーリーを展開し、所々に笑いの要素を散りばめ、短い時間でうまくまとめあげていた。

ピクサーのショートフィルム集を買いたくな
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ヴェノム(2018年製作の映画)

3.6

スパイダーマン3で凶悪なイメージがついたヴェノムだったが、本作では悪いヤツではなく意外と愛らしい一面が目立った。
主人公のことを気に入ったのは同じ落ちこぼれとして通ずるものを感じたのかもしれないが、こ
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MEG ザ・モンスター(2018年製作の映画)

2.0

今までなんちゃら層の下に潜んでた古代の巨大ザメが、道が出来たからということで急に上の方に来れるようになり、水圧も違うのになぜか適応してビーチにも出現する…
まあ設定がガバガバなのは良い、だってサメ映画
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ブリグズビー・ベア(2017年製作の映画)

4.0

このレビューはネタバレを含みます

青年とファンシーなクマの物語という情報しかなく、且つあのB級感満載のジャケットを見てコメディ映画だと思い、軽い気持ちで借りてきたのだが…
だいぶ重たかった(笑)
この調子で続いたら精神的にもたない、と
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エクス・マキナ(2015年製作の映画)

3.5

このレビューはネタバレを含みます

人間とロボットの境界線はどこにあるのだろうか?
私たちに自由意志はあるのか?
私たちはなぜ自分を人間と言い切れるのだろうか?

考えれば考えるほど自分の足元が崩れていきそうな感覚に陥る。
そんな体験を
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souvenir the movie ~Mariya Takeuchi Theater Live~(2018年製作の映画)

3.9

竹内まりや
親の影響で小学生の頃から聴いていたが、本格的にハマったのは大学生以降。
道ならぬ恋を描いた曲、元気と自信をくれる曲、人生観を描いた曲と、色んな曲を作っていて魅力的な歌手。
それだけでなく容
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スパイダーマン(2002年製作の映画)

5.0

スパイダーマン -原点にして頂点-
愛すべき隣人、そして童貞界のヒーローである我らがスパイダーマン。

ベンおじさんとの死別、MJへの変わらぬ愛、ヒーローとしての目覚め、大いなる力と大いなる責任…全て
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ミザリー(1990年製作の映画)

3.8

サスペンス映画のお手本のような素晴らしい作品。
自分が知っているスティーブン・キングの作品はITとアンダーザドームだけで、中盤までは面白いけど段々失速し、SF要素のせいでオチが最悪という印象だったが、
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