ブタブタさんの映画レビュー・感想・評価 - 27ページ目

ポーラー 狙われた暗殺者(2019年製作の映画)

4.0

原作はグラフィック・ノベルなんですね。
フォントの出方とかスーサイド・スクワッドを彷彿とさせましたがこっちの方がお洒落かつ少なく要所要所の出方も効いててスタイリッシュ。
敵の殺し屋グループのキャラの立
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帝都大戦(1989年製作の映画)

3.0

原作は『帝都物語・戦争(ウォーズ)編』と『大東亜編』大東亜戦争末期、敗色濃厚な日本軍は最後の神頼み、築地本願寺の高僧・大谷光瑞ら僧達による呪術攻撃、独逸から輸入した最新の巨大電波塔でもって「呪い」を飛>>続きを読む

蜘蛛の巣を払う女(2018年製作の映画)

3.5

『ドント・ブリーズ』と『イット・フォローズ』の監督はもう一生追いかけねばと思ってるので鑑賞。
正直デヴィッド・フィンチャーもルーニー・マーラも居なくなって(ついでにダニエル・クレイグも)『ミレニアム』
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サスペリア(2018年製作の映画)

4.5

『サスペリア』新世紀開幕!!!!
アルジェント『サスペリア』がヒロインが未知なる世界に足を踏み入れ艱難辛苦を味わう悲劇とロマンティシズムに満ちた少女漫画だとしたらグァダニーノ『サスペリア』は主人公が自
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フェノミナ(1985年製作の映画)

3.0

『サスペリア』新世紀開幕関連作品祭。
ダリオ・アルジェントは国際菜食者会議に参加する為スイスのチューリッヒを訪れた際にその美しい自然に魅了されここで映画を撮ろうと思ったとか。
なので『サスペリア』『イ
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デモンズ3(1989年製作の映画)

2.5

『サスペリア』新世紀開幕関連作品祭。
ダリオ・アルジェントの愛弟子である不遇の天才ミケーレ・ソアビ。
原題は『ザ・チャーチ』
その名の通り教会が舞台。
観客も続編には飽きただろうとアルジェントによりデ
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デモンズ’95(1994年製作の映画)

5.0

『サスペリア』新世紀開幕関連作品祭。
ダリオ・アルジェントの愛弟子である不遇の天才ミケーレ・ソアビ。
『アクエリアス』そして『デモンズ'95』この2本の大傑作を作ってくれただけで感謝。

広大な敷地の
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KIDS/キッズ(1995年製作の映画)

-

何か伝説的な作品だけど実際見たらウンコだったみたいな感想。

ジョジョの奇妙な冒険 ダイヤモンドは砕けない 第一章(2017年製作の映画)

-

原作に興味無いor読んでない人ほど「悪くない」って感想みたいで。
形だけ真似てもどうにもならないし、昔正月にやってた新春かくし芸大会みたい。
テラフォーマーズと言い三池崇史監督はこれからどうするんだろ
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レディ・プレイヤー1(2018年製作の映画)

2.5

楽しかった!
けど何も残らない!
基本自分はゲームしないからかも。
『ローグワン』の提督の人、安手の中身空っぽの官僚だの社長だの、あの手の悪役やらせたらもう右に出る人は居ない。
シャイニングの完全再現
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サスペリア(1977年製作の映画)

4.5

『サスペリア』新世紀開幕前夜に。
ダリオ・アルジェント《魔女三部作“ 溜息の母”》
初めて見たのは確か月曜ロードショーだったと思う。
ゴブリンのあの音楽が流れて来たらもう世界はサスペリア。
既に生産終
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インフェルノ(1980年製作の映画)

4.0

『サスペリア』新世紀開幕前夜に。
「猫を殺す人間は肉切り包丁で処刑」
ダリオ・アルジェント《魔女三部作“ 暗黒の母”》
サスペリアの世界的成功によりアメリカに渡りハリウッド資本で作られた作品。
サスペ
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サンタ・サングレ/聖なる血(1989年製作の映画)

4.0

生まれて初めて劇場で見たホドロフスキー作品。
当時、ホドロフスキーと息子アダンも来日して11PMとか出てプロモーションしてた。
大友克洋氏と対談してその後飲みに行って『AKIRA』の結末のラストのアイ
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マイ・ライフ・ディレクテッド・バイ・ニコラス・ウィンディング・レフン(2014年製作の映画)

3.5

いきなりホドロフスキー登場。
タロット占いが始まる。
『ドライブ』の成功が齎した名声は、ニコラス・W・レフンの才能や芸術性を曇らせてしまったのか。
ホドロフスキーからの啓示はつまり「奥さんを大切にしよ
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ミスター・ガラス(2019年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

『Unbreakable』『Split』『glass』の三本で一本の長大な映画。
なので単品の作品としては全く成立してない。
完全に一見さんお断り。
上記三本で三部作なのと同時に全く関係ない映画ながら
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ジョン・ウィック:チャプター2(2016年製作の映画)

3.5

面白かったけど、やはり一作目には及ばず。
ジョンが戦う理由が無理くり過ぎる。
今回の敵役の人にボスキャラ感もカリスマ性も憎たらしさも足りない。
鏡の間も鏡の面積が少なくて『燃えよドラゴン』の緊張感や、
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GODZILLA 星を喰う者(2018年製作の映画)

-

配信で気軽に映画が見れるのはいいけど、そうなると始めから単に文句言う為に見るとかそういう事が起こってくる。
『世にも奇妙な物語』で最後、狂った集団が「うふふ...うふふ...」て笑いながら迫って来て主
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「超」怖い話A(アー) 闇の鴉(2004年製作の映画)

1.2

『超』怖い話はテレビシリーズがフェイバリット。
マメ山田氏のイマジナリーフレンド?や主題歌が良かった。
佐藤寛子のフェイバリットは『魔弾戦記リュウケンドー』のヒロイン。
大槻ケンヂ・唄の主題歌も良かっ
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喜望峰の風に乗せて(2018年製作の映画)

3.5

もし自分が邦題を付けるなら絶対『ヨットおじさん』
ドナルド・クローハーストの生涯についてはネタバレであしからずm(_ _)m
世界初の単独無寄港世界一周レース大会で起きた5000ポンドの賞金を目的に出
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WASABI(2001年製作の映画)

1.0

Netflixに来てた。早巻きで鑑賞。
2000年あたりの懐かしい秋葉原は既に存在しない近過去。
普通にフランス語が堪能な日本人がいっぱい。
ジャン・レノの日本における熱狂的人気って今思えば麻疹(はし
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柳生一族の陰謀(1978年製作の映画)

4.0

当時、既に下火になってしまった大作時代劇を久しぶりに東映が力を入れて監督には深作欣二、オールスターキャストによって制作された大型時代劇巨編。
やっぱり深作欣二監督という事で時代劇版『仁義なき戦い』をや
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ザ・プレデター(2018年製作の映画)

4.0

「木曜洋画劇場『ザ・プレデター』!」
或いは日曜の午後、家で一人やる事もなく何の気なしに東京12チャンネル(テレビ東京では無い)をつけたらたまたまやってて途中から(←ここ重要)見る。それが『ザ・プレデ
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真夜中のカーボーイ(1969年製作の映画)

5.0

このレビューはネタバレを含みます

都会的センスでカウボーイでなくカー(自動車)ボーイ(小僧)ってさすがシベリア超特急撮っただけはあるダサいセンス。
翻訳ってセンスによる所が大きいと誰かが言いましたが、ダークロードを暗黒卿と訳したりDr
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トワイライト・サーガ ブレイキング・ドーン Part 2(2012年製作の映画)

1.0

バカ殿見てたら思い出した。
回が進むごとにロバート・パティンソンさんの顔がどんどん白くなってバカ殿みたいになっていった。
『コズモポリス』の時のインタビューでトワイライト・シリーズの事を聞かれ「ごめん
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るろうに剣心 京都大火編(2014年製作の映画)

4.0

『平成ジェネレーションズForever』にまさかの電王・野上良太郎登場。
黒歴史扱い何て言ってごめんなさい(>_<;)ゴメンナサイ
冒頭の斎藤一率いる警察隊の志々雄の基地への強襲からの全滅、鳥羽・伏
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ハサミ男(2004年製作の映画)

1.0

このレビューはネタバレを含みます

夭折の天才・殊能将之による『ハサミ男』
映像化するのは早すぎた。
当時、売れてる人を適当にキャスティングしてテレビの二時間サスペンス並のスタッフや規模でチャチャっと撮った感じ。
トヨエツさんて『八つ墓
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ブラック・ミラー: バンダースナッチ(2018年製作の映画)

3.0

『アンダー・ザ・シルバーレイク』をじっくり見たくDVD化を待ってる身としては正に同テーマの本作。
劇中小説『バンダースナッチ』作者の作家ジェローム・F・デイヴィスは明らかにPKディックがモデルでいくつ
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ボヘミアン・ラプソディ(2018年製作の映画)

4.8

このレビューはネタバレを含みます

『X-Men』『スーパーマン』を撮ったブライアン・シンガー監督作品という事。
(途中降板との事でどの辺が変わったんだろう?)
ロックスターとスーパーヒーローは共に現代の「神話」を生きる存在として共通し
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火星の女 /夢野久作の少女地獄(1977年製作の映画)

1.5

夢野久作の連作『少女地獄』3篇のうち『火星の女』と『殺人リレー』が映画化されていて、あとは是非とも『なんでもない』をやって欲しいです。
『ドグラ・マグラ』が長編の代表作なら『なんでもない』は夢野久作の
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バード・ボックス(2018年製作の映画)

3.0

打ち切りに終わったドラマ『ザ・ミスト』に近い世界感と設定。
正体不明の怪物?とそれを見たら自殺する人間。
ジョン・マルコヴィッチ演じる男がこの手の作品に有りがちな身勝手なクズ野郎に見えて実は後になって
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平成仮面ライダー20作記念 仮面ライダー平成ジェネレーションズFOREVER(2018年製作の映画)

2.5

このレビューはネタバレを含みます

途中迄は100億万点だったんですけど後半はマイナス氷点下点だったので中を取って50点くらい。
もうね、老害の戯言だと思って無視してください。
所詮はチビッ子が見るものだから文句つけるのは大人気ないのか
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スパイダー/少年は蜘蛛にキスをする(2002年製作の映画)

3.5

ダメ副邦題シリーズ。いかにも広告代理店の初めて大きな仕事を任された新人社員が張り切ってつけちゃった感じの恥ずかしい副邦題。「少年は蜘蛛にキスをする」だって!どうすればこんなにダッサイ一文を考えつくのか>>続きを読む

クリスマス・クロニクル(2018年製作の映画)

3.5

今日『仮面ライダー平成ジェネレーションズforever』見に行って先日見た本作を思い出したんですが。
「仮面ライダーはいるのかいないのか?」はそれ即ち「サンタはいるのかいないのか?」にも通じるものがあ
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血を吸うカメラ(1960年製作の映画)

5.0

ヒッチコックの『サイコ』と同年公開で『サイコ』の裏面(リバース)とも言える作品だと思う。
なのに公開当時はド酷評でパウエル監督のキャリアを終わらせる位の散々な結果に終わるもカルトとして近年再評価を受
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ROMA/ローマ(2018年製作の映画)

3.5

ただひたすら映像がスゴいって事位しか分からないのが悔しいです。
基本異次元とかエイリアンとか首がスポンスポン飛んだりする映画が好きなボンクラなので。
こういった特に何も起きない淡々とその時代のそこに生
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劇場版テンペスト3D(2011年製作の映画)

-

ドラマはちょっと見てました。
ライムスター宇多丸氏のド酷評聞いて見たいなと思ったんですけど未DVD作品で。
でもドラマの単なるダイジェストみたいなので見る必要なしという事で。
GACKTの宦官があんな
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