ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 21ページ目

スティーブン・キング/ランゴリアーズ(1995年製作の映画)

3.5

テレビのミニシリーズとして制作されたそうで前後編3時間もある。
10人の人間を残し乗客が消えた旅客機が異世界へと迷い込む『ミスト』と並ぶキングのパニックスリラー物が原作。
お約束のクズキャラクター「ト
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ハムナプトラ3 呪われた皇帝の秘宝(2008年製作の映画)

1.0

監督が代わったり、レイチェル・ワイズがいないし何で中国?の色々残念なPart3。
まあ3作目は大抵ダメだってXメンでも言ってたし。
見るべきは兵馬俑軍団だけ。

ハムナプトラ2 黄金のピラミッド(2001年製作の映画)

4.0

1作目同様相変わらず面白い。
特に白眉はミイラ兵士と二階建てバスのチェイス。
トム・クルーズのTheマミーは何でイムホテップ出さなかった!
ラスボス・イムホテップとセト神化してデビルマンみたいになった
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ハムナプトラ 失われた砂漠の都(1999年製作の映画)

4.0

ハリウッド映画の潤沢な予算と一流のスタッフ・キャストが本気になればいにしえのホラー映画でもこんなにワクワクドキドキの超一流エンターテインメントになる。
正に超A流B級映画。
スターウォーズ・ファントム
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シュトルム・ウント・ドランクッ(2013年製作の映画)

2.5

ヒロインである謎の女・松浦エミルを演じる中村榮美子さんは名古屋を拠点とする劇作家で美術家・天野天街さん主催の「少年王者館」に所属しており一年程前に天野天街コラージュ作品を集めた展覧会があって見に行きま>>続きを読む

囚われた国家(2019年製作の映画)

4.5

ルパート・ワイアット監督インタビューによるとこれは『影の軍隊』『アルジェの戦い』のSF版。
異星人地球侵略物といっても派手派手なビームが飛び交う様な物ではなく全てが静かに淡々と進行していく。
主人公で
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続・荒野の用心棒(1966年製作の映画)

4.0

(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)(*゚ロ゚)ジャンゴォォォオオ~~♪
主題歌「さすらいのジャンゴ」はあまりにも名曲(`•∀•´)✧
残酷ウエスタンの元祖で大傑作。
棺桶を引き摺る黒尽ぐめの謎のガンマン・その名
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キャッチ22(1970年製作の映画)

4.0

『ドグラ・マグラ』の夢野久作は先の大戦中、航空技術将校として南方戦線に従軍しその時の軍隊内の非常識で不条理かつ人間を狂気に駆り立てる軍隊独自の恐るべきシステムみたいな体験は『戦場』など多くの作品で描か>>続きを読む

千年女優(2001年製作の映画)

1.0

早逝の天才・今敏監督第二長編作品。
う〰️んという感想だった。
そもそもテーマ自体に興味がなかったのかもしれない。
ある女優のインタビューから始まり過去へ、その半生を虚々実々を交えてひたすら追い続ける
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パプリカ(2006年製作の映画)

3.5

早逝の天才・今敏監督最後の作品。
原作は言わずと知れた日本を代表する前衛実験小説家・筒井康隆。
『パプリカ』はまず95年に漫画家・萩原玲二によるコミカライズが今はなき講談社ミスターマガジンに連載される
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パーフェクトブルー(1998年製作の映画)

4.0

当時は同人誌活動(と言っても写植の手伝い程度です)しててコミケにも毎回参加してた。
『パーフェクトブルー』のプロモーションで企業エリアに劇中登場するアイドル「CHUM」のコスプレイヤーさん?が来てたり
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三島由紀夫vs東大全共闘 50年目の真実(2020年製作の映画)

4.0

右翼VS左翼という単純な図式では無かった。
少なくとも本作の最大の見せ場である三島由紀夫VS芥正彦の討論だけを見れば。
しかしこの二人の討論は言葉は悪いけど初めから出来レースというかプロレスで言えば「
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PUSH 光と闇の能力者(2009年製作の映画)

1.0

「ダコタ・ファニングが可愛い」
以上。
クリス・エヴァンスとダコタ・ファニングが居てこの程度の映画しか作れんのか貴様らは…
気の抜けたX-Menというか日本でも染谷将太や松岡茉優が出てる気の抜けた超能
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ドニー・ダーコ(2001年製作の映画)

5.0

『28日後に死ぬ〇〇〇』
タイムリープにパラレルワールド、主宇宙、接宇宙、謎の教本「タイムトラベルの哲学」…
之ぞカルトの超難解映画。
注・ネタバレ含みます。
🐰⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎⤵︎
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X-MEN:フューチャー&パスト(2014年製作の映画)

3.0

マシューボーン監督・脚本による『フューチャー&パスト』はどんな作品だったのか。
見ることが叶わなかった映画に対する妄想は膨らむばかり。
人口頭脳の暴走により崩壊した未来。
ラストのセンチネル軍団との戦
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Vフォー・ヴェンデッタ(2005年製作の映画)

3.8

コロナウイルスのせいで映画館にも行けず(奥さんに「行くな(^ω^)」と言われてるので)配信映画を見るしかなく。
映画を見て今の日本の状況に酷似してるとか、そういう事は基本余り言いたくない。
エンターテ
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グッド・タイム(2017年製作の映画)

4.0

『アンカット・ダイヤモンド』からの流れで。
なんかもう才能しか感じないサフディ兄弟監督。
あの映像美はニコライ・レフン監督の様でもあり、でもレフン監督みたいな美意識ではなくもっとこう薄汚れていてそれで
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Tommy/トミー(1975年製作の映画)

3.5

ザ・フーのアルバムを元にしたロック・オペラ、ですが洋楽に関しては完全に門外漢なので。
サイケデリックな映像と全編音楽と歌による台詞。
盲聾唖者のトミーの魂の彷徨。
そして内宇宙SFでもある?
プレスリ
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愛しのアイリーン(2018年製作の映画)

3.0


河井青葉さんて不思議な存在感の女優さんだと思う。
同ジャンルの人がいないというか。
とうが立ってる(大変失礼)のに美少女感有り、清楚に見えて淫妖でもあり、身に纏う不幸オーラが何故か魅力的。
本作のパ
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ミッドサマー(2019年製作の映画)

4.5

「どうかしてるぜ!」
結論から言えば楽しかった!!
ホドロフスキー映画的、というか極彩色の画面や民族音楽のBGMは『ホーリーマウンテン』的な。
一神教のキリスト教から見たら「異教」「邪教」である多神教
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マスカレード・ホテル(2019年製作の映画)

-

コロナウイルスによってこの日本の、というか現政権の余りの馬鹿さ具合が世界にどんどん発信されている。
パンデミック発生に対して何の対処も出来ないどころか閉じ込めて感染を拡大させてどんどん死人を出してるっ
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ブラック・クランズマン(2018年製作の映画)

3.5

思ったよりコメディ寄りでなくシリアスで淡々としており、展開は鈍重と言ってもいいほど。
でも黒人白人捜査官の二人一役でKKKに潜入捜査を行う奇想天外さと、ラストの有り得ないくらいのハッピーエンドが内容の
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リリイ・シュシュのすべて(2001年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

結婚前に彼女とTSUTAYAに行き
「これ見たかったの」と彼女が借りて一緒に見た。
しかし「(何コレ超つまんない…(๑•́ω•̀))」
と思いつつも彼女が見てるし、つまんないとも言えず我慢して最後まで
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ラストレター(2020年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

基本ボンクラ映画好きの大量に人が死んだりゾンビ、能力者、異次元がどうしたとかいつも言ってる奴の戯言なので気にしないで下さい。

岩井俊二監督作品は正直そんなに見てない。
『リリイ・シュシュのすべて』『
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Darth Maul: Apprentice(原題)(2016年製作の映画)

3.5

フィルマークスで知ったファンメイドによるSTARWARS短編作品。
ファントム・メナスで唯一の成功と言えるDarth Maulの修行を描いた作品。
内容は特になくDarth Maulとジェダイの集団と
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タイムシェア(2018年製作の映画)

3.5

主人公ペドロは妻と息子と共に滞在型リゾートホテル「エバーフィールド」でのバカンスにやって来る。
しかし手違いにより別の一家と部屋を共有しなくてはならなくなった事を切っ掛けに不条理な世界に巻き込まれて行
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容疑者、ホアキン・フェニックス(2010年製作の映画)

3.5

「君は成功の頂点に居るが、ある日滑り落ちる。
君は思う。
“俺は頂点のしずくだ、こんな所に居る筈じゃない”
でも一番低い所が神に近かったと気づく。
人生は巡る旅であり終わりの次は始まりだ。
其れが必要
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CAT'S EYE キャッツ・アイ(1997年製作の映画)

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令和のキャッツ・アイ…という強烈なパワーワードを聞いて思い出した実写版・平成のキャッツ・アイ(笑)
画像検索すると目だしネコミミマスク付けた間抜けな三人組が出て来る。
フジテレビとバーニング制作の何を
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ジョジョ・ラビット(2019年製作の映画)

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このレビューはネタバレを含みます

『ジョジョ・ラビット~ユダヤとアメリカが勝利した世界はナチスに負けず劣らずクソだ!~』
『進撃の巨人』最新話に処刑されそうなオニャンコポンが「何故差別や迫害を受けて来たお前たちがこんなことをするんだ」
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映画 夜空はいつでも最高密度の青色だ(2016年製作の映画)

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東京で『ポンヌフの恋人』をやりたかったのか?
「最果タヒ」ってスーパーアイテムを使えば出来ると思ったのか?
NHK『ノーナレ・謎の詩人最果タヒ』を見た。
以前から最果タヒさんに興味あり作品を読みたいの
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アントマン&ワスプ(2018年製作の映画)

3.0

ローレンス・フィッシュバーンの無駄遣い。
MCUはローレンス・フィッシュバーンをこんな役で消費しちゃっていいのか?
前作に比べるとパワーダウンは否めないけど、大きくなったり小さくなったりしながらの格闘
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マリッジ・ストーリー(2019年製作の映画)

1.0

口汚く罵り合う両親は子供にとって害悪でしかないのでさっさと離婚すべき。
演じてるのがアダム・ドライバーとスカーレット・ヨハンソンだから何処か、と言うか映画として絵空事として見られる。
ざらついた映像と
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無能の人(1991年製作の映画)

2.0

『無能の人』『ゲンセンカン主人』もダメ男が女性の足を揉むシーンがある。
この「女性の足を揉む」はダメ男の基本なのか。
うちの奥さんは足つぼマッサージが好きで僕が家にいる時は寝る前に足つぼマッサージ必ず
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つげ義春ワールド ゲンセンカン主人(1993年製作の映画)

3.7

最近DVD 化されているのを知り
少し遠いTSUTAYAにあり借りて見た。
作者の分身を主人公に作品をオムニバス形式で虚構と現実を交えて映画にする。
クローネンバーグ監督でWSバロウズの『裸のランチ』
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アンカット・ダイヤモンド(2019年製作の映画)

5.0

A24Netflix共同作品てロゴが出ただけでもうテンションが上がります。
日本にも『横山やすし』という人生その物が芸というか博奕というか冗談みたいな人が居た。
世代的にリアムタイムで見れたのは僅かで
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十二人の死にたい子どもたち(2019年製作の映画)

1.0

何度も現れる『12人の怒れる男』のパロディ。
堤幸彦の時点で然もありなんですが。
同じ場所での基本会話劇だからセットも安く済むだろうし、若手俳優いっぱい集めてみました以外に見るべきところは何もなし。
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